これってやはり化石? 私のライフスタイル!

ひともすなるブログなるものを、われもしてみむとてするなり

ジム・トンプソンの大判ストール … 友人からのプレゼント

2010-07-31 | 
焼津で再開した友人から いくつかお土産を貰いました。

その一つが ジムトンプソンのストールです。

彼女が 駐在員だったご主人に
「着物でも洋服でも合うように 正方形ではなくて 長方形のストールを買ってきて」と 何回もダメ押しして 買ってきてもらったというものです。

その中の一枚をいただきました。


ゴールドと抹茶と茶の縞になっていて、洋服でも 着物でも ほんとに合わせやすそうです。

手持ちの着物とのコーディネートを考えると わくわくしてきます。

秋が待ち遠しい

タイシルクの光沢と風合いは 日本の着物にもよく合いそうです。

いつの日か タイシルクで 帯やはおり物を縫ってみたいと思っていますが、一枚のストールから その思いに火がつきそうです。
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桜エビのかき揚げ … 焼津で買った 生の桜エビで

2010-07-30 | 
焼津のおさかなセンターで買った 桜エビで 今夜は かき揚げです。

トトは玉ねぎのかき揚げが嫌いなので、 うーんと悩んで ジャガイモを拍子切りにしたものと合わせました。

枝豆もちょっとだけ散らして。

使った桜エビは 150gほどでした。

一人二揚げずつのかき揚げにしたので、なんと50gの桜エビを食べたことになります。

家で作るから出来る贅沢な使い方です。


わさび塩を少々ふりかけて 今風の食べ方にしました。
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焼津で 友と再開 … マダムの付き人みたいに見えたかな?

