半谷範一の「オレは大したことない奴」日記

B級自動車ライターのカオスな日常

趣味の弾作り? ハンドロード(リローディング)の話 その1

2011-11-16 10:00:00 | ライフル射撃、ライフル銃
世の大半の大口径ライフル射手と同様、私も弾は自作=ハンドロードしています。自作の理由に既製品より当ることを挙げる方も多いですが、私の場合は経済的な理由がメイン。村田銃とかには既製品はないので、嫌でも自作しなくちゃなりません。と、いうわけで、何回かに分けて私の趣味の弾作り?についてご紹介させていただくことにします。私の目標は既製品と同程度というレベルなんで、ベンチレストシューターの方々のような高度な内容は一切出て来ませんけどね(笑)。




ハンドロードの最初のステップはケース(薬莢)のクリーニング。私は10年以上前に友人からタダ同然で譲って頂いたこの振動式タンブラーを使ってます。デキャップやリサイズしてからクリーニングする方もいますが、私はクリーニングが先。うるさいし時間も掛かるので、本当は超音波洗浄機が欲しい!けど、まだ壊れる気配は全然ないし、メディア(中に入れる研磨材)も多量に残っているため、当分はこれを使い続けるしかないんだろうなぁ・・・・・・




これがクリーニング前のケース。ネックの部分が結構黒ずんでますね。私はビンボーなんで、.308 Win.はほとんどはタダでもらった使用済みのケースを使ってます。射撃場などで一回しか使っていないような空薬莢を捨ててゆく人を見付けたときには、恥も外聞もなく「捨てるなら私にください!」と叫んでしまします。どうぞスカベンジャーとでも何とでもお呼び下さい(笑)。




それをこのタンブラーの中にジャラジャラ入れます。通常は一度に100本程度のクリーニングを行います。メディアは市販の物(トウモロコシや胡桃の殻を砕いたもの)にコンパウンドを混ぜています。以前は専用のケースクリーニング用のコンパウンドを使ってましたが、我が家に常備している銀磨き用のコンパウンドを試してみたら普通に使えました。黒色火薬を使用する村田銃用の薬莢は汚れが酷いので、一度水洗いして乾燥させてからタンブラーに掛けています。




スイッチ入れて2~3分後に蓋を開けてみたらこんな感じでした。後はこのまま数時間回し続けます。本当はちゃんとタイマーを使って時間を管理しなければいけないのでしょうが、私の場合は、「外出するときにスイッチを入れて、帰ってきてから止める」 というアバウトなやり方です。良い子は真似をしてはいけませんよ(笑)。

  


そして、これが約6時間後の状態。どうですか?。結構綺麗になっているでしょ。




タンブラーに掛ける前と較べてみるとこんな感じ。



次回は(いつになるか分かりませんが) ケースのリサイズについて書く予定です。


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