花粉症の季節がやってきた。
家内もしたのこどもも、この季節は大変なようである。
そんなおり、「子どもを花粉症にしないための9か条」なる記事を見つけた。
「花粉症は、ある程度不衛生でエンドトキシンの量が多い環境で育つと発症しにくくなる。逆に、下水道などインフラが完備されている所、車の交通量の多い所で育つと発症率が高くなる」、ということで、以下の9か条が列挙されている。これにあてはまらない人は発症しているか遠からず発症する惧れがありそうだ。
1)生後早期にBCGを接種させる --○こどものころ毎年接種していたなぁ。陰陽反転すると水泳禁止になったような。
2)幼児期からヨーグルトなど乳酸菌飲食物を摂取させる --×ひところヤギの乳をもらって飲んでいたが。小学校の頃は家庭でも脱脂粉乳のミルクを飲めと推奨されていた。
3)小児期にはなるべく抗生物質を使わない --○多分使っていないと思う
4)猫、犬を家の中で飼育する --○猫や牛や鶏と共生していた
5)早期に託児所などに預け、細菌感染の機会を増やす --○保育所、幼稚園に通っていた。とにかくあの時代こどもが多かった
6)適度に不衛生な環境を維持する --○亡き母には申し訳ないが、多分、適度に、つまり、食中毒が発生しない程度に、そこそこ不衛生だったかも
7)狭い家で、子だくさんの状態で育てる --×広い家で田舎にしては珍しく核家族
8)農家で育てる --○農家である
あれぇ?8つしかないぞ???
まぁ75%該当する環境で成長したわけだから花粉症なぞになりえようがない。
因みにしたのこは25%しか該当しない。発症するわけだ。御愁傷様。でも、だからといって何が幸いするかわからないわけで、何事も万事塞翁が馬である。
--------------以下引用-----------------------
子どもを花粉症にしないための9か条
2月23日19時53分配信 医療介護CBニュース
将来、子どもが花粉症で苦しまないようにするためにはどうすればよいか―。理化学研究所免疫・アレルギー科学総合研究センターの谷口克センター長が「花粉症にならないための9か条」を紹介した。
2月23日に横浜市の理研横浜研究所で報道関係者を対象に開かれた「製薬協プレスツアー」(主催=日本製薬工業協会)で、谷口センター長は「スギ花粉症ワクチン開発」と題して講演。この中で、▽生後早期にBCGを接種させる▽幼児期からヨーグルトなど乳酸菌飲食物を摂取させる▽小児期にはなるべく抗生物質を使わない▽猫、犬を家の中で飼育する▽早期に託児所などに預け、細菌感染の機会を増やす▽適度に不衛生な環境を維持する▽狭い家で、子だくさんの状態で育てる▽農家で育てる―の9か条を紹介した。
谷口センター長は、2003年のアレルギー疾患増加の疫学調査結果などを例に挙げて説明。同調査によると、花粉症を含むアレルギー患者は、20歳代は80%、40歳代は70%、50歳代は40%、60歳代は30%と、若い世代ほど割合が多い。きょうだいの数とアレルギー疾患発症頻度に関しては、第1子の発症頻度は6.3%だが、第2子は4.9%、第3子は3.1%と、第2子以降は発症頻度が下がる傾向が見られた。
また、生後6か月以内に麻疹、抗酸菌などの感染症にかかると、アトピーになりにくいという。6歳時点でのツベルクリン反応陽性者は喘息の発症頻度が4%、反応陰性者は16.2%だった。
一方、生後3年以内に抗生物質を投与すると、花粉症や喘息の発症率が高くなるという。
谷口センター長は、「花粉症は、ある程度不衛生でエンドトキシンの量が多い環境で育つと発症しにくくなる。逆に、下水道などインフラが完備されている所、車の交通量の多い所で育つと発症率が高くなる」と説明した。1987年のある統計によると、栃木県日光市内の交通量の少ない小来川地区と交通量の多い日光スギ並木地区の花粉の一日当たりの平均飛散数はほぼ同じだったが、花粉症の発症頻度は、前者が5%程度だったのに対し、後者は13%だったという。また、96年にドイツで行われた花粉症の皮膚テストによると、旧東独のライプチヒとハレでは陽性率が7.9%だったのに対し、旧西独のミュンヘンでは21.3%だったという。
谷口センター長は、「幼児期でアレルギー体質が決定するという仮説は正しいことが証明された。花粉症などのアレルギー性疾患は文明病であり、人間が物質文明を追求したために生じた免疫機能失調症だ」と指摘。その上で、「国民の約20%がスギ花粉症に罹患し、その経済損失は年間1.2兆円と試算されている。既存の医薬品による対症療法のみでは、増大するアレルギー疾患患者の治癒は困難。根本的な治療を実現するワクチン開発が急務だ」との認識を示した。
【エンドトキシン】
細胞内毒素。細菌の死などによって細胞壁が壊れることで放出される。
家内もしたのこどもも、この季節は大変なようである。
そんなおり、「子どもを花粉症にしないための9か条」なる記事を見つけた。
「花粉症は、ある程度不衛生でエンドトキシンの量が多い環境で育つと発症しにくくなる。逆に、下水道などインフラが完備されている所、車の交通量の多い所で育つと発症率が高くなる」、ということで、以下の9か条が列挙されている。これにあてはまらない人は発症しているか遠からず発症する惧れがありそうだ。
1)生後早期にBCGを接種させる --○こどものころ毎年接種していたなぁ。陰陽反転すると水泳禁止になったような。
2)幼児期からヨーグルトなど乳酸菌飲食物を摂取させる --×ひところヤギの乳をもらって飲んでいたが。小学校の頃は家庭でも脱脂粉乳のミルクを飲めと推奨されていた。
3)小児期にはなるべく抗生物質を使わない --○多分使っていないと思う
4)猫、犬を家の中で飼育する --○猫や牛や鶏と共生していた
5)早期に託児所などに預け、細菌感染の機会を増やす --○保育所、幼稚園に通っていた。とにかくあの時代こどもが多かった
6)適度に不衛生な環境を維持する --○亡き母には申し訳ないが、多分、適度に、つまり、食中毒が発生しない程度に、そこそこ不衛生だったかも
7)狭い家で、子だくさんの状態で育てる --×広い家で田舎にしては珍しく核家族
8)農家で育てる --○農家である
あれぇ?8つしかないぞ???
