今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

佐用までひとっ走り、アケボノソウの様子を見に行く         2013.09.14.(3)

2013-09-18 23:30:22 | Weblog

 ヤブマメ



 自宅を出て高速に乗り、佐用まで走る。県道を左に入り、行き止まりまで進んで車を停めた。そこから、カメラだけ持って地道を歩いた。そして、家を出てから、約一時間後、しゃがみ込んでヤブマメの花を撮っていた。青紫の花が綺麗だ。


 森の中に続く道を歩いて行く。




ツルボ




マツカゼソウ




ゲンノショウコ
やっぱり、ゲンノショウコは白花が良い・・・



 しばらく進むと道の脇に白い綿毛を付けた草がいくつかあった。またここにもベニバナボロギクか、と思って見ると、花の色が違う。




ダンドボロギク
これも、やっぱり帰化植物らしい。北アメリカ原産。ベニバナボロギクはアフリカ原産らしい。




知らないキク科?
調べたけれども分らなかった。



 これから、春に見つけたアケボノソウが沢山芽を出していた場所の様子を見に行こうと思っている。その場所は谷あいの場所で、以前は田圃だったようだった。アケボノソウらしい芽が沢山あって、枯れたアケボノソウらしいものが何本か立っていたのを見たのだった。それまで、アケボノソウの芽というのを気をつけて見たことはなかったし、冬枯れしたアケボノソウも見たことはなかったから、みんな想像の産物。だから、花の咲く季節に確認したかったのだ。



 道は続いている。誰もいない道。








Lepiota sp.
傘が1cmほどの小さなきのこ。




コナカラカサタケモドキ     Lepiota pseudogranulosa





サマツモドキ
杉の切り株から生えていた。



 しばらく歩いて行くと、足元に・・・・




多分、アケボノソウ



   

やっぱりアケボノソウだ。



 でも、まだ蕾。開きかけている。そして、前を見ると・・・・・





目の前にアケボノソウが沢山立っていた。



 これで想像は確信に変わった。やっぱり、あの日に見た山ほどの青々とした芽はアケボノソウだったのだ。スギ林の中の道を進んだ。杉の木の下にはミツマタが茂っている。










早くあの場所に着かないかな・・・・・、つい、歩くスピードが早くなる。





前の杉の中に入り込み、川を渡った先に・・・・・






あった。



 思い描いていた通りの光景だ。残念ながら、花は開き始めたところ。








チラホラ







 これだけ沢山生えていると、どこを歩いたら良いか分らなくなる。











 それから、写す方もいい加減になってしまう。まぁ、今回は予告のようなものだから・・・・
























アケボノソウとマツカゼソウ



 ここには2種類の花しかない。でも2種類とも山ほどだ。







 花の間に見える僅かな隙間を通って、また川を渡って戻った。


 戻る道では、来る時には気がつかなかったものが見えるものだ。




ヤマジノホトトギス












 杉の苔むした枯れ木から変なきのこが出ていた。





杉から出ていて老菌でもないのに黒い染みがあるきのこ・・・・ミヤマシメジだろう。












 そんなに見かけるきのこではないのに、ここには沢山出ていた。







 そして、知らない花2種。












 杉の切り株から今度は・・・・




スギヒラタケ



 土の斜面には・・・・




Lepiota sp.



 車に戻り、靴を履き換えた。どうもこの谷には蛭がいたようだ。


 もう、5時になった。帰り道にもう1か所寄りたいところがあるのだが・・・・、暗くなる前に行けるかな・・・・。

つづく。



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休耕田のオモダカ         2013.09.14.(2)

2013-09-18 09:00:00 | Weblog

 葛の花 



 きのこの山から自宅に走る途中、道端に車を停めた。実は、2週間前にここを通った時に休耕田に白い花が一杯に咲いていて、何の花だか気になっていたのだった。そのことはすっかり忘れてしまっていたが、今日、同じように走っていて思い出した。その白い花は前の様には綺麗に咲いてはいなかったが、まだかなりの数が花開いていた。







 近づいて見ると・・・・









オモダカ



 オモダカだった。田圃一枚に一面に咲いていた。これだけのオモダカが咲いているということは、稲作を休んでいるのは今年だけではないのかもしれない。







 田圃の畔には彼岸花の花茎が伸びてきていた。お百姓さんはいつも絶妙な時期に畔の草刈りをするものだ。









          



 すっかり、秋の景色になってきた。


 自宅に戻り、急いで昼飯を済ませた。テレビをつけると台風は順調に??こちらに向かってきていた。次の目的地へは高速で一っ走りしなければならない。庭に出て・・・・








秋明菊


 庭では、秋明菊が咲き始めている。







 庭の様子も秋っぽい。車に乗り西に進んだ。


つづく。





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