本・森博嗣 「銀河不動産の超越」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　図書館本　

　　　　　　　　

　内容（「BOOK」データベースより）
危険を避け、できるだけ頑張らずにすむ道を吟味し、最小の力で人生を歩んできた高橋青年。彼の運命を変えたのは、入社した「銀河不動産」だった。奇妙な「館」、衝撃の連続。究極の森エンターテインメント。

　県内随一の国立大学　高橋君はその大学にいたのだけれど、就職担当の先生にそこだけはうちの大学からは行くようなところではないと言われたにも関わらず就職戦線全滅で就職した　銀河不動産！

社長とそこで働く女性の佐賀さんと高橋君のたった3人の会社。なんかつまらなそうな会社・・・が、お得意さんの資産家の奥様を案内した物件でその後の人生がやたら面白くなって行くのです。

出てくる人が高橋君を除いて、みんな　濃い　です。個性が強くよくもそういう人ばかりが集まったもんです。そして楽しい。

本を手にしてホイッ！と後ろをみると螺旋階段があります。そうそうこの螺旋階段・・・想像しただけで使いにくそうなお家なのに、ではなく、だから集まったのです。

ドールハウスのお話も面白かった。これはファンタジーですか？
文庫じゃないのに読み始めたらとまらなくて、電車に持ち込んで読んでいました。楽しかった。　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　グリムス育成のための予約投稿