



自白した被疑者がなぜ無罪に!?救済されるべき被害者に法はいったい何ができるのだろうか。金融犯罪、中国系マフィア、そして快楽殺人。イリーガルに挑む刑事当番弁護士・京森英二が直面した事件は、日本の社会病理と深く係わっていた。現役弁護士ならではの精密な筆致で描く傑作リーガル・サスペンス。
不法在留 使用凶器 拳銃
措置入院 使用凶器 鉄パイプ
鑑定証拠 使用凶器 不明
民事暴力 使用凶器 ナイフ
犯罪被害 使用凶器 外科用メス






平穏に暮していれば、おそらく弁護士に相談に行くということないのではないかと思う。
が、どこでどうなってしまうかわからないのが・・・
で、主人公 京森弁護士 ができればしたくない


鑑定証拠 使用凶器 不明
法廷で科捜研の証人相手にDNA鑑定の件をやり込めるシーンはわくわくした。
犯罪被害 使用凶器 外科用メス
これは怖い!
世の中には正真正銘の異常犯罪者がいる。精神分裂といった治療の対象になる病気とはちがう。病歴はまっさらだが、文字どおり異質な連中で、矯正もできなければ、治療なんてうけつけない。
矯正も治療もできないのだったら、世の中に出てこられては危険だし、困る。そういう人間がいるってこと・・・
1999年7月に単行本がでているから、裁判員制度も始まっているし、法科大学院もできている・・・少しは変わっているかもしれないけれど、人間は人間で変わっていないから・・・
むかぁし、昔 人材派遣で弁護士事務所に1日だけ行った事がある。電話番っ!
ボロいビルの薄暗い部屋で、弁護士ってかっこいいと勝手に思っていたのが、ぐっらぐらになった日だった。京森弁護士で思い出した。
