クロバナヒキオコシの花を観察した後、氷ノ山へ登る道筋の花を観てみようと思い国道を北上するのだが、曲がり角を通り過ぎてしまったようで、S字カーブの急な下り坂になってしまった。途中でUターンするわけにも行かず、一度、下りきってから再度、坂を上った。
その途中、斜面から道の上まで突き出た見慣れない植物が目に飛び込んできた。直感的にアザミの類かなと思ったが、車を停めて確認にいったのだが・・・・
??
見たことのない植物?
花のつぼみなのか、花の跡なのか・・・、しかし、周囲をみると・・・・
地面に近い辺りに僅かに花をつけたものが確認できた。
が、急斜面に生えているので近づけない。近づけたとしても草の高さが2m近くありそうでじっくりとは見ることができないだろう。車道を下って行ってみたが、斜面の良い降り口は見つからず、今度は車道を登りガレ場ではあるが、何とか降りされそうな場所を見つけた。降りてゆくと、急斜面の中ほどにコンクリートで作られた枠のようなもの、斜面が崩れ落ちないように作ってあるのだろう、があり楽に斜面を横断できた。その途中で見上げると・・・・
あ、今度は離れすぎた。その上、逆光だ。これで望遠135mm相当。
近くで咲いている株を見つけて写す。
ここで、ようやく思いついた。これは広島県で見た花と大きさは全然違うけれど、同じなんじゃないか。ナベナじゃない?
そのまま、斜面を歩いて他の花を探した。
野菊 野紺菊?
萩の仲間 調べよう!
ガレ場を登って車に戻る途中で、ほおずきが沢山なっているのを見つけた。下るときは足許ばかりに注意していたので気が付かなかった。今日は独りであるいているから、転落でもしたらヤバイのだが、必要以上に用心しているのが、反って危険な場合もある。