気ままに自転車ツーリング♪

70代になり60代からの散歩が中心となりました。50代は健康維持のため何かスポーツをと、消去法でサイクリングでした。

ITガバナンス

2005-09-13 23:56:59 | 今日読んだ本
ITガバナンス
甲賀 憲二 (著), 外村 俊之 (著), 林口 英治 (著)

単行本: 219 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: NTT出版 ; ISBN: 4757120818 ; (2002/03)

目次

第1章 ITを制する企業だけに未来がある
第2章 ITガバナンスが変革を支える
第3章 どう確立するか
第4章 「集中」と「分散」で考える
第5章 新しい時代のITガバナンス
第6章 "One IBM"を目指すIBMの取り組み

レビュー

日経BP企画
ITガバナンス
「ITガバナンス」の入門書。日本IBMに在籍する3人のベテラン・コンサルタントが,ITをビジネスに活用する際に陥りやすい罠や成功の秘けつを,自らの経験に基づいて解説する。著者らはITガバナンスを「企業におけるIT戦略の策定から実践までの一連の活動をコントロールし,ITのあるべき姿を実現するためのマネジメント・プロセス」と定義する。
 ITガバナンスの目的,企業における現状と課題,実践のためのポイントなどを順を追って説明している。最後に日本IBMにおける取り組みを紹介する。

 図版が豊富に掲載されている。その半面,具体的な事例の記述はあまりなく,ところどころ現実味が感じられなかったのは残念だ。

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ITガバナンスはコーポレート・ガバナンスが言われてた事に呼応したような概念である。
情報処理業界は世の中のトレンドをすぐさま情報通信技術の活用の話に転用(我田引水?)するのが上手である。
情報が第4の資源と言われているのだから、ほっておけば湯水のように膨れ上がる情報投資費用のことだから、しっかりとガバナンス機能を働かせるような仕組みを組織内に確定しておく必要があろう。
しかし、最近思うのだが、企業活動は広範にわたるにも関わらずこと情報面から経営に物申す書籍が多いのは何故なのだろう。経理、調達、人材、製造、物流、販売等々と比べても情報関連書籍が圧倒的に多いように思う。
情報を軸としない経営関連書籍に割かれる情報関連の記述が少ないからなのかも知れない。そして、情報投資を避けて通れない事から多くの関連書籍が上梓、啓発の意味で、されるのだと理解したい。

で、本書であるが、ITガバナンスを知る意味ではわかりやすくまとめられていると思う。
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