2010-07-29 | TRIP&TRAVEL
27日 静岡駅で 一足先に着いて私を迎えてくれた友人と私 お互いに見合って 大笑いでした。

というのは なんと彼女は この暑さの中 着物でした。

そして 私は スパッツにスリーブレスのトップという リゾートスタイル。

彼女と会う時は 私もここ数年は着物ばっかりでした。

「ホテルで 持参した浴衣でも着て 遊ぼうか」と 私が言いだしていたので 旅の往復も着物と 勘違いしていたのかもしれません。

 そんな彼女が ホテルでチェックインしてくれている時の 後ろ姿 

部屋でお土産交換などしながら おしゃべりした後は 露天風呂へ。

駿河湾を真下に見下ろすロケーションにあり、ぼぉーっと湯に浸かっていると 心身ともに解放されていきます。

部屋へ戻って 湯上りの暑さも取れたところで 持参した浴衣に着替えました。

彼女は 有松絞りの浴衣に 博多の羅の半幅帯。

私は 藍染の浴衣に 同じく博多の紗の半幅帯。

飲めない彼女なのですが、酒好きの私に付き合って 梅酒で乾杯。



夏休みでシーズン中とは言え 平日のせいか 私たちが通されたダイニングルームは 二組だけで のんびりゆっくりと3時間ほどかけて 夕食をとることができました。

こういう食事ができるのが 最高のぜいたくに思えるこの頃です。

部屋に戻って 窓越しに外を見ると 穏やかな駿河湾を月が照らしています。

その美しさに 思わずカメラを手にしてしまいました。

トップの写真がそれです。 高感度でフラッシュなしで撮影したものです。

私のカメラの性能のよさにびっくりです。


もう一度 もう一か所の露天風呂に行き 湯に浸かりながら おしゃべりは続きました。


翌日 出発前に バルコニーでツーショットを今度はセルフタイマーで撮影。

 もう 付き人になりきっています。

焼津駅に戻って 荷物をコインロッカーに入れた後、おさかなセンターへ。

生の桜エビとかま揚げ桜エビとちりめんを購入。

さらに もう一軒で焼津名物という サバやイワシ原料の黒はんぺんも購入。

軽くマグロの握りを食べた後 サッポロビール静岡工場へ移動しました。

工場内には 広大なビオトープが作られていて 今ハスの花が見ごろということで ビオトープをそぞろ歩きしましたが、彼女は 日傘さしていても暑かったかも。

 大賀ハスの前で それぞれ 記念写真。

大賀ハスの説明は ↓ に詳しく書いてあります。



5時に静岡で別れました。

帰りのこだまの中で 小田原を過ぎたあたりで ふっと窓越しに後ろを振り返ったら 旅に出て初めて富士山を捉えることが出来ました。

友人が 富士山が見えないと言っていたので またもカメラに収めました。



自宅のバルコニーから身を乗り出せば 見ることが出来る富士山なのですが、どこにいてもその姿を見ると やはり嬉しくなってしまいます。

二人の今一番共通の話題で 楽しいほうの事は やはり 着物を着るということです。

次回は 京都南座あたりに出かけようということになりました。

もちろん その時は 私も着物でお出かけということに。

楽しい一泊二日の友との再会でした。





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ラッキーえびす … 我が家のえびすビールとも違うラベルです

2010-07-28 | TRIP&TRAVEL
焼津の二日目最後に 友が選んだ行き先は、サッポロビール静岡工場でした。

40分の工場見学ツアーの後は、ガーデンハウスで作り立てのビールが2杯まで試飲できます。

もちろん未成年、ドライバー、アルコールの苦手な人は、ソフトドリンクのサービスが受けられます

見学ツアーのガイドさんの「カンパーイ」の後にみんなで「サッポロー」と唱和するようにリクエストがあって、真面目な見学者は 大きな声で 「サッポロー!」と言いながら クリーミーな泡を流し込みました(笑)

友と語らいながら、えびすやサッポロ黒ラベルを味わっていると、ガイドさんが、二本のえびすビールの瓶をテーブルに持ってきました。

そして
「二本のビールのラベルは、同じように見えるけど少しだけ違うのですが、解りますか?」と、クイズかけされました。

友はすぐに気付きました。

そのいつものえびすビールと違うラベルが、写真のものです。

サッポロの人たちは、このラベルの付いたえびすビールをラッキーえびすと呼んでいるそうです。

本日発売されるラッキーえびすのうち、何十本かに一瓶か一缶にしか貼られないのだとか。

友も私も、もちろん携帯やデシカメで写真とりました。

携帯の待受画面もラッキーえびすに早速チェンジです。

飲めない友のビール好きの私のためにたてた粋なプランは 楽しく思い出深いものになりました。
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ぷらっとこだまで一人旅

2010-07-27 | TRIP&TRAVEL
三重は津市に住む10歳からの友人と、神奈川に住む私は、中間点あたりの焼津で、一泊を過ごすことになりました。

のぞみやひかりには乗ったことあるけれど、こだまは初体験です。

JR東海ツアーズが出しているぷらっとこだまなるチケットを昨日購入。

チケットに付いてくるワンドリンク券では、ビールと交換しました。

回りはビジネスマン風の人ばかり。

ちょっと申し訳ないけど、今年の自分へのご褒美だから、遠慮せず、静岡までの一時間ちょっとを、ビール片手に楽しみます。

旅の始まりです。
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麻のニットファブリックでイージィソーイング … フラットロック三昧で 出来上がり

2010-07-26 | 洋服 手作り
連日の猛暑で 軽くて 肌触りのいい 手作りの服ばかりを着ています。

昨年 数枚縫った ちょっと長めのロングスリーブレスのトップロング丈のタンクトップが 今年も相変わらず重宝しています。

妹も 電話の向こうで 去年私が縫った服が 役に立っているといってくれて よし 頑張ろうという気になりました。

そこで 今日も 久々に 同じパターンで 一枚縫いました。

素材は 麻100%の ニットの生地です。

昨年 ネットサーフィンしていて とあるオークションサイトが目にとまり どうしても欲しくて 最後まで頑張って落札した生地です。

とても細い糸で 透かし編みになっていて ちょっとざらついた肌触りは まさしく天然素材の味そのものです。

色は 未ざらしのような雰囲気(生成り)で あちこちに糸の濃淡があります。



衿ぐりと袖ぐりは 5㎜の縫い代でカットし、衿ぐりから袖ぐりにかけて 全部 伸び止めのテープを貼り、二つ折りにして フラットロックミシンで カバーステッチで仕上げました。

