19世紀に入ると、調和と形式を重んじる従来の古典主義に対抗して、個性や感情の発露を重視し、また歴史や民族文化の尊重を主張するロマン主義が登場した。
ドイツではノヴァーリス(『青い花』)やハイネ(『歌の本』)、フランスではシャトーブリアン、二月革命で活躍したラマルティーヌ、『レ=ミゼラブル』の著者ユーゴーなどが代表的である。
ロマン主義 〈ユーゴー、『レ=ミゼラブル』〉★★
ロマン融合(ゆうごう) ミゼラブル。
ロマン主義 ユーゴー 『レ=ミゼラブル』 フランス
イギリスでは詩人のワーズワース、小説のスコット、そしてギリシア独立戦争に義勇兵として参加して死去した詩人バイロン(写真)(『チャイルド=ハロルドの巡礼』)などが有名である。
ロマン主義 〈バイロン、『チャイルド=ハロルドの巡礼』〉★★
やばいロマンに 無茶(むちゃ)し過ぎ。
バイロン イギリス ロマン主義 『チャイルド=ハロルドの巡礼』 ギリシア独立戦争
アメリカではエマーソン、ホイットマン(『草の葉』)が、ロシアでは「近代ロシア文学の祖」と呼ばれるプーシキン(『大尉の娘』・『オネーギン』)が国民文学を打ち立てた。
ロマン主義 〈プーシキン、『大尉の娘』・ 『オネーギン』〉★
大尉の娘 いぶし銀。
『大尉の娘』 プーシキン 『オネーギン』
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