



奇妙な味とユーモア、そしてやわらかな幸福感―川上マジックが冴えわたる、極上の恋愛小説全7篇。
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一実ちゃんのこと
一実ちゃんはクローンなんですって。母株はお姉さんの実加ちゃんで、妹の二実ちゃんと三実ちゃんも・・・ってらしいです。
ユモレスク
これはイイダアユムと恋愛かな・・・
金と銀
はとこのハルとのお話だけれど、鍵を預けてヨーロッパに行っちゃったらしい・・・
エイコちゃんのしっぽ
エイコちゃんには短い尻尾があります。レズのふりして派遣先の長尾さんから守ってくれました。
壁を登る
面白いお母さん。お父さんが亡くなって、綾子さんと呼んでくれる人がいなくなったから娘が綾子さんと呼ぶようになる。綾子さんはときどき妙なものを連れてくる。で始まるお話。
電車のホームから飛び込もうとしていた親子、パート先のデパートで試食品を食べたりしながら居座るおじいさん。
三番目に来た五朗は壁を登る人だけど、本当のところ・・・
夜のドライブ
このお話がとても良かった。そしてやっぱり娘は欲しかった。と言ってもしょうがないことを・・・
女の子は面倒くさいし、女の子だけのお母さんも苦手だったし、所詮私に女の子は育てられないと思って良しとしていたけれど、こういうお話を読むと、やっぱりひとりだけいても、な~んて思った。けれどほんの一瞬!言ってもしょうがないことは、言ってもしょうがない

男兄弟しかいない、夫もそう、母もそう、そして息子しかいない。いいじゃん!・・・仲の悪い四人姉妹の義母を見ていて、やっぱり面倒くさいって思っていたのよね。
でも、このお話はいいです。
天頂より少し下って
これは恋愛小説ですわ。45才で10才年下・・・








