この年になるまで知らなかったのだが、鳥とドジョウはよくないようだ。
私が子供の頃、家で何羽かのニワトリを飼っていた。
主として卵を採るためだが、卵を産まなくなれば捻られて鶏肉となる。
こどもの頃の私の役目は、田圃の間を流れる小川でドジョウをとってきて
ニワトリの餌としてあげること。
一升瓶に掴まえたドジョウを入れて鶏小屋に持ち帰りおなかをすかせた
ニワトリの目の前にドジョウを壜から出す。
ドジョウは跳ね回る。それをニワトリが啄ばむ。
私はやれやれ一仕事終えたと満足げに「食事」をするニワトリたちを見る。
思えば残酷な気もするが、当時は私の仕事のひとつであった。
卵の殻がしっかりとするようにと、砕いた貝がらを与えたような気もする。
貝がらなんか本当に食べたかどうかは知らない。
あと、こんな丈夫な卵を産むんだよ、と卵に似せた擬似卵が小屋の中に
置かれていた。これも効果のほどは不明だ。
冬になると腹をすかせたイタチが鶏小屋を襲うこともあった。
金網を破ったり、地面を掘ったりして入り込むようだ。
ニワトリの頭部だけ食いちぎられて、これは実に無惨であった。
この場合、一羽残らず被害にあってしまう。
話しを戻すが、ドジョウがビタミン欠乏の原因とのことだが、
ニワトリにはそのような兆候はなかったような気がする。
ひ弱なトキだからかも知れぬ。でなきゃ絶滅することもなかったろう。
ドジョウはニワトリの餌、という意識が未だに強く柳川鍋はどうも・・・
---------------共同通信-------------------------
佐渡のトキ、ドジョウ過食か 保護センター、訓練中断
環境省は24日、3月の放鳥に向けて佐渡トキ保護センター(新潟県)で順化訓練中のトキ19羽のうち、ビタミンが欠乏した4歳の雄と、右の翼を骨折した1歳の雌の計2羽を治療のために捕獲、収容したと発表した。
同省によると、4歳の雄は22日以降、首振りなどの不自然な行動をしたり、池に落ちて一時溺れたりした。エサのドジョウの食べ過ぎで、ビタミン不足に陥ったらしい。
淡水魚にはビタミンB1を破壊する酵素が含まれ、偏食すると飛行や歩行に障害を起こすことがあるという。12日に0歳の雄が同じような症状を示して収容。ビタミン剤を注射して元気になり、6日後に訓練再開した。
1歳の雌は22日から飛ばなくなり、翼が地面に触れるほど垂れ下がっていた。飛行中にケージなどに衝突して骨折したとみられ、捕獲後にテーピングで翼を固定した。
環境省は応急措置として、訓練中の残る17羽にビタミンBを混ぜた人工飼料を今後約1週間、与えて様子を見る。
2011/01/24 19:46 【共同通信】
私が子供の頃、家で何羽かのニワトリを飼っていた。
主として卵を採るためだが、卵を産まなくなれば捻られて鶏肉となる。
こどもの頃の私の役目は、田圃の間を流れる小川でドジョウをとってきて
ニワトリの餌としてあげること。
一升瓶に掴まえたドジョウを入れて鶏小屋に持ち帰りおなかをすかせた
ニワトリの目の前にドジョウを壜から出す。
ドジョウは跳ね回る。それをニワトリが啄ばむ。
私はやれやれ一仕事終えたと満足げに「食事」をするニワトリたちを見る。
思えば残酷な気もするが、当時は私の仕事のひとつであった。
卵の殻がしっかりとするようにと、砕いた貝がらを与えたような気もする。
貝がらなんか本当に食べたかどうかは知らない。
あと、こんな丈夫な卵を産むんだよ、と卵に似せた擬似卵が小屋の中に
置かれていた。これも効果のほどは不明だ。
冬になると腹をすかせたイタチが鶏小屋を襲うこともあった。
金網を破ったり、地面を掘ったりして入り込むようだ。
ニワトリの頭部だけ食いちぎられて、これは実に無惨であった。
この場合、一羽残らず被害にあってしまう。
話しを戻すが、ドジョウがビタミン欠乏の原因とのことだが、
ニワトリにはそのような兆候はなかったような気がする。
ひ弱なトキだからかも知れぬ。でなきゃ絶滅することもなかったろう。
ドジョウはニワトリの餌、という意識が未だに強く柳川鍋はどうも・・・
---------------共同通信-------------------------
佐渡のトキ、ドジョウ過食か 保護センター、訓練中断
環境省は24日、3月の放鳥に向けて佐渡トキ保護センター(新潟県)で順化訓練中のトキ19羽のうち、ビタミンが欠乏した4歳の雄と、右の翼を骨折した1歳の雌の計2羽を治療のために捕獲、収容したと発表した。
同省によると、4歳の雄は22日以降、首振りなどの不自然な行動をしたり、池に落ちて一時溺れたりした。エサのドジョウの食べ過ぎで、ビタミン不足に陥ったらしい。
淡水魚にはビタミンB1を破壊する酵素が含まれ、偏食すると飛行や歩行に障害を起こすことがあるという。12日に0歳の雄が同じような症状を示して収容。ビタミン剤を注射して元気になり、6日後に訓練再開した。
1歳の雌は22日から飛ばなくなり、翼が地面に触れるほど垂れ下がっていた。飛行中にケージなどに衝突して骨折したとみられ、捕獲後にテーピングで翼を固定した。
環境省は応急措置として、訓練中の残る17羽にビタミンBを混ぜた人工飼料を今後約1週間、与えて様子を見る。
2011/01/24 19:46 【共同通信】
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