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小さなしあわせさがして…

川越は横丁も路地裏も楽しい!

2016年04月15日 | まち歩き
九州地方の皆さま、地震は大丈夫でしたか?
どうか被害がこれ以上広がりませんように…

川越散策の続きです。
いも懐石で、お腹がいっぱいになったので、散策タイム。



川越といったらやはり蔵造りの町並みに、ひときわ高くそびえる川越のシンボル「時の鐘」を見なくちゃね。
木造で3層のやぐらは高さは約16メートル。午前6時・正午・午後3時・午後6時と1日4回鐘を鳴らします。
現在は耐震工事中で、残念ながら鐘の音を聞くことができません。



さつまいもとつぶ餡を山芋ともち粉の生地で包んだおまんじゅう菓匠右門「いも恋」。
店先で熱々に蒸しあげられたお饅頭は、山芋ともち粉の皮・北海道産の粒餡・輪切りのさつまいもの三段構え。
全てが手作りのお饅頭は、もちもち感もあって美味しさ3倍!

お腹がいっぱいでも食べたくて、一個を半分個に切ってもらいました。
お土産には冷凍販売もありますよ。



こちらも川越に来たら寄りたい人気のスポット、22軒の菓子屋・駄菓子屋がひしめく「菓子屋横丁」。
素朴で懐かしい香りが漂うことから、環境省の「かおり風景100選」に選定。

明治の始めに、養寿院の門前町として栄えるこの町に、江戸っ子が好きそうな 気取らない菓子を製造したことが菓子屋横丁の始まりといわれています。



大正3年創業の玉力製菓では、昔懐かしい、ニッキ飴やハッカ玉・金平糖などがところ狭しと並びます。

手作りの飴は、季節限定のその季節にあった花をテーマにした飴もあって、今の季節は桜!
菓子屋横丁は、今ではさまざまな菓子が売られていますが、元々は飴屋さんが多く、別名「飴屋横丁」ともいわれていました。子供のお小遣い程度のお値段が嬉しいですね。

この他のお店では、日本一長い元祖麩菓子もあるのでお土産にもお勧めです。



国産小麦・天然酵母・無添加、そして手作りにこだわったパンを焼いている「川越ベーカリー楽楽



日本のパン用小麦の自給率が1%というのに楽楽のパンは贅沢に北海道産小麦を使っています。
合成保存料や合成乳化材は勿論使わないし、安心安全な素材にこだわっています。
それが人気となって、平日も混雑していますが、休日は長い行列になります。
一番人気は、みそパン!みその風味でほんのり甘く素朴な味です。
買ったパンは、外のテラスで食べることもできて、プチコーヒーのサービスもあります。



路地裏にはこんなに可愛い雑貨やさんもあって、見るだけでも楽しい。



川越の蔵造り家屋の意匠や構造、敷地内の様子を見学できる「蔵造り資料館」では、明治のたたずまいを体感することができます。
観音開扉から町並みを覗いて見るとこんな感じに見えますよ。



敷地内には、時の鐘がバックに映るビューポイントもあります。



川越は蔵造りだけではなくて、大正浪漫の町並みもあります。
こちらは、ルネサンス様式で重厚感のある、旧国立八十五銀行本店として建てられ国の登録有形文化財にも指定を受けました。現在は「埼玉りそな銀行川越支店」となっています。
明治・大正・昭和と活躍した建築家「保岡 勝也氏」の設計で、三菱の社員であったことから、丸の内の赤煉瓦オフィス街を初め多くの住宅建築を設計しました。



こちらの写真の右側は、旧山吉デパート跡で保岡 勝也氏の設計。今は歯科医院となっています。
大正浪漫が漂う歯科医院、内部も見てみたいですね。



前武州銀行川越支店として昭和2年に建造、現在は川越商工会議所となっています。
文化庁登録有形文化財に指定。

新宿からもこんなに近いのに、蔵造りから大正浪漫まで、楽しめる町とは正直知らなかったし、お土産を見ても、観光地価格ではなくて、わりとお安いものも多くてあれこれ欲しくなりました。

今回行かれなかったところにまた行ってみたいと思う、川越散策でした。

※たびねすの記事をUPしました。
日本サッカー協会公認「八咫烏の勝守 」も、川越「熊野神社」で足つぼ・輪投げ・銭洗体験!
コメント (14)
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