フシグロセンノウ
あの、驚きの13個の幼菌を見つけたときから、次はいつ来ようかと考えていた。この、モミタケの生長というものはどのようなスピードなのだろうか・・・。普通のきのことは同じではないだろう・・・やはり、ゆっくりしているのではないか。何となく、4日後がいいかなと思ったが、仕事の関係でどうにもならない。そんな訳で5日後となった。
ほんの5日後ではあるが、キャンプ場にも明らかな変化があった。キャンプ場入り口にフシグロセンノウが咲いていたのだ。
管理人事務所を過ぎて最初の滝のところまで来た。
鹿が壷は夏休みが終わり、平日の朝ということもあり、さすがに訪問者はいないようだった。そうなると、早くモミタケがどうなっているのか見たくはあるが、周囲のきのこを覗き込んでしまう・・・・。
ウスキモミウラモドキ
左:クリイロイグチモドキ
右:フジウスタケ
そろそろ、本題だ。始めよう。
モミタケは誰にも見つかることなく、そのままひっそりと立っていた。
一番大きかった幼菌は既に全開だった。傘の径は36cm。確か、このモミタケの脇に2つ幼菌があったはずだが・・・少し、登ってから下方を覗くと・・・・。
あった、あった。大きな傘の下に隠れていた・・・。
木の下からのアングルで再度挑戦!
隠れていたモミタケはツバが傘から離れて丁度降りてきたところのようだった。その脇にさらに小さな幼菌が押し倒されたように出ている。
これは、今にも開きそうな幼菌だ。
この幼菌の大きさは、傘の上に座り込んでいるカエルを見て想像して欲しい。
海亀の卵は・・・・
開き始めているが、如何せん、密集しすぎている。傘を広げるスペースがなくて困っているんだろう・・・。
思ったよりも生長は遅く、これなら1週間後でも良かったなと思った。日曜日にも来る約束をしているのだが、今日は新調したデジタル一眼を試しに使ってみたかったのだが、90mmマクロはモミタケには向かなかった。随分離れないとファインダーにきのこが収まらないんだから・・・。
今日はこの位で・・・
センニンソウが何処へ行っても綺麗に咲いている。
センニンソウ
つづく