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小さなしあわせさがして…

神話の里 高千穂峡「真名井の滝へ」

2015年05月26日 | 九州・沖縄旅行
旅行記へ戻ります。
まだ2日目ですが、バスは一路、宮崎の「高千穂」へと向かいます。
高千穂に行くのは2008年の秋に続き2度目です。
前回は、天孫降臨伝説の地といわれる高千穂の中でもパワーが強いといわれる
高千穂神社・天岩戸神社・天安河原へも行きましたが、今回は高千穂峡だけで残念です。
↑興味のある方は過去ログへどうぞ。



高千穂峡は、太古の昔阿蘇火山活動の噴出した火砕流が、五ヶ瀬川に沿って流れ、
急激に冷却され、長い間川に浸食されて柱状節理のすばらしい渓谷となりました。
高さが80mから100mの断崖が東西に約7キロに渡って続いています。

真名井の滝に行く途中には「高千穂三橋」と呼ばれる
五ヶ瀬川にかかる3つの橋を見ることができます。
下から「神橋(石橋)」「高千穂大橋(鋼橋)」「神都高千穂大橋(コンクリート橋)」と
1つの川に3つの橋が同時に見えるのは、大変珍しいそうです。



まさに自然の芸術と呼びたくなる、柱状節理でできた断崖「仙人の屏風岩」



大きな岩に注連縄がかけられていますが、こちらは「鬼八の力石」といって
その昔、高千穂神社の御祭神である三毛入野命(みけいりぬのみこと)と
高千穂一帯を荒らしていた荒神鬼八(きはち)が争い、
力自慢をするために鬼八が投げたといわれる石で、重さは推定200トンとか。



いよいよ真名井の滝が見えてきました。
日本の滝百選のひとつである真名井の滝は、
神話の時代、天孫降臨の際この地に水がなかったことから、
天村雲命(アメノムラクモノミコト)が水種を移した
「天の真名井」から湧き出る水が滝となったと伝えられています



緑の溢れる渓谷の中、約17mの高さから水面に落ちる様は美しい。



高千穂は神楽が有名です。
200円払うと、神楽の姿をしたオジサン!?と写真が撮れます。



以前も食べた、日向夏のソフトクリーム。
最近は、くちどけのいいあられものっています。





この日のランチは、神楽宿(かぐらやど)



築260年以上の民家を移築した食事処で、
茅葺き屋根の建物の中は、神楽を舞う「神庭(こうにわ)」があり、
これを囲みながら座敷で郷土料理をいただけるんです。



心も身体も蘇るという「蘇食物語(そしょく)」という料理で
古代黒米を使用した素麺や、野菜の煮しめ・とうきび飯など、
素朴な郷土料理ですが、美味しいんですよ。
余談ですが、流し素麵は、高千穂が発祥なんだそうです。



白い紙のようなもので囲まれた「神庭(こうにわ)」は、神楽を舞うところで
パワースポットだそうです、
運がよければ、そこでご飯も食べることもできます。
このようにその中で写真も写せます。
高千穂でパワーも頂いて、次は湯布院へと向かいます。

コメント (24)
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