裾だけは ロックミシンで巻きロックで始末しようと一度トライしましたが、布を均一に巻きこむことが出来ずに 断念。

裾もカバーステッチをかけました。

一重で軽い感じに仕上がり 満足です。

一枚仕上がったので 残りの布で 同じパターンで もう二枚分を裁断。

一枚は 妹に もう一枚は 友人に と 考えています。


服が欲しくて 縫いたくて 生地を買うことよりも 生地の持つ魅力についつい引き込まれて 買ってしまう生地。

そんな生地に触れているうちに 私なりのイマジネーションが働いて形になった時 言葉では表せないような満足感が生まれます。

なんて貧乏性なんだろうと思いながらも やめられない面白さです。





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空のペットボトルがぺっしゃんこ … 飛行機の減圧ぶりを実感

2010-07-25 | 日々の雑感
6月に心筋梗塞を起こして入院した父は 病院のベッドから携帯電話で 孫のお嫁さんに電話して 2月に生まれたひ孫に会いたいと言ってきていました。

祖父の体調が随分悪くて 最期の望み?と思った私の息子は 「おじいちゃん 連れて帰るから」 と 電話していました。

そして その約束を果たすべく 上の子が夏休みになったので 連れて帰省してきました。

四泊五日の強行軍 家を出た時 こちらは 34℃を超えていました。

前日から凍らせておいたペットボトルの水がどんどん溶けていく猛暑の中 噴煙を上げて桜島の灰が舞う鹿児島へ。

生後五カ月で飛行機に乗った孫ちゃん2は 飛行機が上昇し始めると泣き始め ずーっとぐずって大変でした。

哺乳瓶は嫌がるし おっぱいを含ませても 飲もうとしません。

原因は 機内の気圧の変化です。 わかっていても おっばいさへ含もうとしないのでなすすべもなく 汗だくになってあやし続けること1時間。

やっとウトウトしてしばらくすると またも飛行機は空港へ向かって 下降を始めます。

目を覚まして泣きはじめる孫ちゃん2に 私もお嫁ちゃんもくたくたでした。

トトの実家と私の実家の2軒に2泊ずつして 今日 戻ってきました。

子供連れだと 水分補給をさせるのに追われ ペットボトルは4本も 持っての移動でした。

そして 空になったボトルも持ち帰ったのですが、家に帰りついて袋から取り出してみてびっくりしました。

写真のように ペッシャンコになっていたのです。

往路も泣いた孫ちゃんでしたが、復路ももちろん泣いてたいへんでした。

機内の後方に3組の赤ちゃん連れがいましたが、どの子もぐずっていました。

その理由が機内の減圧であることは わかっていても どの程度か 目で見ることはできません。

しかし ペッシャンコに凹んだペットボトルのつぶれ具合は 減圧されていたことを見事に映し出しています。

こんなに押されて凹み 時間がたっても元の形には戻りません。

(もちろん蓋をあければ 多少は元に戻るのでしょうが)

こんなに減圧されているのですから 自分でつばを飲み込んだりとかの調節の出来ない赤ちゃんがぐずったり 泣いたりするのは 可哀そうですが しょうがないことなのですよね。

羽田空港に下降を始めると 8月には5歳になる孫ちゃん1も両耳を押さえて 耳が痛いと言いだしました。

孫ちゃん1には 「飴なめなさい」と言って キャンディー渡して 対処できましたが、機内では キャンディーのサービスがあることも 改めて納得したのでした。



ところで 今回 凹んだペットボトルを見て 減圧ぶりを目で確認できたのも 驚きですが、蓋をしたペットボトルの気密性の高さも びっくりです。

スイミング教室に通っていた十数年前 夏には必ず 着衣水泳と水難事故に会った時の対処方法の時間がありました。

その時 空のペットボトル1本持っていれば その浮力は 頼もしい見方になるから 覚えておくようにと教えられ、実際に ペットボトルにつかまって浮く練習もしたことがあります。

しかし 訓練は 数分の体験で終わります。 効果のほどについては ないよりはましだろうぐらいの受け止め方でした。

ところが 今日 持ち帰ったペットボトルが いつまでも凹んだままの状態なのをみていて 蓋さえしっかり締めておけば かなり救命道具としての効果が高いだろうと確信したのでした。

