科学者の散文詩を読んでいるような感じがした。
浅田彰のような軽いノリだと思っていたら、
しっかり彼も登場していた。
途中でお金に執着していないような一文もあったが、
そういえば税務署への所得申告を何年もしていなかった
というニュースを思い出してしまった。
こういう人こそ税理士という「補助線」を引けば問題を
回避できたのに「常識」に欠ける「専門家」なんだ
と言うことに納得した。
下手な考えに対するこういうアプローチをすれば
ほれこの通り適切な考えへの糸口が見つかるでしょう
という銀の弾丸=「補助線」を期待していたのだが
それは期待しすぎというものだろう。
------------------------------
思考の補助線 (ちくま新書) [新書]
茂木 健一郎 (著)
新書: 237ページ
出版社: 筑摩書房 (2008/02)
ISBN-10: 448006415X
-目次-
まえがき
序 内なる情熱
Ⅰ
世界をその中心で統べるもの
「曖昧さ」の芸術
世界は「意識」を必要としない?
言語の恐ろしさ
ニーチェとカツ丼
Ⅱ
「個性」を支えるパラドックス
現実と仮想の際にて
「みんないい」という覚悟
登攀の一歩
Ⅲ
「知のサブカル化」を超えて
この世界のすべてを引き受けて
無限と空白
感情の技術
Ⅳ
「価値」はどのように決まるのか
紙一枚の文字列に「真理」は宿るか
批評性と創造
怒りについて
Ⅴ
総合的知性と専門的知性
「収束性」という罠
君はまだ「神」を殺していない
貧者の一灯
あとがき
浅田彰のような軽いノリだと思っていたら、
しっかり彼も登場していた。
途中でお金に執着していないような一文もあったが、
そういえば税務署への所得申告を何年もしていなかった
というニュースを思い出してしまった。
こういう人こそ税理士という「補助線」を引けば問題を
回避できたのに「常識」に欠ける「専門家」なんだ
と言うことに納得した。
下手な考えに対するこういうアプローチをすれば
ほれこの通り適切な考えへの糸口が見つかるでしょう
という銀の弾丸=「補助線」を期待していたのだが
それは期待しすぎというものだろう。
------------------------------
思考の補助線 (ちくま新書) [新書]
茂木 健一郎 (著)
新書: 237ページ
出版社: 筑摩書房 (2008/02)
ISBN-10: 448006415X
-目次-
まえがき
序 内なる情熱
Ⅰ
世界をその中心で統べるもの
「曖昧さ」の芸術
世界は「意識」を必要としない?
言語の恐ろしさ
ニーチェとカツ丼
Ⅱ
「個性」を支えるパラドックス
現実と仮想の際にて
「みんないい」という覚悟
登攀の一歩
Ⅲ
「知のサブカル化」を超えて
この世界のすべてを引き受けて
無限と空白
感情の技術
Ⅳ
「価値」はどのように決まるのか
紙一枚の文字列に「真理」は宿るか
批評性と創造
怒りについて
Ⅴ
総合的知性と専門的知性
「収束性」という罠
君はまだ「神」を殺していない
貧者の一灯
あとがき
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます