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蔵の街・川越で芋尽くし!「陶路子でいも懐石」

2016年04月11日 | まち歩き
川越の神社仏閣巡りの後は、町の散策をしながらランチのお店へ。



川越の中心は蔵造りの町並みが続きます。
明治時代の川越大火で、耐火建築の蔵造りが見直されて、川越の町では蔵造りが採用。
現在も30数軒が軒を連ね、重要伝統的建造物保存地区に選定されました。



こちらは天明3年(1783年)に創業、代々川越藩の御用を勤めた「龜屋」。
袖蔵を持つ土蔵造りが重厚感を感じます。昔から変わらぬ伝統の川越の銘品和菓を今に伝えています。



蔵造りの町並みが続く一番街。
タイムスリップしてしまったような感覚に陥りますよ。



今回のランチは、町並みの中にひと際立派な商家「陶鋪やまわ」内の「陶路子(とろっこ)」で。



有形文化財にも指定された蔵は、大きな鬼瓦の屋根が印象的な入母屋作り。
店蔵・漆喰で塗り込められた住居・物置・土蔵と連続して並んでいます。

川越が舞台になったNHK朝の連続テレビ小説「つばさ」では、この「陶鋪やまわ」の外観がヒロイン玉木つばさの実家という設定で、和菓子屋「甘玉堂」となっていました。



陶鋪やまわの一角にある話処「陶路子(とろっこ)」は、スイーツは勿論のこと、さつまいも尽くしの「さつまいもミニ懐石」がお勧めなんです。



こちらがランチの「さつまいもミニ懐石」1900円で、ミニといっても豪華でしょう。
食前には「いもカクテル」か「いも茶」が選べます。
いもコロッケのそうめん揚げ・いもうどん入りグラタン・いもがらとあぶらあげの煮物・野菜のマリネ・揚げいも・おさつもちの揚げ出し・さつまいもおこわ・香の物・おさつ汁。
川越名産のさつまいも尽くしのミニ懐石。
どれもさつまいもを使った料理なのに、それぞれ変化があってどんな味がするのか口に入れるのも楽しいし、さすが陶器のお店だけあって、使われている器も可愛いです。



デザートはさつまいものジェラート。
口の中においもの香りと味が広がります。
陶路子は、おいものスイーツも食べられますが、ミニ懐石は人気なので予約するのが安心です。



ランチに満足した後は、せっかくなので店内も見学!



外観は重厚感のある蔵造りですが、店内は蔵を活かしつつ明るくモダン!
所狭しと和食器が並びます。思わず手に取ってみたくなる可愛いものがたくさん。
平成19年には、天皇皇后両陛下がスウェーデン国王夫妻を川越にご案内した際、こちらに立ち寄られたそうです。

次回は、お菓子横丁などの散策を紹介します。

※たびねすに新しい記事をUPしました。
→ 「蔵造りとさつまいもで人気!川越「陶路子」のいも懐石はいも尽くし!」





コメント (24)
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