これってやはり化石? 私のライフスタイル!

ひともすなるブログなるものを、われもしてみむとてするなり

11月の着物の覚え書き ‥‥ 続き

2015-12-04 | 11月 着物
今年最後の三連休に 地区のコミュニティセンターで文化祭がありました

お茶席もあるとかで、お茶の先生もお手伝いされるとうかがったので 私も短時間ながら水屋仕事を申し出ました

気温の差の激しいこの頃、前日より十度以上下がったので、先日仕立て上げたウールの単を着て

帯は博多の小袋を好きな貝ノ口に結んだのですが、いつもよりは後ろのおはしょりに気を使って 帯芯ほどの厚さの芯地を後ろのおはしょりの始末をするときに挟み込みました

こうすると おはしょりがきれいになると、その昔プーさんの成人式の着物を脱がせながら知ったのです

で、わが身で体験です



不織布でプーさんの着付けで使われたもの。 私は帯芯の残りで 三河芯をカットして作っています

半幅帯だと 後ろのおはしょりが目立つので 少しはマシになったような 

水屋着を持って出かけたものの、お手伝いの方々はたくさんいらっしゃり 、お茶を一服いただいただけで帰ってきました



連休最後の日は 孫ちゃん1の相手です

日中の気温は13度ほどと 前日よりも寒い1日になったので、朝からウールの着物

特に外に出る予定もなく、帯も省略して 友人が羽織りの袖から作ってくれたマフラーを一巻きしてお仕舞



二巻き出来れば 兵児帯を締めた感じです

ということで、絞りの羽織りから兵児帯をリメイクしたくなりました

その上に 作務衣型の上っ張りを着て



自撮りの写真を見比べて 半襟の色がわずかに違うのですが、ちょっとの違いで もう自分には無理な色かなぁと思ったのは 最初の半襟です

コーラルピンクに刺繍がしてあるもので なんと二十代から使っているもの ‥‥ あまりにも厚かましすぎる?

