連休初日、高速を走り両親の家に発ったのは午後2時くらい。高速にはいると時期に雨がポツポツと降りだした。そして、やがて土砂降りに。断続的に降ってはいたが、フロントグラスを撥水コートにしていたので土砂降りの中、ワイパーも使わずに時速100 km/h以上で走り通した。撥水コートでワイパー使うと禿げるの早いからな・・・・
で、そのまま、ビールを飲んで晩飯で一日は終わり。翌朝、のんびりと起きて朝飯を食べてから、久しぶりに会った両親には悪いが、いつもの谷の様子を見に行った。母はそんなところに行ったら、何処かで絶対雨に降られるから・・・と心配していたが、この季節、雨など何ともないさ、降られた方が涼しくて良いくらいだ、と言って家を出た。
谷の降り始めには、結構、きのこも出ていて・・・・
アシボソニガイグチ
ミヤマベニイグチ
楽しめそうだったが、下るにつれてきのこの姿は見えなくなってしまった。谷の底に辿りついて、気がついた。また、谷の深さを測るの忘れた・・・・
川沿いの木陰の中の道を歩いて、アケボノシュスランの場所に到着。大きな群生で径は3m弱くらいの規模。花が咲くには早いだろうが、どんな様子か見たいと思っていたのだ。去年は8月末には種が出来ていたというから、開花までそんなに時間はないと思うのだが・・・・
でもこれでは、まだまだだな。
谷は緑で一杯になっていた。
川下に下って、春先に見たものがどうなっているか確認することにした。
イワギボオウシ? 分らない・・・・・
渓流で良く見るトンボだ。
これ以上下れないところまで下ってから、ガレ場を少し登ると・・・・・
ヤマシャクヤク
もう、種を付けている。
種を落として、ここで殖えてくれると良いんだけどな・・・
また、少し登って・・・・
武蔵鐙
やっぱり、そうだった。立派な葉を広げていた。そして周囲には・・・・・
草が茂ってしまっているけれど・・・・、武蔵鐙の葉が見えている。
さて、これで戻るしかなくなった。ブラブラと時間を潰しながら戻る。
ヤブ?ノカンゾウ?
今度は、トンボをのんびりと撮った。
やがて、また下って来た分だけ登らなければならなくなった。一気に汗が噴き出してくる。タオルはびしょびしょだ。この所、毎日のように数百人が熱中症で入院しているというニュースを聞かされているからかな・・・・、登っているうちに気分が悪くなったような・・・・、でも花を見るとそのことを忘れてしまう。大したことないな・・・・・
ヤブラン
そして、細い踏み跡の脇に落ちていたイグチを見て、これはウツロイイグチだよな、と思って写真を撮っていると・・・・・
広葉樹林の谷にバラバラともの凄い音が響き渡り、突然、土砂降りになった。でも、暑い広葉樹林では雨が直接体にあたることはほとんどなかった。
少し、雨脚が弱くなってから車に戻り、雨宿りすることにした。昼飯のおにぎりを出して食べながら、窓の外を眺めていた。
つづく。