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小さなしあわせさがして…

史上最大のひと月限りの「若冲展」&レトロなランチ

2016年04月24日 | アート・文化
カラヴァッジョ展から約一週間、また22日金曜日は上野へ。



1週間ほどしか経たないのに、上野公園の銀杏並木は一段と緑が濃くなっていました。



ジム友が、若冲展のチケットを2枚頂いたので、急遽一緒に行くことになりました。
若冲は名前は聞いたことありましたが観るのは初めて。
この日が初日で、結構な混雑。展示室に入るまで30分程待ちました。



伊藤若冲は18世紀、京都で活躍した画家で、繊細な描写技法で書かれた動植物は、美しくとても鮮やかで人気があります。
かと思うと、即興的な筆遣いで書かれた水墨画も素晴らしいです。
今回の展覧会は、生誕300年を記念したもので、宮内庁三の丸尚蔵館所蔵の「動植綵絵」全30幅や、相国寺に所蔵されている「釈迦三尊像」3幅と、あわせて33幅揃うことは、まずないといわれていました。
それが今回ひと月間だけの公開となりました。



こちらが「釈迦三尊像」で、左から普賢菩薩像・釈迦如来像・文殊菩薩像。



宮内庁三の丸尚蔵館所蔵の動植綵絵は33幅あって、、あまりにも貴重な文化財のため、なかなか公開されることがありませんでした。
それも30幅全部を一度にみられる機会は、決してないともいわれていました。それが今回は全部揃いました。
こちらは「群鶏図」。
鶏たちの羽根毛が細かく美しく描かれ表情もそれぞれ違っています。羽根毛もこんなにいろいろな柄があるんですね。



「老松孔雀図」と「紫陽花双鶏図」




「南天雄鶏図」植物が繊細に生き生きと描かれています。



「池辺群虫図」と「牡丹小禽図」。
池辺群虫図は、蛙や蛇・蝶・トンボ・カブトムシなどいろいろ隠れています。
若冲は、このような虫や鳥たちと植物をよく描いてました。

この他、屏風や襖絵やメトロポリタンなど外国からの里帰り作品もありました。
鳥獣花木図屏風は86000個ほどの升目を使って描かれているのは、圧巻です。

興味のある方は、24日日曜日NHKテレビで、夜9時からNHKスペシャル「若冲 天才絵師の謎に迫る」をご覧くださいね。

美術館の後は、遅めのランチです。



今回選んだのは、「ブラッスリーレカン



上野駅の旧貴賓室を活かした、お店です。
このような重厚感があるお店は好きです。
アトレ上野の中とは思えないでしょう。

コース料理でもよかったんですが、2時半近くなので余り満腹だと夕食を作る気が失せるので、1300円のランチ。
お肉と魚がありますが、麦豚の柔らか煮込み狩人風をチョイス。



先ずはスープとサラダ。
パンプキンのポタージュでしたが、これが美味!濃厚にしてさっぱりと。
サラダの中には旬の筍も。



メインの麦豚は、お肉はスプーンでも切れるほど柔らかく、ジューシー。
こちらにも筍や菜の花と季節感が溢れます。



家へのお土産は、大福!
上野公園で、大福詰め放題1000円をやっていて、友人とシェアすることにして、小さい袋を伸ばして詰めていきました。なんと21個入りました。
豆大福・ずんだ・カスタード・抹茶・栗などいろいろな味があるんですよ。
朝から出かけて、夕方になってしまいましたが、疲れもなくいい一日でした。

コメント (14)
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