下の半襟は 十年ほど前から使っているローズピンクです

下の半襟の方が より自然に見えます

こうして だんだん使える色も少なくなってくるのでしょう

連休明けの24日は 宇治へ行ってきました

11月後半は雨が多くて、久々に洋服でブーツでも履いてと考えていたのですが、前日の夜就寝前に、 

『 洋服にしようかしら、お天気悪そうだから 』

すると、PCで天気図を見て、

『 朝降っているだけで、あとは晴れるぞ 』 ‥‥ これ以上は言わないのですが、着物で大丈夫だよとの一言です

たまに洋服で出かけようとすると 新しい服を欲しがるのではと恐れているのでしょう



半襟をかけなおす気力もなく、かけっぱなしのものを使いましたが、着物を着終わってから後悔 

それよりも 今回も帯揚げが気に入らず、帯を締めて太鼓を作った後から、帯揚げだけ抜いて、違うものに変えました

この帯は紅葉するもみじが染めてあり この季節限定の袋帯なの締めたのですが、短くてお太鼓が作りづらい

父の後妻さんから 自分には短くて締めにくいともらったものですが、私も二重太鼓には締めにくい 

翌日しまう前に寸法を計ってみると、4mぽっきりの短いものでした。

纐纈で もみじの葉っぱが浮き上がっています

凝った意匠なので、名古屋帯に仕立て直しでしょうか


25日は お茶の稽古

雨模様の天気で、22日と同じウールの着物に同じ博多の小袋ですが、半襟は交換しました

寒い日になったので、半そでの洋服用のインナーを着たのですが、寒くはなくても あまり着心地のいいものではない

あしべりの汗取りがインナーとしても一番快適なようです



30日は 今季初めて 結城紬に真綿の帯を締めました

25日と同じインナーにしたら、汗をかいて 失敗でした



日中は東に映画を見に行ったり、西に買い物に行ったり、スマホの歩数計は約一万歩でした

下駄だったので、最後は足が痛くて ‥‥ よく歩くときは 下駄はNGだ

宇治を散策した日は 一万六千歩

雨模様の時は 履物はカレンブロッソにしていますが、よく履くものだから鼻緒が緩んできました

宇治に出かけたときもカレンブロッソで 足袋と草履の間に隙間が出来て 気をつけないと歩くときにペタン ペタンと音がするのです

次に買うカレンブロッソはオーダーにして、うんときつめの鼻緒にしてもらいたいし、かかとも高くしようと考えています





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11月の着物の覚え書き

2015-11-13 | 11月 着物
11月最初のお茶の稽古は 炉開きと先月のお茶会の慰労会

加えて 私の許状拝受ということで、先生のお宅でしたが 訪問着を着ました

一つ紋を社中の中で自分だけが着るのも少々憚られてのことです

トトの母様から譲り受けた一式です

帯は唐織で 柔らかくて締めやすいお気に入りの一本です

着物は比較的新しいのですが、帯は私が結婚する前から母様が持っていて 締めていたものです

母様の着姿を見て あの帯素敵!と思ったこと覚えていて 私に譲られたときは 感激でした


袖無双の長襦袢に袷という組み合わせは 炉開きには少々暑くて 汗ばむほどでした

しかも袷の道行きまで着て


お茶に関しては 始めたころの思いよりも もっと様々なことに積極的になってきて 楽しく 自分なりにというか我が家なりに続けられることを感謝しています

今指導していただいている先生に出会えたことも とてもよかった




9日 昨日日曜日の冷たい雨が上がっていたので 着物を着ての外出

選んだ着物は 先月末着た菊の花柄を織り出した大島紬 帯は染めの真綿紬の着物から仕立て直した 作り帯です

作り帯は どうしても後ろの太鼓の表情はのっぺらで そこをどうにか工夫したいと思いながら 思っているだけの自分です

長襦袢は 二部式で袖無双 下も居敷当てがついた袷に準じたもので 蒸し暑くて失敗の組み合わせでした

しかも雨上がりの泥除けを兼ねて 単のつい丈のコート
を着て出かけたものの 途中で脱いでしまいました




追記

10日 鎌倉鶴岡八幡宮 巴会へ

鶴岡八幡宮では 巴会という茶会が毎月10日にあります ( 数年前までは1月と8月を除いて すべての月でありましたが、現在は回数が減っているようなことも聞いています)

鎌倉に宗家のある宗偏流 表千家 裏千家 の三席が標準のようです

春には煎茶のお手前もありましたので どの流派とは決まっていないのかもしれません

今回久々に お茶の先生とご一緒して行ってきました

こちらは当日にお茶券を購入すればいいので、行くか、行かないかはぎりぎり当日朝に決めればいいので お気楽なお茶会です

ただし ゆっくり行ってお茶券が完売となっていたら残念なので、行くときはいつも三席のうちのどこかの一番に入れるように 朝早い出発になります

10日は生憎の霧雨でした

気温も下がってきたので、ポリの色無地でも持っていれば好都合なのですが、私は持っておらず、少々の雨でも大丈夫なように大島紬に雨ゴート、カレンブロッソの草履

お天気が悪かったので 出足が悪いのか いつもよりゆったりとした感じでした

最初は 宗偏流 隣の部屋が表千家だったので、続けて表のお茶席へ

今回 裏千家のお席は場所が酒心亭 ‥‥ こちらは 鶴岡八幡宮のゲストハスだそうです

宗偏流のお席では お軸が見事でした

もちろんお道具も素晴らしいものばかりが使われています

表千家の席は 席主のお道具だけではなく、社中の方がみなさん道具を持ち寄っているとの説明でした

裏千家の席では 使われている菓子器が面白く楽しいものでした

炉の釜や炭の様子を最後に拝見したり、正客や次客のお茶碗を拝見して 手に持ってみたり 拝見もいつもよりゆっくりと

大寄せの茶会では 正客が決まらずにもたもたと気まずい時間が流れたりするのを何回も経験していますが、今回は早い時間だったので、予め正客も決めてあったりで その辺の流れもスムーズ

3席3千円の巴会は お茶をいただきながら いろいろと勉強できるありがたい茶会です



前日に着た長襦袢が写真に写りこんでいました

大島紬ですが、お茶会なので せめてもと思って帯は袋帯を締めました

長襦袢は二部式 下着はあしべ織




11日 お茶の稽古

前日とかわって からりといい天気になりました炉開きは先週の土曜日でしたが、私がお手前するのは炉では最初の日です

初炭手前は 7日にしましたが

和巾のお点前と盆点のお点前の準備がしてありましたが、私は半年ぶりの炉でのお稽古になったので、包み帛紗での濃茶の稽古

帛紗から薄器を出した後の帛紗の取り扱いが出来ずに もたもた

お薄は 貴人点

盆点では 拝見の仕方の復讐をして、流し点の客の会話の稽古も




この母様の着物を仕立て直したものは お稽古にはちょうどよいのですが、ひざの部分が擦り切れてしまうかもしれません

にじったりするとき、なるべくひざの当たりで畳とすれないように用心はしているものの お稽古なので 限界があります

二部式の長襦袢は 変え袖を一番薄い生地で仕立てた無双袖をつけました

前回 しっかりと目の詰まった重い生地で仕立てた無双袖を付けたところ、袖が重くてじゃまっけでした





















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