この2月以来なんやかやと検査が続いている。
今回はついに生まれて初めての入院である。
もっとも2泊3日の検査入院なので本格的な人間ドック
みたいなものかも知れない。
もっとも私の受けてきたいわゆる「人間ドック」という名の
定期健康診断とは違い検査項目も多いのだと思う。
31日の朝に入院受付を済ませ午前中に検尿、X線、採血を
済ませ今後の検査の段取りの説明を受ける。
10階の病棟からの眺めはなかなかのものだが台風接近で
曇り空なので新宿あたりは見えるがスカイツリーは霞んでいる。
午後はベッドに寝そべり持参の本を読んで過ごす。
カード式テレビはあるが見ない。
アルコールは1階の24時間コンビニには置いてないので実に
休肝日に打ってつけである。こういう外圧?がないと断てないのが
私の欠点だな。
21時には就寝。
月が替わって1日の朝、いよいよ検査。
手術着?に着替え車椅子に乗る。
気持ちを安定させるために腕に筋肉注射を打たれる。
筋肉注射はこどものころ海水浴で耳に水が入ったことで中耳炎を
発症した時に打たれたことを思い出した。
痛がって腕をこわばらせたもので医師に針が通らないと怒られた。
今回も痛かったが我慢はできる。
2階の処置室に行き、ここでも前準備として喉に麻酔薬を噴霧。
1,2回の噴霧で済むと思っていたら大違い。口から下舌を出して
麻酔技師は手袋で抑えて口内の奥に麻酔薬を噴霧するのだ。
息を吸い込むのに合わせて噴霧し吐き出す。吐き出す息に薄く
霧状のものが見える。これがむせる。しかも、繰り返すごとに
だんだん喉の奥の感覚が失われていくことがわかる。
10時に処置室に入り検査開始。
口にマウスピースをする。ここから気管支内視鏡を使うようだ。
目に薬液がかからぬようアイマスクをする。
鼻には酸素吸入の管が通る。
しゃべれないので質問へのイエスは手で○を、痛いなら手でベッドを
たたくように、と指示される。
準備が整ったところでマウスピースからなにやら挿入しているのは
わかるが感覚が鈍くされているので痛みはない。
ときどき何かの薬液の噴霧でむせる。
肺組織の一部(たぶん何か所か)の採取が完了したと伝えられる。
局所麻酔だから感覚が鈍くなっていても意識は明瞭なのだ。
やれやれ終わったか、とおもったら続いてリンパ節の組織を採取
とのこと。
鼻で息をせよとのことであったが途中からなぜか鼻呼吸ができなくなり
口からの呼吸が楽になったのでそうする。
医者って大変な職業だなとつくづく思う。
11時に終わる。
再び処置台から車椅子に移り11時20分に病室に戻る。
2時間は安静にとのことでベッドで休む。
午後1時過ぎに家内が見舞いに来て1時間ほど滞在。
2時半の検温で40℃からの体温があり40℃超の状態が夕方6時半頃まで
続く。粉瘤との合併症かとふと不安になる。
が、それ以降は少し下がり始めた。
8時半の検温でも38℃台だったので看護師の方が氷枕を用意してくれた。
このおかげで9時半には気持ちよく眠ることができた。
開けて2日。6時に起きる。検温したら36.7℃と平熱になり一安心。
9時前に家内が来院し会計を済ませて10時過ぎにバスに乗り府中駅へ。
11時過ぎに帰宅。
2日ぶりにシャワーを浴びてさっぱりする。
久々のビール(もどき)はうまい!
