本・森博嗣 「相田家のグッドバイ Running in the Blood」

　読書備忘録　



　内容紹介
紀彦にとって相田家はごく普通の家庭だったが、両親は変わっていた。母は整理収納に異常な情熱を傾け、孤独を愛す建築家の父はそんな母に感心していた。紀彦も結婚し子供ができる。やがて母が癌で亡くなり、看取りのあと父も自ら入った施設で亡くなる。家のあちこちに母が隠したヘソクリが出現し……。限りなく私小説の姿を纏う告白の森ミステリィ。


　　　　　　　　　　　　　　　

たんたんと・・・そして、お母さんが亡くなりお父さんが施設に入る頃からのめり込んだ。

「多くの人は、生きているということに第一の価値があると言うし、その言葉のとおりに信じているようだ。どんな状態であれ生きていさえすれば良いのか・・・・・寝たままの五年間と、自由に飛びまわれる三年間のどちらかを選べと言われたら、迷わず三年の方を採る。違うだろうか。」

お父さんの入所したホームで・・・職員が子供相手のように言葉をかける。年上の者には敬語を使い丁寧に接するのが礼儀だろう。
たしかに、ここは幼稚園か？って思いますよね。お父さんのように個室なら出てこなくてもね。

お父さんはなかなタバコをやめなかった。
家の父もタバコ吸えないなら死んだほうがましだ。と、タバコはダメですよ。と、きつく言われて退院した日にタバコを吸って入院。その入院から帰らぬ人になった。
本人が選んだから・・・って、ことで。

保険の話も、そうそう、やっぱり・・・と読んでいた。
保険の契約をしていたなら、家族に言っておかないと、入れるときは調子よくて、出すときは渋る。
この簡易保険の渉外社員にあきれたと同時に、どこもそうなのだろうと思った。

大事にしていた熊の縫いぐるみ・・・そっか・・・そういうことでね。

「人間はいつ死ぬかわからない。いつだって、結局は自分一人になる可能性がある。いや、実は、生まれたときから、母から乳離れしたときから、ずっと自分一人なのだ。」

私も最後の言葉は　ありがとう　と言いたい。
ただ、それを言う間もなく、あっ！と逝くのがお望みなのですよ。なので、やたら褒めない分、普段から惜しげもなく　ありがとう　って言うことにしている。

イギリスだったんだ・・・

いい本読んじゃった。

お花見は増上寺・・・♪

風流を求めて・・・なんてことはなく、そこに桜がさいていたから、そこには東京タワーが建っていたから・・・

今年はまだまともに桜を見ていない。って・・・どうせ暇でしょ？っていつも思っているらしく誘われたから・・・

増上寺

ぞうじょうじ・・・って言いにくいよね。
この前ね、かえるぴょこぴょこみぴょこぴょこ、あわせてぴょこぴょこむぴょこぴょこ♪ってずっと練習していた子供と同じ電車に乗っていたのね。
できないねー・・・オバちゃんだって難しいわ！って、密かにマスクの中で練習していたら、その子が、出来ましたっ！
一度出来たら子供だからもう、できちゃうのね。
私？まだ出来ないのよ。
かえるぽこぽこ・・・

なんて話をしながら桜を見ていた。風流はどこ行っちゃったんでしょ　

ル・パン・コティディアン クロワッサン と パンオショコラ

箱根駅伝の応援をこの前でしたことがあった。
とってもいいパンの香りが漂っていたから買って帰ろう　　と思ったけれ、これからまだ歩くからやめといたらっ！ってことであきらめたお店。

増上寺お隣カフェ
入ってすぐにパンも売っているからお持ち帰りした。

初めてのお店だったのと、パンをトレーにのせたのは良いけれどお会計が・・・人がいない。
オロオロしていたらこちらで・・・あーはいはい！

初めてのお店だからね。お初のお店はだいたい勝手がわからず　　そんなもん・・・。

朝食は毎日食パンでも気にしないらしいけれど、美味しいお店のパンを出すと、美味いなぁ～と朝からしみじみしている。