気ままに自転車ツーリング♪

70代になり60代からの散歩が中心となりました。50代は健康維持のため何かスポーツをと、消去法でサイクリングでした。

「心と認知の情報学」 石川 幹人 (著)

2010-04-13 21:53:23 | 今日読んだ本
第5世代コンピュータプロジェクト  懐かしい。
関わった人たちにはそれぞれ得るものがあったようだ。
しかし、世間的には最近の京速コンピュータ同様、
国税の無駄な出費のように見られていた。

本書「心と認知の情報学」 石川 幹人 (著) は、その
プロジェクトに参加して深めた知見をまとめたものと
思われる。
学生に購入しやすい価格で提供しようと印税なしで
上梓したとのこと。心意気は高い。

この本もしたのこどもから頂戴したもの。
やみくもに鉛筆で線が引いてある。
そういえば、不要本を古本屋に売りに出すので
鉛筆の線を消しゴムで消し捲くっていたが
あまりに多いので消すのを諦めたとか。
確かに、本書も読んだ所を線を引いているのか、
そんな感じの多さであった。
まぁ、しっかりと学習したということなのだろう。

【登録情報】
単行本: 224ページ
出版社: 勁草書房 (2006/4/8)
ISBN-10: 4326199415
ISBN-13: 978-4326199419
発売日: 2006/4/8

【目次】
第1部 心をもつ機械(認知科学の誕生―心は構成できるか
対話するコンピュータ―言語は論理的か
問題解決システム―知識は真実の記述か
創造的発見をするプログラム―計算量を克服できるか
量子コンピュータに向けて―物はそこに存在しているか
世界のなかに生きるロボット―心はどこにあるのか)
第2部 コミュニケーション器官としての意識(生物進化の構図―心はいつ現れたのか
認知神経科学の展開―脳で心を説明できるか
心的機能のモジュール構造―認知も進化の産物か
意識の諸性質―記憶は体験の記録か
意識の進化的意義―自分を知ってから他者を知るのか
情報ネットワーク社会における意識―コミュニケーション革命に適応できるか)


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