台風１８号

昨日今日と台風１８号の接近と通過に伴い風雨が激しかった。
雨は午前中で峠を越えて午後からは晴れ間も出てきた。
そんな状況で家内が外回りを見ていて「大変！」と。
どうした？と聞くと、物置が倒れて家の外壁に寄りかかっているとのこと。

こんなの初めてのことだ。
裏手に回ると確かに壁に斜めに寄りかかっている。平均的に寄りかかっていないので一方の角が外壁にあたり外壁を一部へこましている。
今回の台風では数十年に一度という被害・影響が予想される場合の「特別警報」というのが初めて近畿地方で発令された。もっともこの「特別警報」というのはこの８月末に制定された物らしい。
我が家の台風被害もそうそうある程度のものではなかったということになる。
何しろ、東日本地震でも大丈夫だったのだから。もっとも、その時は灯篭が倒れて頭の部分が塀を越えて隣家に転がり落ちた。被害はどのような条件下で発生するかなんて想定するのは難しいものだ。

とにかく斜めになった物置を力を入れて垂直に起こす。そして内部の収納物を外に出し軽くしてから元の位置に押し戻す。
物置はもともとそこに設置してあったもので単にコンクリブロックの上にボルトで固定することもなく置かれていたようだ。
今まで倒れなかったのだから今回の風は今までになく結構強かったのかも知れない。

「どうしようか？」と家内が聞くので、「テープでも貼っておいたら」と答えると、「何かというとそういういい加減なやり方しか思いつかない」と詰る。
家内は、へこみをコンクリ修復剤で充填し、その上を壁の色に合わせてペンキを塗る算段らしい。すごいね。

いずれにせよ、その程度の被害で済み良かった。

そんなわけで午後から天気も回復したのだが、全くののんびりモードになっていたので散歩には出かけず引き続きのんびり過ごすことにした。