薄暗い谷沿いの径を奥に進んで行くと、谷の下の方にきのこがまとまって出ているのが見えた。遠目には倒木から
出ているようだから、ナラタケが出始めているのだと思った。それでも、斜面をそのまま下って行くことはできず、かなり通り過ぎてから斜面を下り、
下から登ってこないとあのきのこのところには行けない。
随分と遠回りをして倒木に辿り着いてみると・・・・
Lepiota sp.????
これはこの場所に来る途中で出会った不明菌と同じだ。でも、こっちの方が状態が良い。傘は大きなもので10cmくらいだろうか。
ヒダは白く、かなり密。柄も特徴的だ。
帰宅してから知人に聞くと、このきのこはシロエリカラカサタケ(城川 仮)とのこと。初めての出会いだった。
その後、斜面を調べて歩いたがナラタケはまだ出ていないようで、たっぷりと汗もかいたところで、戻ることにした。
戻る途中、嗅いだことのある甘い匂いに気が付いて見回すと・・・・
あの木かな、桂?ずいぶん、大きく育っている。
?
綺麗な薄黄色のきのこ
帰り道、無事にハイカグラテングタケを回収して・・・・
でか!(結局、人影を見ることは無かった・・・・)
東屋に戻ったが、置いておいた炭や七輪などはそのまま残っていて、ホッとして火を起こし始めた。