まぁ75%該当する環境で成長したわけだから花粉症なぞになりえようがない。
因みにしたのこは25%しか該当しない。発症するわけだ。御愁傷様。でも、だからといって何が幸いするかわからないわけで、何事も万事塞翁が馬である。
--------------以下引用-----------------------
子どもを花粉症にしないための9か条
2月23日19時53分配信 医療介護CBニュース
将来、子どもが花粉症で苦しまないようにするためにはどうすればよいか―。理化学研究所免疫・アレルギー科学総合研究センターの谷口克センター長が「花粉症にならないための9か条」を紹介した。
2月23日に横浜市の理研横浜研究所で報道関係者を対象に開かれた「製薬協プレスツアー」(主催=日本製薬工業協会)で、谷口センター長は「スギ花粉症ワクチン開発」と題して講演。この中で、▽生後早期にBCGを接種させる▽幼児期からヨーグルトなど乳酸菌飲食物を摂取させる▽小児期にはなるべく抗生物質を使わない▽猫、犬を家の中で飼育する▽早期に託児所などに預け、細菌感染の機会を増やす▽適度に不衛生な環境を維持する▽狭い家で、子だくさんの状態で育てる▽農家で育てる―の9か条を紹介した。
谷口センター長は、2003年のアレルギー疾患増加の疫学調査結果などを例に挙げて説明。同調査によると、花粉症を含むアレルギー患者は、20歳代は80%、40歳代は70%、50歳代は40%、60歳代は30%と、若い世代ほど割合が多い。きょうだいの数とアレルギー疾患発症頻度に関しては、第1子の発症頻度は6.3%だが、第2子は4.9%、第3子は3.1%と、第2子以降は発症頻度が下がる傾向が見られた。
また、生後6か月以内に麻疹、抗酸菌などの感染症にかかると、アトピーになりにくいという。6歳時点でのツベルクリン反応陽性者は喘息の発症頻度が4%、反応陰性者は16.2%だった。
一方、生後3年以内に抗生物質を投与すると、花粉症や喘息の発症率が高くなるという。
谷口センター長は、「花粉症は、ある程度不衛生でエンドトキシンの量が多い環境で育つと発症しにくくなる。逆に、下水道などインフラが完備されている所、車の交通量の多い所で育つと発症率が高くなる」と説明した。1987年のある統計によると、栃木県日光市内の交通量の少ない小来川地区と交通量の多い日光スギ並木地区の花粉の一日当たりの平均飛散数はほぼ同じだったが、花粉症の発症頻度は、前者が5%程度だったのに対し、後者は13%だったという。また、96年にドイツで行われた花粉症の皮膚テストによると、旧東独のライプチヒとハレでは陽性率が7.9%だったのに対し、旧西独のミュンヘンでは21.3%だったという。
谷口センター長は、「幼児期でアレルギー体質が決定するという仮説は正しいことが証明された。花粉症などのアレルギー性疾患は文明病であり、人間が物質文明を追求したために生じた免疫機能失調症だ」と指摘。その上で、「国民の約20%がスギ花粉症に罹患し、その経済損失は年間1.2兆円と試算されている。既存の医薬品による対症療法のみでは、増大するアレルギー疾患患者の治癒は困難。根本的な治療を実現するワクチン開発が急務だ」との認識を示した。
【エンドトキシン】
細胞内毒素。細菌の死などによって細胞壁が壊れることで放出される。
▽手や顔を洗う回数を少なくする
というのがそれであるが、これは判断に困るなぁ。
トイレや風呂や髭剃り以外で手を洗うことは基本的にないのだが。
小便では手洗いを省略することがこの条件にあっているのかな?ちょっとできないが。
そこそこ「小汚い」状態がいいらしいのだが、4,50年前なら可能でも今では難しいね。