● 昭和時代(昭和天皇 第2次岸信介内閣)
Second of the United States-Japan security treaties is signed; demonstrators against ratification of the treaty besiege the National Diet Building.
遠(とお)く群れ成す 安保機に。
1960年 新安保条約 (第2次)岸信介内閣
1957年、病気のため2か月で退陣した石橋湛山内閣を引き継いで岸信介が組閣。
1960年、第2次岸内閣は日米相互協力及び安全保障条約(新安保条約)に調印したが、
批准のための国会審議は野党の激しい抵抗を呼んだ。
衆議院で自民党単独の強行採決が行われると、大規模な安保改定反対の運動(安保闘争)が展開された。
頻出史料 「日米相互協力及び安全保障条約(新安保条約)」
第四条 締結国は、この条約の実施に関して随時協議し、また、日本国の安全又は極東における国際の平和及び安全に対する脅威が生じたときはいつでも、いずれか一方の締約国の要請により協議する。
第六条 日本国の安全に寄与し、並びに極東における国際の平和及び安全の維持において施設及び区域を使用することを許される。
第十条 この条約が十年間効力を存続した後は、いずれの締約国も、他方の締約国に対しこの条約を終了させる意思を通告することができ、その場合には、この条約は、そのような通告が行われた後一年で終了する。