半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

国立科学博物館で、 『大アマゾン展』 を見ました。

2015-04-08 17:45:41 | 博物館、科学館、資料館
カミさんと二人で国立科学博物館に行きました。お目当てはこちら、 『大アマゾン展』 です。






今回はアマゾンの生物に焦点を当てた企画展。さすがに国立というだけあって、内容は中々充実していましたよ。






もちろん、このオオハシの様な美しい鳥や蝶の展示もありましたが……



……私が興味を持ったのはやはり奇妙な生き物達です (笑) 。


これはアルマジロのコーナーに展示してあったオオアルマジロ。アルマジロはボール状になって身を守ると思っている方が多いと思いますが、実はボール状になれるのはミツオビアルマジロだけなんですよ。



つまり、昔々、明治Hi-Milkの懸賞になっていたアルマジロ型のバッグ (あいざき進也さんのCMのヤツ) は、ミツオビアルマジロだったことになります。


爬虫類の展示にはオオアナコンダもいました。さすがに大きい。




この左側のカエルはピパ (コモリガエル) 。背中に生みつけた卵がそのまま体と一体化し、成長すると皮膚を破って外に出てくるというグロさNo.1のカエルです。カエルは好きだけど、さすがにこれは飼いたいとは思いません。




あっタランチュラだ!。まぁこれはオオツチグモ系のクモで実は本来のタランチュラとは違うんですけど、このコーナーの解説にも書かれていた通り、今では大型で毛むくじゃらのクモのことをタランチュラと呼ぶのが一般的となっています。



解説によると、毒の量の割には人間に対する害は少ないとのこと。猛毒じゃなかったのか……


順路の途中に、こんなジャングルのジオラマがありました。良く見ると、様々な生き物が隠れているんですよ。






さて、ここは魚類のコーナー。アマゾンの魚類といえば、やはり真っ先に思い浮かぶのはピラニアでしょう。しかし、現地ではピラニア以上に危険だとされている魚も色々いるようです。

まずはこれ、ガンディル。目のない小型の魚で、一見するとそんなに危険には見えませんね。



しかし、このガンディル。獲物の皮膚に穴を開けてその体内に侵入し、内側から喰いつくすという凶暴な魚!。映像が上映されていましたが、確かにこれは酷い。


しかし、私が一番遭遇したくないと思ったのはやはりコイツ、ヴァンデリアです。




これも一見小型で弱そうな魚ですが、この解説を読んでドン引きしてしまいました。



アマゾンには一度行ってみたいなぁと思うものの、河に入るのは止めておきます。


この企画展、会期は6月14日までたっぷりありますので、東京都美術館で 『大英博物館展』 はが始まったら、そちらと一緒に見に行くというのが良いかもしれません。
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