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▲最も身近なアルミニウムである1円玉
問題.鉄、アルミニウム、マグネシウムのうち、水酸化ナトリウム水溶液を加えると、溶けて気体を発生するものはどれか。
答え. アルミニウム
ああ素直(すなお)だね 良性で。
アルミニウム 亜鉛 錫 鉛 両性金属
水酸化ナトリウム水溶液は、アルカリ性の水溶液である(水酸化~はすべてアルカリ性)。
水酸化ナトリウム水溶液に、スチールウール(糸のように細くした鉄)や銅線を入れても変化は起きず、金属は溶けない。
ほとんどの金属は塩酸やうすい硫酸 などの酸には溶けるが、アルカリ性の水溶液にはとけないものが多い。
ところが、アルミニウムは、水酸化ナトリウム水溶液に溶ける。
アルミニウムのように、酸性にもアルカリ性の水溶液にもとける金属は、亜鉛、錫(すず)、鉛(なまり)などだけで、これらは両性金属とよばれる。
アルミニウムを、水酸化ナトリウム水溶液に入れると、あわを出しながら溶ける。塩酸にアルミニウムを入れたときも、あわを出して溶ける。
このとき発生する気体はどちらも水素である。
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