●イタリア(イタリア王国)
Italy annexes Fiume, invades Albania and Ethiopia.
西は不意打ち 踏むある日
1924年 フィウメ 26年 アルバニア
肉食らってら 見ろエッチ!
29年 ラテラン条約 36年 エチオピア
1914年に第1次世界大戦がはじまると、イタリアは開戦当初中立であったが、1915年4月、イギリス・フランス・ロシア・イタリア間でロンドン秘密条約が結ばれた。
内容は、イタリアが連合国側に立って参戦するかわりに、戦後「未回収のイタリア」・アドリア海沿岸地域の割譲、植民地の拡大を約束するものであった。
こうして、翌5月にイタリアは第1次世界大戦に参戦し、戦後、1919年9月オーストリアと連合国との講和条約であるサン=ジェルマン条約によって、「未回収のイタリア」が回収された。
その後、イタリアはムッソリーニが政権を握るとユーゴスラヴィアと紛争を起こし1924年にはローマ条約を結んでフィウメ(現クロアチアのリエカ市)を併合し、つづいて1926年にはアルバニアを保護国化した。
さらにローマ教皇庁と1929年にラテラン条約を結んで和解し、教皇庁(ヴァチカン市国)の独立を認めた。
1935年にはエチオピアに侵略し、翌36年併合した。
▼「未回収のイタリア」