●ドイツ(神聖ローマ帝国)
German emperor strengthens princely power with Golden Bull.
人(ひと)見込むとき 金(きん)を貸し。
1356年 金印勅書 カール4世
1356年、皇帝カール4世は「金印勅書」を発布し、皇帝選出権をマインツの大司教を筆頭に聖俗の七選定候に認めた。
これは大空位時代以来の政治的混乱を解決するために出されたものであったが《「金印勅書」発布の年代が「大空位時代」の始まりの「1256年」のちょうど百年後であることを意識すれば覚えやすい!》、選帝侯の権威は皇帝をもしのぎ、ドイツは領邦国家に分かれて地方割拠の形勢となった。
1438年、神聖ローマ皇帝にアルブレヒト2世選ばれて以降、皇帝はハプスブルク家が事実上世襲した。
《七選帝候》 七選帝候は、四世俗諸侯(ファルツ伯、ザクセン候、ブランデンブルク辺境伯、ボヘミア(ベーメン)王)と三聖界諸侯(マインツ、ケルン、トリールの大司教)を指す。
ファーザーブラボー マイケルと。
ファルツ伯 ザクセン候 ブランデンブルグ辺境伯 ボヘミア王 マインツ ケルン トリール
とすれば簡単に覚えられる!
▼七選帝侯国
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