気ままに自転車ツーリング♪

70代になり60代からの散歩が中心となりました。50代は健康維持のため何かスポーツをと、消去法でサイクリングでした。

小子化問題

2006-07-05 23:28:39 | 印象的な世の中の出来事
労働力の供給が先細りになり国力の衰退につながる。
高齢者に対する社会的負担に耐えられなくなる危惧。

まぁ、こんなことで出産に対する助成を手厚くする
施策を検討しているようだ。が、こどもを社会に出す
までにかかる費用は、幼少期の助成があるからといって、
では産みましょうと安直に考えるほど甘くはない。
助成を呼び水に産んだところでそのうち自己責任を
要求されるわけだから。
まぁ、家族計画を、政府が考える施策ほどに安易に
考えてはいないと思うが。

ことは冒頭に挙げた問題だけではないと思う。
少子化問題は、家族を形成するこどもが少ない、
つまり、産んでもひとりないしふたりということ。
現在ではひとりのほうが多いということだろう。

ここで、メンデルの法則を思い起こす。
普通の男女が結婚して出産しても1/4の確率で
「とんびが鷹」もあれば「不肖の子」もありうる。
昔はこどもが3~5人いても不思議なかった。
ひとりくらい「不肖の子」がいても両親やこどもたちが
面倒を見て家族内でなんとか対応していけた。
しかし、現在こどもがひとりだけの家庭で「不肖の子」が
いたら大変だと思う。
地域とか近隣社会の互助精神は崩壊に瀕しているのだから。
しかも1/4の確率で起こりうる。

これは、現実的に考えても家庭内で負担できない。
したがって、社会が対応せざるをえないことになる。
それは、高齢者福祉というより生涯福祉を社会が担う
ことになる。
このことを想定しない少子化対策は単なる人気取りの
無責任な施策と思う。

奇をてらったチャラチャラした衣装で認証式に臨んだ
担当大臣に頑張ってもらいたいと思うけど・・・
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