冬虫夏草 詳細を語るには百年早い・・・
12時を過ぎた。朝飯をしっかり食べたのでお腹はまだ空いていない。前進あるのみ、なのだが登山道の両脇には面白そうなものが沢山で、いつのまにか牛歩戦術を繰り返す。この冬虫夏草も掘り出してみようと思って触ると、砂地にかるく埋まっているだけだった。でも、時間がないのでビニール袋に砂ごと放り込んでザックに入れた。
傾斜は大したことはなく、進んで行く。途中でアカゲラが2匹、登山道の先でゴソゴソしているのが見えたが写真には収められなかった。
オオミヤマトンビマイ?
老菌
アキノキリンソウ
やがて進行方向、左側に大きな塔のような岩が見えた。きっと、名のある岩なのだろう。
歩いてゆくと、水の流れる音がだんだんと大きくなった。冷水の沢についたようだ。
ミヤマタニタデ?
アリドオシラン
葉の辺りがツルアリドオシに良く似ているのだが、花が全然違う。名を調べて納得した。
ツバメオモト
どうせショウジョウバカマだろうと思っていたが、青い実が付いている。白い花が咲いている頃にまた来たいもの。
ツルリンドウ
久し振りに会う、良く知っている花だ。
コバノイチヤクソウ
これまで、自宅近くでコバノイチヤクソウかなと思うものは何度か見てきたけれど、これが本家らしい。今まで見てきたものとは全然、特徴が異なる。
久し振りにイグチに出会った。かなり老菌なのだが抜いてみて驚いた。これは・・・・
バライロウラベニイロガワリ
あの、悪名高い強毒性のイグチに良く似ている。触れただけで強く青変した。
噂のツルアリドオシが咲いていた。
ツルアリドオシ
何か、アリドオシランと関係があるのだろうか・・・・
多分・・・・、コイチヤクソウ
ホソバヤマハハコ
セイヨウタマゴタケ
先を急いでいたので柄の写真を撮らなかったが、帰路にサンプリングして確認するとダンダラ模様が無かったので、セイヨウタマゴタケとした。
写真を撮りながらののんびりした山登り。ようやく冷水コースと馬の背コースの合流点に到着した。高度は1150mくらいだろう。登山口から600mくらいは登ってきた。
午後1時半になるところ。前岳の湿原まで行けるだろうか・・・。
今日はここまで。