時の流れは、早いものです。
今月で、術後1年半経過となります。
おかげさまで、ホルモン治療の方も、
多少の副作用は、あるものの順調に進んでいます。
7日は、診察日でした。
11:45に、循環器科受診、
薬を飲み始めてからは、血圧もコントロールされ
高めの日がほとんどなくなってきました。
ドクターが血圧を測ってくださると、ドキドキしちゃうのか
元気に血圧計がふれて、170台なんてことが、いつもでしたが
今回は初めて130台。
このまま投薬を続けましょうってことで、終了。
今日のメインは、PET/CTです。
私の通うクリニックは、PET/CTが3台あると言うのが売りのようで
あちこちの大きな病院から、紹介されてくる患者さんでにぎわっています。
PET/CTとは、全身のがんを調べる検査で、
がん細胞は正常の細胞よりも分裂が盛んに行われるため、
糖分であるグルコースが多量に必要で、正常細胞に比べると、
がん細胞は3~8倍のブドウ糖を取り込みます
ブドウ糖に似た物質『フルオロデオキシグルコース』、
通称『FDG』を混ぜた薬を静脈に注射します。
1時間ほどたつと、がん細胞にFDGが集まるので、PET/CTでこれを検出します。
PET画像とCT画像のずれの無い画像(融合画像)を
作成できるため、より精度の高い診断ができるということです。
12:30までに、受付を済ませ、検査着に着替えて、問診、身長、体重測定。
13:00少し前に、検査室に入室し、先ずは、血糖値をはかり
その場で、検査可能か、判断されOKならば
FDGという検査薬を体内の注射します。
ミネラルウォーターのペットボトルとTVのリモコンの入ったカゴを片手に
安静室(個室)に入り、リクライニングシートで
お水を飲みながら、TVを見たりして、1時間。
薬が体内にゆきわたるのを待ちます。
一時間経つと、マイクで名前のコールがあったら
トイレで、排尿して、検査が始まります。
頭から、足まで 、約20分ほどの検査。
検査が終わると、20分ほど安静室で安静して終了です。
その間に、乳腺外科の主治医のPCには、
私のデーターが送られています。
mixiでも、お約束した、私のPET/CTの画像です。
主治医にお願いして、デジカメに収めました。
なかなか内臓まで見せちゃうブロガーっていないでしょう。
ヌードより迫力映像!?(笑)
これは、全身を見たもので、
その他、角度を変えて、頭から、目、喉、肺、乳房、リンパ、肝臓など…
上から順に見せて頂きました。
心配するところは、何もないとのことで、安心しました。
今日は、なぜか、触診なく終わりなんだろうって思っていたら、
そうです、多分、私の体から、放射線が出ていたからでしょう。
検査技師さんたちも、被爆恐れて、なるべく患者から離れるくらいですから。
PET/CTは、苦痛のない検査で、全身のがんを検査できるという優れものですが
被爆は、避けては通れないことと、
費用が健康保険適用でも、30000円弱というところが、ネックです。
15回目のリュ―プリン注射は、左側のお腹にブスッと
15時過ぎに、やっとクリニック終了。
朝食後からは禁食だったので、お腹がペコペコ。
クリニックの前にあるデニーズに駆け込み
たっぷり野菜と18穀スープごはんを
264kcal、塩分2.0gというヘルシーさは、嬉しい。
ひとりランチをして、家路を急ぎました