10月22日(金)は、久しぶりに本部塩川港へ。なんと、9月25日以来、全く停止していたベルトコンベアによる土砂の積出が行われている。29日ぶりのベルトコンベア稼働だ。
ベルトコンベア設置許可は月単位で出されている。1ケ月間ほとんど使用されていないのに、港の3000平方メートルもの範囲がフェンスや大型土嚢で特定の業者に排他的に専用されているのだ。公共施設の管理上、大きな問題である。
27日(水)には、また北部土木事務所交渉が予定されている。11月分のベルトコンベア設置許可をしないよう求めるとともに、20日に火薬類を積んだ米軍車両が本部塩川港に入ってきたことに対し、北部土木事務所が「通行に関しては港湾機能に支障がない限り問題はない」(沖縄タイムス、琉球新報)とコメントしていること等について追及する。防衛局ですら、「再発しないよう注意喚起した」と言っているのに、この県のコメントは許し難い。
港は、100名を超える警備員であふれている。辺野古新基地建設事業では、1日に2600万円もの警備費が使われているのだ。事業費の約2割が警備費というような公共事業などあり得ない。
夕刻、サンゴ移植の第1人者大久保奈弥さん(東京経済大学)の講演会へ。
大久保さんには、防衛省・環境省交渉などでもお世話になったが、今日も「サンゴの生態系が移植によって回復することはない。移植を埋立て工事の環境保全措置とするべきではない」と明快に語られた。