1本の凹んだペットボトルからいろんなことを 発見したり 思い出したりした赤ちゃん連れ旅でした。
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玉ねぎのソテー … 煮込み料理を手早くするために 作り置きしています

2010-07-21 | 
毎日 猛暑 酷暑と報道されている梅雨明けです。

暑くなれば あっさりしたものが続くのですが たまに しっかりと煮込んだ料理も食べたくなります。

しかし 夕方は 日中の暑さ疲れもあり 手早い料理をしたいもの。

そんな時の為に 朝 時間のある時 台所の片付けをしながら作るのが 玉ねぎのソテーです。

普通は中華鍋やフライパンで じっくりと時間をかけて 飴色に炒めるものですが、私はもっぱら手抜きで 電子レンジを使っています。

今回は 大玉の玉ねぎ2個 オリーブオイル 大さじ1強 

 玉ねぎは皮をむき スライサーで均一に薄くスライスします

 耐熱容器に入れます

 のスライスした玉ねぎにオリーブオイルを回しがけし 軽く混ぜます。



 1,000ワットで10分間加熱した状態です

この季節の玉ねぎだと まだ 半分も水分が飛んでいません

 電子レンジの庫内は 水蒸気が一杯になっています

 さらに 1000ワットで10分加熱します。

 部分的に玉ねぎに色がついてきます。

 この状態になったら 次は 少しずつ様子を見ながら 加熱します

 1000ワットで5分加熱をセットし、途中で扉を開けて かき混ぜます その後 また残りの時間を加熱します。



 ちょっと薄めのきつね色ぐらいに色づいたら 下準備完了です。

荒熱が取れたら ジプロックなどに入れて 冷凍庫へ。

使いたい時に 冷凍庫から取り出し さらにサラダオイルやバターでこんがりときつね色に炒めて 煮込み料理に使います。

この季節一番出番が多いのが カレーです。

飴色に炒めた玉ねぎを使ったカレーは 酸味・辛みに 玉ねぎの甘さが加わって コクのある本格的カレーになります。

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休日の出来ごと … コンサートに落語にと 出かけてきました

2010-07-20 | 日々の雑感
5月のゴールデンウィークから随分日をおいてやってきた 暑い中の今度の連休。

プーサンがピアノを弾いていた3年前までは 毎年リサイタルがありました。

終わってほっとしながら 遠く東南の空に打ち上げられる花火を見ながら 自宅でビールを飲むのが恒例でした。

今年は 日曜日は 数か月前から組んであった 孫ちゃん1とコンサート。

パパ・ママからは ばぁばと行きたいと言ってると まるで御指名を受けたかのような言い方ですが、まぁ 体のいい子もりです。

孫ちゃん1が自ら選んだのは 日生劇場国際ファミリーフェスティヴァルの中の一つ リズムの国のアリスという 物語付きのコンサートでした。

アリスを演じたのは 鵜木絵里さんというソプラノ歌手。 

歌の実力もさることながら ダンスのステップの軽やかさといい、 コミカルな表現力と言い 素晴らしい演技力でした。

大変上質の子供向けコンサートでしたが、私も十分に楽しめました。

そして さらにそのことを裏付けるかのように 皇太子と愛子さまも鑑賞に来ていらっしゃいました。

皇室に関しては 特に思い入れや その反対の思想・感情はないのですが、お取り巻きの多さとSPの多さには ほんとにびっくりしました。

同じフロアで わりと近い席だったせいもあるでしょう。

あれだけの大人に常に囲まれて過ごさなければならないのですから、ある意味お気の毒なことです。

日本にいる限り 普通の感覚を持つのは 無理だろうなと思ったことでした。

折しも 某週刊誌の見出しでは 留学などのうわさも出ているようです。


月曜日は 3月から始まった六代目円楽の襲名公演のチケットが やっと手に入り、同じく有楽町のよみうりホールへ行ってきました。

お楽しみの口上は 笑点のおなじみのメンバー。 たい平 昇太 小遊三 3人が 裏話を暴露などしながら おおいに笑わせてくれました。

また六代目円楽の 落語へ入ったきっかけなどの話も聞けました。

彼は 高校卒業の後は東京都の職員になることが決まっていたのだそうです。

しかし 記念受験と称して 大学案内紙の一番最初にあった(記念受験だったので こだわりがなかったのかもしれません)青山大学の法学部を受験し 合格。

合格すると 行きたくなり 父親に進学を頼み込んだそうです。

しかし 学費は出さない(出せない?)と言われ、 自力で行くと粘り それでも 反対されたものの 「大丈夫だよ 親父の子だから」と父親に向かって言ったら、「そうだ 俺の子だ がんばれ」とばかり 進学を許可されたとか。

