



2010年子猫をもらい受け、最初はおずおずと戸惑いながら、愛猫の行動のいちいちに目をみはり、感動し、次第にトトのいない生活なんて考えられないほどに溺愛していく角田さんの、愛ダダ漏れの極上猫エッセイ。






大ファンなんだって、漫画家、西原理恵子さん。そこのお家から来たソラモーかわいいアメリカン・ショートヘアの子猫
子供生んだらほしい?と訊かれ、ほしいです。じゃ、6人待っているから7番目って・・・
ななちゃんが生まれて角田さんのところにやってきた。トトと名付け・・・
とってもいい子なのね。
実家の近所にいた猫は、ゴールデンレトリーバーのロッキーよりずっと後から来たのに、シャーッ!と飛びかかったりしてきかんぼうだった。
たまにロッキーに会いに行くと、冷蔵庫やタンスの上からずっとシャーッ!とやっていて、無視していると飛び掛ってきた。
いっつも怯えていたロッキーは胃潰瘍で入院していたことがあった。たびたびの入院後、若かったのに死んじゃった。みんな、猫のせいじゃない?って・・・
そんなもんで、猫は可愛いけれど、年中シャーッ!とやっていたら、どうよ?なんて思ってはいた。
でも、ペットショップでみたマンチカンが可愛すぎたので、たまに、マンチカンは~と、呟く。
そのたびに、猫はダメだよ。
だから、角田さんのトトちゃんみたいに、お鍋に入らなかったり、流し台に上らない猫だったらうちにも来て欲しい。なんて勝手な事を思いながら読んでいた。
愛情たっぷりでとても微笑ましい。
猫と初めて暮らす人間には、ふむふむと・・・とってもいいお話なんだけれど・・・。
動物がお家にいると臭っちゃうかもしれないけれど、それ以上にいいこともあるのね。
