MOVAからFOMAへ

私が長らく愛用していた携帯電話は別名らくらくホンという
情報機器に疎い年配者向けのものでF672iという。
バッテリーを取り外すと2003年12月製造とあるから8年は
使用しているものと思われる。
そもそも自転車でふらふらと出かけるので連絡が取れないと
心配だと持たされたものだ。
したがって機能は電話とメールとシンプルで老眼にも不便さを
感じさせないよう文字サイズも大きいというものであった。
今日まで何の不都合も不満も感じずに使ってきたのだが
寄る年波にかなわず3月末でMOVAの通信サービスが終了する。
昨年くらいから家内がFOMAに変更しなくてはといろいろと
動いてくれたのだが、私の方は切迫感がなくのらりくらり
しているうちに終了時期が迫ってきた。
ついに先日F-02Dという機種を注文し昨日3月3日に届いた。

届いたからすぐに開梱するほどの関心もなく、
今日になってようやく開通の操作を行う。
午前中はBDレコーダにためた映画をBD-Rに移すのに忙しかったので
操作は午後になる。
家内によるとものの10分もあれば完了すると言って出かけた。
で、操作を始めるのだが暗証番号が違うとはねられ、
3回のリトライオーバになりサービスセンターに通話が転送された。
話をするうちに契約者は誰？ということで私ではダメとのこと。
仕方なく家内の帰宅を待ち彼女に事後処理を頼む。
どうやら総元締めの家内の設定した暗証番号でないと認証されない
ようで、それでもセンターとの間で何回かのやりとりがあった。
とても10分では完了しなかった。

それでも何とか開通し電話やメールの送受信ができるようになった。
カメラは1600万画素と高画素であるが、どうもピントが甘いようだ。
300万画素あたりから実用的な画素を確認したい。
動画も撮影できるようで、これはフルHDでの撮影が良さそうだが
やはり適切な画素数を見出したい。
内蔵メモリでは不足なので余っていた2GbのマイクロSDを取り付ける。
16Gbか32GbのマイクロSDHCがほしいところだ。
（新しい機械は新たな需要を喚起する。ささやかだが。）
携帯とパソコンとのやりとりはWI-FIが使えるとのことでAOSS機能を
使いこれはすんなり設定できた。実際の接続ソフトはF-LINKで、
写真や動画を携帯からパソコンに簡単に移動できた。
ピントが甘いのはパソコンに移動して確認した結果からの感想だ。
（USBで接続する方法もあるようだが、しょっちゅうケーブルの
抜き差しをするのも考え物だ。）

F-02DはFOMAへの移行促進とのことで0円とのこと。
さらに、利用料金は基本機能に絞りMOVAより安くなる。
電話の利用サービスについては家内に任せているので良くはわからぬが
そういうことらしい。今まで高く払ってきた分、移行対応で携帯が
安くなったのかな。

明日は旧機種のデータを新機種に移動してくれるとのこと。
ま、自分でやってもそれほど手間のかからないことだが、そういう
サービスがあるとのことなので任せることにした。
どうせ、明日は雨で散歩できないから歩数計を使うこともないから。