ヤブマメ
自宅を出て高速に乗り、佐用まで走る。県道を左に入り、行き止まりまで進んで車を停めた。そこから、カメラだけ持って地道を歩いた。そして、家を出てから、約一時間後、しゃがみ込んでヤブマメの花を撮っていた。青紫の花が綺麗だ。
森の中に続く道を歩いて行く。
ツルボ
マツカゼソウ
ゲンノショウコ
やっぱり、ゲンノショウコは白花が良い・・・
しばらく進むと道の脇に白い綿毛を付けた草がいくつかあった。またここにもベニバナボロギクか、と思って見ると、花の色が違う。
ダンドボロギク
これも、やっぱり帰化植物らしい。北アメリカ原産。ベニバナボロギクはアフリカ原産らしい。
知らないキク科?
調べたけれども分らなかった。
これから、春に見つけたアケボノソウが沢山芽を出していた場所の様子を見に行こうと思っている。その場所は谷あいの場所で、以前は田圃だったようだった。アケボノソウらしい芽が沢山あって、枯れたアケボノソウらしいものが何本か立っていたのを見たのだった。それまで、アケボノソウの芽というのを気をつけて見たことはなかったし、冬枯れしたアケボノソウも見たことはなかったから、みんな想像の産物。だから、花の咲く季節に確認したかったのだ。
道は続いている。誰もいない道。
Lepiota sp.
傘が1cmほどの小さなきのこ。
コナカラカサタケモドキ Lepiota pseudogranulosa
サマツモドキ
杉の切り株から生えていた。
しばらく歩いて行くと、足元に・・・・
多分、アケボノソウ
やっぱりアケボノソウだ。
でも、まだ蕾。開きかけている。そして、前を見ると・・・・・
目の前にアケボノソウが沢山立っていた。
これで想像は確信に変わった。やっぱり、あの日に見た山ほどの青々とした芽はアケボノソウだったのだ。スギ林の中の道を進んだ。杉の木の下にはミツマタが茂っている。
早くあの場所に着かないかな・・・・・、つい、歩くスピードが早くなる。
前の杉の中に入り込み、川を渡った先に・・・・・
あった。
思い描いていた通りの光景だ。残念ながら、花は開き始めたところ。
チラホラ
これだけ沢山生えていると、どこを歩いたら良いか分らなくなる。
それから、写す方もいい加減になってしまう。まぁ、今回は予告のようなものだから・・・・
アケボノソウとマツカゼソウ
ここには2種類の花しかない。でも2種類とも山ほどだ。
花の間に見える僅かな隙間を通って、また川を渡って戻った。
戻る道では、来る時には気がつかなかったものが見えるものだ。
ヤマジノホトトギス
杉の苔むした枯れ木から変なきのこが出ていた。
杉から出ていて老菌でもないのに黒い染みがあるきのこ・・・・ミヤマシメジだろう。
そんなに見かけるきのこではないのに、ここには沢山出ていた。
そして、知らない花2種。
?
杉の切り株から今度は・・・・
スギヒラタケ
土の斜面には・・・・
Lepiota sp.
車に戻り、靴を履き換えた。どうもこの谷には蛭がいたようだ。
もう、5時になった。帰り道にもう1か所寄りたいところがあるのだが・・・・、暗くなる前に行けるかな・・・・。
つづく。