ヤマアジサイ
人が沢山歩いている。その人の流れに入り西遊歩道を歩いて行った。丁度、愛知県岡崎市から観光バスが何台か来ていて、周囲のおばさん達が皆、懐かしい三河弁を話している。ニヤニヤしながら歩くのだが、賑やかなこと。
オオヒナノウスツボ
遊歩道から5mくらい離れた斜面に咲いていたのだが、でかいこと。草丈は1m近くありそうだ。
今の見頃はキンバイソウのようだ。というか、それ以外の花はあまり目につかない。
キンバイソウ
シモツケ
初秋の伊吹の主人公、サラシナショウマはまだ小さな蕾をつけたところ。
サラシナショウマ
これから大きな台風が来て穂が擦れ合って蕾を落としてしまわなければ、8月末くらいには満開の姿が観れるに違いない。
ちょっと早く来過ぎたようだ。花が少ない。
キリンソウ
最近、伊吹山頂付近では特定の種が野を覆ってしまい、以前のように初夏に花が咲き乱れるという景色が失われつつある。この写真でも分るように若いキリンソウの株の周囲を覆っているのはほとんどがアカソだ。
アカソの他に問題になっているのはフジテンニンソウ。特に東遊歩道や中央遊歩道で繁殖していて、単なる緑の草原になっている。
キヌタソウ
立木の下の陽当たりの悪い場所には、大抵、キヌタソウが花を咲かせていた。
琵琶湖
今日は、本当に良い天気。麦藁帽子を被ってはいるけれど、随分陽に焼けそうだ。
ヤマアジサイ
白い花、ピンク色、水色のヤマアジサイが咲いていた。まだヤマアジサイの花が綺麗に咲いているということは、やっぱり花の時期にはまだ、早いということだろう。
ヤマホタルブクロ
山頂近くになって、傾斜も緩くなった頃に右手斜面に柵で囲った草原があった。ここは以前に来た時には地面を掘り返してあって、所謂雑草、多分、アカソとかフジテンニンソウを掘り取り、本来生えていたシモツケソウなどを残して以前の草原に戻すプロジェクトをしていた場所だ。
今回は地面はちゃんと緑に覆われていて、遠目ではあるけれど、シモツケソウが沢山蕾を付けているのが見えた。
やがて山頂の平原に出てから南側が見渡せる遊歩道に進む。
天気は良いし、風が吹き渡り気持ちが良いのだが・・・・、驚くほど花の数が少ない。
アキノキリンソウとモンシロチョウ
青い空に大型の鳥が二匹ゆったりと旋回していた。駐車場手前の車道脇に大砲のようなレンズを付けたカメラの砲列を見たが、あのバーダー達は何を狙っていたのだろうか。そして、今、見えている猛禽類は何?
レンズは90mmだし、カメラのオートフォーカスも甘いし・・・・、絞って駄目もとでパチリ。
つづく。