一億総オヤユビキタス

【意味】携帯メールの飛躍的な普及の意。
一億総：日本国民総じて
オヤユビ：携帯電話の親指入力
ユビキタス：普く存在する。どこでも、どこにも在る。
以上の３つの言葉のの造語で、至るところで携帯電話でメールをしている姿が目に付く現代日本人を表したことば。
crossbike_tamaが命名。

【関連語】親指名人：携帯電話でのメールで親指入力がとても速い人。情報技術の急速な進展についていくのがやっとの中高年のお父さんは携帯電話でのメール入力にも難儀しており、家族の皆から同情されている。ムリしてこと細かい返信は不要と。
昔は、指圧の名人を指した語。『指圧の心、母心』とか言って・・・

着メロ露出狂：気に入った着メロをダウンロードし、周りにそのことをアピールしたくていつもうずうずしている人。とりわけ、混雑した電車で着信があろうものなら、ここぞとばかりにおもむろに携帯をまさぐり取り出し、聞きたくも無い曲を聞かされる回りの顰蹙を買っている。しかし、本人はそのことに意を解さない。

携帯病：四六時中携帯電話を離せないくらい取り憑かれた人。２，３分置きに携帯電話をパチンと開いて見ずにはおれない。着メールにすぐさま返答を返さないではおれない。食事中も、仕事中も、勉強中も携帯電話をそばにおかずにはおれない。会議中でも着信電話を優先してしまう。新機種が出るとすぐに買い換えずにはおれない。トイレにまで携帯電話を持っていき、あろうことか便器内に落としてしまう。これらはもう病気としかいいようがない。多分回復の見込みは期待できないだろう。いったん、便利さを知ってしまった以上、それ以前に戻れない。中毒みたいなものである。

症状はこれ以外に沢山あるだろう。興味はあるが自ら症例の列挙はこれくらいにしておきたい。
また、類義語も多くあると思うが、今回はこれくらいにしておく。