学問空間

「『増鏡』を読む会」、第9回は2月22日(土)、テーマは「上西門院とその周辺」です。

「男もすなるゆーちゅうぶといふものを、女もしてみむとてするなり」(by 紀貫之氏)

2023-12-20 | 鈴木小太郎チャンネル2024
『親子で楽しく学べる人気YouTube動画の作り方』などという本を図書館で借りてきて、動画作成の初歩を鋭意勉強中の私です。
さて、戦国武将に全く興味がない私は「ミスター武士道」氏のチャンネルを見たことがなかったのですが、登録者数が16.9万人だそうですから、たいしたものですね。
コメントを見ると、どんな人たちが何を期待して見ているのか、何となく想像できます。

最終回『神の君へ』解説┃1年間通して見たからこそわかることがある… #どうする家康
https://www.youtube.com/watch?v=lL0UdX5jz6k&t=111s

衣裳が渋く、神田伯山みたいに話し上手なので、その道のプロかと思ったら、講談師ではなくお笑い芸人の修行をされていたそうですね。
また、ユーチューブは知人から出資を受けてビジネスとしてやっているとのことで、「青天を衝け」(2021)のときは再生数が伸びず、厳しかったそうですね。

【ゲスト:ミスター武士道】新春スペシャル&NHK大河ドラマ『どうする家康』放送記念企画「先輩歴史系YouTuberの雄に学ぶ」
https://www.youtube.com/watch?v=ZbVA1O-wb1c

私の場合、基本的にはブログで書いていることと同じ内容の話をするつもりなので、「ミスター武士道」氏の視聴者層とは殆ど重なることがなさそうです。
また、ビジネスとして成り立つはずがないことは最初から分かっており、現在のブログの数倍程度の人が来てくれて、そのうちの一定割合の人が意見や感想を書いてくれれば充分ですね。
ところで、呉座氏のチャンネルでゲストが登場する回を中心に見ていたら、平山優氏はずいぶん話し上手な人ですね。
芸能事務所(ポニーキャニオン)と契約されているそうで、異色の歴史研究者ですね。

【ゲスト:平山優】NHK大河ドラマ『どうする家康』時代考証が語る、家康と信玄
https://www.youtube.com/watch?v=7T1bGQKqdTU&t=465s

また、細川重男氏は大病をされていたようですが、達者な話芸は昔のままですね。

【ゲスト:細川重男】鎌倉武士の実像を語る【第一部・無料ライブ配信】
https://www.youtube.com/watch?v=5Zp41abh88I&t=4066s

それと、呉座氏のチャンネルではありませんが、丸島和洋氏(東京都市大学准教授)の動画もあって、こういう話し方をする人なのかと初めて知りました。

戦国大名とはどのような存在なのか?|丸島和洋
https://www.youtube.com/watch?v=hYiLYPzTN18&t=84s

私は丸島氏とは特別にフレンドリーな関係にあって、ちょうど十年前、若干のやり取りをしたことがあります。

丸島和洋氏のご意見
https://blog.goo.ne.jp/daikanjin/e/a13b5bb5ba75b6b580fb6381da91abfb
職人さんとの対話
https://blog.goo.ne.jp/daikanjin/e/d49c1468f83c47057d6d028924e42f5d
金子堅太郎とホームズ判事
https://blog.goo.ne.jp/daikanjin/e/a93b1209328804c9890f8954e990263b
書評:丸島和洋著『戦国大名の「外交」』
https://blog.goo.ne.jp/daikanjin/e/0ac71f315a069919f1402e7c924d889d

ただ、中世国家について考え始めたのは丸島氏とのやり取りがきっかけであり、今では決して冗談ではなく丸島氏に感謝しています。
丸島氏の中世国家論も『戦国大名の「外交」』(講談社選書メチエ、2013)の段階では荒っぽいものでしたが、『列島の戦国史5 東日本の動乱と戦国大名の発展』(吉川弘文館、2021)ではかなり整理されていますね。

あなたの「国家」はどこから?─丸島和洋氏の場合(その1)(その2)
https://blog.goo.ne.jp/daikanjin/e/cea66659dd786ab72c595cccb0b2c976
https://blog.goo.ne.jp/daikanjin/e/7ba92511f4d25dfbe46a7a9afcf796dd

「あなたの「国家」はどこから?」シリーズをやっていた時(2021年10月~11月)は、丸島氏の見解を紹介した後、黒田日出男・石井紫郎・水林彪・勝俣鎮夫・谷口雄太・山田康弘・黒田基樹・平山優氏の見解を概観し、改めて丸島氏の『武田勝頼 試される戦国大名の「器量」』(平凡社、2017)の中世国家論を検討しました。

あなたの「国家」はどこから?─丸島和洋氏の場合(その3)(その4)
https://blog.goo.ne.jp/daikanjin/e/8d2580199ad8c1af1180827ae2851338
https://blog.goo.ne.jp/daikanjin/e/6be1539b54c9f4ce01cae6e81bacff78

中澤達哉氏の「礫岩国家」論を知ることができたのも丸島氏のおかげです。

あなたの「国家」はどこから?─中澤達哉氏の場合(その1)~(その7)
https://blog.goo.ne.jp/daikanjin/e/eceec6a481ef15494282f7165b09948a
【中略】
https://blog.goo.ne.jp/daikanjin/e/0f4bd8d07c95b4472867eb63b0ae2259
ネーミング・センスが駄目すぎる「礫岩国家」な人々
https://blog.goo.ne.jp/daikanjin/e/ec54d90235e40b7655a3480a0c2c20f1
コメント
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