国際ローミングメール

今朝早くにしたのこどもが出かけていった。
６時前なのでバスがまだ運行してないから歩いていった。
アルバイトでお小遣いを貯めて友達とシンガポールに（卒業）旅行とのこと。
タイとかビルマが歴史が長くて見所がありそうと検討していたようだが、
私が政情不安だからと説き伏せて、では、どこに、ということで用意したのが
シンガポール・・・
何これ！東京と変んないじゃない。マーライオン、えらい小さいね。ＨＡＣＨＩかよ。
てな具合で、不安でなく不満にならなければ良いが、と若干気にしている。
まぁ、若いもの同士で楽しみを見出してくるだろう。

帰宅後、家内に、どうだろう？もう着いたかねぇ？と聞く。
さぁ？
メールが届くかなぁ？こどもが届くようなことを言っていたがダメ元で
出して見るか。と、着いたかね？とメールを打つ。
夕食後、携帯を見ると返信があった。無事着いたようだ。
デコメールに自分撮りの写真が添えられていた。

世の中便利になった。近くにいるかのように海外にいるものとも普通に
メールのやり取りができる。

二十数年前にドイツに海外出張したときには、銀行で５マルク硬貨を２０枚ほど
（当時で１万円くらい）用意し国際公衆電話ボックスに入り実家に電話したものだ。
実家では当時健在だった両親や兄夫婦が入れ替わり電話口に出て、そのたびに
同じような事を話した。１分ごとに硬貨が小さな音を立てて落ちていく。
手に握った硬貨を料金口に途切れないようにと継ぎ足していく。
本当に隔世の感がある。