□建長寺船の覚え方 ◇C
絢爛時より船高と。
(建長寺・蘭溪道隆(らんけいどうりゅう)・北条時頼)(建長寺船)(北条高時)
[ポイント]
1.建長寺は蘭溪道隆(らんけいどうりゅう)を開山として北条時頼が造営したが、のち焼失。高時が再建のため建長寺船を派遣した。
[解説]
1.北条高時が火災にあった建長寺再建の費用を得るために、1325年、貿易船「建長寺船」を元に派遣した。派遣は1回のみだった。
2.元寇にも関わらず、日元間では私的な貿易が盛んに行われていた。
3.なお1976年、韓国南部沖合で沈没船が発見されている(新安沈船)。この沈船は発見された木簡から、東福寺再建のため元に派遣され、帰途の1323年沈没したことがわかっている。
〈2013上智大2/3実施神学外国語学部など:「
天竜寺船の元への派遣は、鎌倉幕府を見習ったものであるが、鎌倉幕府がこれによって造営した寺院はどれか。もっとも適切なものを、次から1つ選びなさい。
1建長寺 2円覚寺
3寿福寺 4浄智寺
5大徳寺 6浄妙寺」
(答:1)〉
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