2日間の休肝日はこういう条件下なら我慢できそうだ。
人生で経験したことなんてほんの些細で未経験のほうが圧倒的に多い。
今回の検査入院もそんな未経験のひとつだが出来れば経験したくなかった。
なんだか60になったら、こういうことばっかりで老い支度をしている
ような気分だ。
まだまだ病院通いは続く。
今回はついに生まれて初めての入院である。
もっとも2泊3日の検査入院なので本格的な人間ドック
みたいなものかも知れない。
もっとも私の受けてきたいわゆる「人間ドック」という名の
定期健康診断とは違い検査項目も多いのだと思う。
31日の朝に入院受付を済ませ午前中に検尿、X線、採血を
済ませ今後の検査の段取りの説明を受ける。
10階の病棟からの眺めはなかなかのものだが台風接近で
曇り空なので新宿あたりは見えるがスカイツリーは霞んでいる。
午後はベッドに寝そべり持参の本を読んで過ごす。
カード式テレビはあるが見ない。
アルコールは1階の24時間コンビニには置いてないので実に
休肝日に打ってつけである。こういう外圧?がないと断てないのが
私の欠点だな。
21時には就寝。
月が替わって1日の朝、いよいよ検査。
手術着?に着替え車椅子に乗る。
気持ちを安定させるために腕に筋肉注射を打たれる。
筋肉注射はこどものころ海水浴で耳に水が入ったことで中耳炎を
発症した時に打たれたことを思い出した。
痛がって腕をこわばらせたもので医師に針が通らないと怒られた。
今回も痛かったが我慢はできる。
2階の処置室に行き、ここでも前準備として喉に麻酔薬を噴霧。
1,2回の噴霧で済むと思っていたら大違い。口から
麻酔技師は手袋で抑えて口内の奥に麻酔薬を噴霧するのだ。
息を吸い込むのに合わせて噴霧し吐き出す。吐き出す息に薄く
霧状のものが見える。これがむせる。しかも、繰り返すごとに
だんだん喉の奥の感覚が失われていくことがわかる。
10時に処置室に入り検査開始。
口にマウスピースをする。ここから気管支内視鏡を使うようだ。
目に薬液がかからぬようアイマスクをする。
鼻には酸素吸入の管が通る。
しゃべれないので質問へのイエスは手で○を、痛いなら手でベッドを
たたくように、と指示される。
準備が整ったところでマウスピースからなにやら挿入しているのは
わかるが感覚が鈍くされているので痛みはない。
ときどき何かの薬液の噴霧でむせる。
肺組織の一部(たぶん何か所か)の採取が完了したと伝えられる。
局所麻酔だから感覚が鈍くなっていても意識は明瞭なのだ。
やれやれ終わったか、とおもったら続いてリンパ節の組織を採取
とのこと。
鼻で息をせよとのことであったが途中からなぜか鼻呼吸ができなくなり
口からの呼吸が楽になったのでそうする。
医者って大変な職業だなとつくづく思う。
11時に終わる。
再び処置台から車椅子に移り11時20分に病室に戻る。
2時間は安静にとのことでベッドで休む。
午後1時過ぎに家内が見舞いに来て1時間ほど滞在。
2時半の検温で40℃からの体温があり40℃超の状態が夕方6時半頃まで
続く。粉瘤との合併症かとふと不安になる。
が、それ以降は少し下がり始めた。
8時半の検温でも38℃台だったので看護師の方が氷枕を用意してくれた。
このおかげで9時半には気持ちよく眠ることができた。
開けて2日。6時に起きる。検温したら36.7℃と平熱になり一安心。
9時前に家内が来院し会計を済ませて10時過ぎにバスに乗り府中駅へ。
11時過ぎに帰宅。
2日ぶりにシャワーを浴びてさっぱりする。
久々のビール(もどき)はうまい!
2日間の休肝日はこういう条件下なら我慢できそうだ。
人生で経験したことなんてほんの些細で未経験のほうが圧倒的に多い。
今回の検査入院もそんな未経験のひとつだが出来れば経験したくなかった。
なんだか60になったら、こういうことばっかりで老い支度をしている
ような気分だ。
まだまだ病院通いは続く。
お大事に!
胃カメラの経験はなく全くバリウムを飲んでのX線撮影です。このバリウムが朝食抜きでの検査なので情けないことですがおなかが喜ぶんですよ(笑