白樺湖の湖畔のコンビニに入り、昼飯のネタを買い入れた。冒頭の写真は近くの池でアサザが毎年咲く池。お金を払わないと近くまでいけない。いつも遠くから眺めて撮っている。。。
今回はバーナーを持ってきたけれど、一度も使わず仕舞い。そう思って、カップラーメンを買い込んだ。で、水を汲んでおかなければならないんだけど・・・・、山でもなく町でもないこの辺りで水を汲むのは意外と難しい。結局、湖畔のトイレの脇の水道で水を調達した。
向かったのは朝方に見かけた車道から見えていたコバイケイソウの咲く水辺だ。目的の場所の近くで車を停めて草原の中に分け入る。
何とか腰を降ろせそうな場所を見つけて昼飯の用意をした。
今回は Sea food cup noodle だよ。
食べ終わって、周囲を歩いてみるが・・・・、大したものを見つけることも出来ず・・・・
アラゲコベニチャワンタケ
コバイケイソウ
それから、車道まで戻り道の反対側に見えていた大きな湿原に咲いているコバイケイソウも見に行ったのだが・・・
分るかな・・・・
コバケイソウは盛りを過ぎていて、かなり褐変しているものも目についた。やっぱり、朝一で観たあのコバイケイソウが一番だったんだな。
その後、蓼科を離れて帰路についた。帰路といっても、何時か来るだろう南八ヶ岳の登山口を覗いて帰ろうと思っていた。登山口は幾つもあるのだろうけれど、向かったのは美濃戸口。一時間ほどで山々が見える所まで近づいた。写真を撮ろうとおもったのだが、期待したような構図が得られず登山口に到着してしまった。登山口は・・・・、車は停めるには駐車料金が必要でちょっと停めて散策できるような所ではなかった。美濃戸口から美濃戸まで歩こうかとも思っていたけれどやめた。
戻る途中で車をとめて散策。沢沿いの小道を進むと・・・・
ヤグルマソウ
ウグイスカグラ
沢から離れて林の中に入ると・・・・
サワギク
考えてみれば、花の端境期。良く見かけた花はヤグルマソウ、サワギクだったなぁ。。。
途中で向かう時に見えていた南八ヶ岳の山々を振り返ると・・・・
荒々しく見えていた山は雲の中で・・・・、良く見ると雲の中に山の急斜面がちょっとだけ垣間見えた。
しばらく車を停めて雲の動きを眺めていたが・・・・、山の上の雲はなかなか動かなかった。あきらめて、今度こそ帰路についた。
途中の道端の花・・・・
道の脇の石垣に咲いていた。もう使われていないようだが、植えられた植物は環境が合っていたのか随分と沢山の花を付けていた。フウロの仲間なんだろう。でも、これは山では見かけない。
こんな花たちに会えるのもここまで走って来たからというもの。
そのまま、諏訪ICまで走り、高速を走った。そして、午後の六時半、休憩。車を停めて空を見上げる・・・・
夕暮れが近い。雲を見ていた・・・・・
空に浮かんだ雲が色付いているが、ただの夕焼けとは違うような気がした。雲の中に虹が居るような・・・・
彩雲?
それから、名神高速、中国道を経て帰宅。交通費を節約するために12時過ぎまで近所のPAで時間を潰して帰宅。3日間だけだったけれど、いろいろな出会い、出来事。面白かった。無計画の割に収穫のあった旅だった。
おわり