私学故 バイトに忙しい学生時代を送っていたのだそうです。

そのバイトの一つが 円楽師匠のカバン持ちだったとか。

大学4年になり 就職先を考えていた時 俺の弟子にならないかと 円楽師匠に声をかけられたとか。

「落語家になるには ふつうは弟子入りを頼むのに 僕の場合は 師匠自ら 弟子になれと声掛けをした」 と 見込まれての入門だったことをちらっと口にしたのですが、その後、すぐに 「ようするにカバン持ちには 金を払わなければならないけど、弟子にしてタダ働きさせられるようになった」 と 落ちを入れて話を締めました。

そして 落語は「藪入り」でした。


私にとって落語は その昔学生だった頃 出張で上京してきた父に末広亭に誘われたものの 実現しなかった記憶があります。

当時は その面白さも 芸の深さも全く興味がなかったのですが、 こうして チケットを手配してまで 出かけるのは 落語好きのトトの影響もあるでしょうし それだけ 自分が年取ったということなのでしょう。

横浜にぎわい座に せめて 隔月にでも出かけられれば 夫婦して 同じ話を聞いて笑って ガス抜きが出来てってなるのでしょうが 現役世代にはまだちょっと無理かもしれません。

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今日は叔父のお見舞い … ガンと宣告されても 怖くない時代がきたことを実感

2010-07-17 | 日々の雑感
二週間ほど前 実家の父が夢を見た。 夢に 父の妹の連れ合い(叔父)が出てきたという。

私の祖母や父は よく夢を見る人で 『夢見ぃが悪かったから 気になって』なんてことを よく言っていた。

今回は的中? 

電話をして、叔父が前立腺ガンと言われ 入院・手術が近いということを知ったという。

わが身も心配な父なのに、妹夫婦のことが気になり 動揺し 涙しているということだった。

そこで 私の出番。 いとこに電話すると、かなり詳しく聞くことができた。

最初は 今年の始めあたりから 下腹部の不調を訴え、いくつかの病院で診断された後、泌尿器科で前立腺がんと言われたという。

そして 東京医大付属病院が紹介されて 色々な検査の後、手術することに決まったという。

その手術が 私も初めて聞く内容だった。

ロボットが手術する のだという。 アメリカでは前立腺がんの手術では ロボット手術が一般的になってきているが 日本では 東京医大ぐらいしか実績がないらしい。

メリットが多いということで、その手術方法を選んだそうだ。

もちろん 手術は成功、回復も順調ということで、本日 宇都宮から出てきた妹と二人で見舞いとなった。

面会は病室ではなく 面会コーナーで。

今日カテーテルなどすべての管を取り外したということで 下腹部を少々かばいながらも 足取りもしっかりしているし、顔色もすこぶるいい。

オペ担当の先生は九州に東北にと 日本全国を このオペの為に飛び回っているそうだ。

万が一に備えて 自己輸血の為に血液を準備したものの ほとんど出血もなく 輸血は必要なかったという。

近い将来 オペ担当の先生は東京医大に居ながらにして 九州や 東北 北海道など 遠隔地の患者を ロボットの遠隔操作で手術するようになる とも聞いて ますます 驚き。

そうなると オペ担当の先生は 全国を飛び回る時間と体力のロスもなくなり この手術の恩恵を受ける患者も増えることでしょう。

実家の父の心配とはうらはらに 回復も早く元気そうな叔父に会えてほっとしたし その後妹と二人でとった食事も 楽しいものになった。

叔父はタイミングも運も良かったのかもしれないが ガンを宣告されても さほど怖がらなくていい時代が確実にきていることを実感した一日になった。

東京医大のロボット手術の紹介記事は こちら

先進医療技術の紹介の記事は こちら 


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