これってやはり化石? 私のライフスタイル!

ひともすなるブログなるものを、われもしてみむとてするなり

「90歳、何がめでたい」 川崎で映画

2024-07-27 | 映画 ドラマ


(公式サイトからの画像)

妹の引っ越し前の整理手伝い目的の上京

でも妹は働いているから、5時ぐらいに宇都宮へ、と指示あり

という事で、朝一に上映しているみたかった映画を見ることに

すると、孫ちゃんたちも一緒に行くと言う

もちろん、見る映画は別物

2人が観たのは「怪盗グルーのミニオン超変身」

映画館で別れて、おひとり様鑑賞

草笛光子さんは好きな女優さん

佐藤愛子さんを演じる草笛光子さんと、トトさんの母様をついつい比較しながら見ていました

母様の方が6歳上

90歳の頃はコロナ禍前で、母様も現役で月に数回美容師さんに着付け指導をしていました

店をたたみ、コロナ禍で人との交流を制限されて、どんどん老いを感じるように

映画でも、88歳で断筆宣言して、急に無気力で老け込んだ生活になった日々から映画が始まりました

そんな時、ひとりの執拗 熱心な編集者に根負けして書き始めたエッセイ

それが、「90歳。何がめでたい」

書き始めるうちに、どんどん気力が湧いていく様子がコミカルな映画に仕立てあげられています

母様も、刺激がないのがよくない

よめの私でも会いに行き、1時間でも他愛無い世間話をすると楽しいらしいのです

会った後は、最近上手く使えなくなったスマホも、なぜか使えて電話がくるのです

楽しかったね
またきてください‼️

って

メリハリのある一日を過ごすって大事だとつくづく思うのです

あるブロガーさんが、施設に入れたお母様の面会に行かれた事を必ず書いています

面会時の写真付きで

お母様は日中なので、いつも寝巻きから着替えていらっしゃる事に気づいたのは、今年の冬のこと

トトさんの母様も昨年の晩秋までは、パジャマから着替えていました

それが冬になり、着替えるのが寒いと言って終日パジャマのまま

この着替えることを面倒に思うようになった母様に、さらに老いを見てしまいます

それでもまだ、顔を洗って、髪を整えて、眉を描き足すことはしています

そこはずっと続けて欲しい

物理的年齢は変えようはないけど、気の持ちようでいくらでも元気になるし若返るんだ

生活にリズムをつけるって、メリハリのある1日を過ごすって、大事なんだ

改めて思った映画でした

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

映画を観終わったら、孫ちゃん達と少しショッピング

その後帰ろうとするので、

ちょっと待って❗️
映画観た後、アイスぐらい食べて帰らなきゃ❗️

と言うと、2人ともノリノリ



楽しいお出かけでした




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あと半日の頑張り・・・線状降水帯にぶつかって、家篭り

2024-05-28 | 映画 ドラマ



昨日朝から振り続ける当地の雨

庭の小さな池はあっという間にオーバーフロー

夜中に何回も強く打つ雨音に目が覚めたけど

無事に夜が明けました

トトさんの取得したデータだと、24時間で160mm超えの雨だったと

気象予報では今日の昼ぐらいまで、帯状の雨雲が次々に流れてくるよう

こんなお天気の日は、警報に留意しながら断捨離なんぞしたらいいのでしょうが

嫌いなことは長続きせず

書の稽古して、気持ちを落ち着けるもの、そうそう集中力は続かず

iPadで調べ物していて、ついブラオムビデオアプリをタッチ

検索かけたわけではないのに、おたかさんが好きそうな映画を紹介します‼️って

AIは私の頭の中までしっかり侵入してきています

4年ほど前に見たイギリスドラマ、新米刑事モースまで表示されて

⁉️

あれはNetflixで見たのに

なぜAmazonプライムビデオでも紹介される⁉️

本当に頭の中をハッキングされているみたい😱

そこは無視して、他を探していたら、何と主任警部モースが

Netflixで見たモースは、刑事モース〜オックスフォード事件簿〜』(原題:Endeavour )は、イギリスの刑事ドラマ

1986年から2000年まで長らく続いた国民的人気を博した刑事ドラマ『主任警部モース』の主人公モースの若かりし頃を描いた作品というのはわかっていました

主な舞台は1960年代後半のオックスフォード

Netflixでみたモースは音楽がとても良かったし、続いて欲しいドラマでした

その元々の『主任警部モース』ドラマを午後から見始めたら、もうやめられない

気になるのは外の雨と風だけ

1話120分のドラマを2本目を見出して、夕方になりました

あー、ご飯作りたくなーい❗️ と、天に向かって声を出すと

作らなくていいよ〜
昨日食べたベーコンとジャガイモの煮たのは簡単だから、あれでいいよー〜と、地の声

簡単だから作ったら〜と言うと

ビールだけでいいよ〜って

2日続けて同じもの作りたくないので、材料同じで目先を変えてオーブン焼き


ヘルシオでショルダーベーコンと一緒にフライドポテト


後は粗挽きソーセージ焼いて、きゅうりとトマトのサラダだけ


雨雲レーダーと災害情報をチェックしながら、食後は続けて『主任警部モース』見る夜でした




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「オットーという男」・・・Amazonプライムビデオで

2024-05-23 | 映画 ドラマ



昨年映画館へ行き損ない、見逃したトム・ハンクス主演の映画

プライムビデオで観れるとわかりました

今夜早速

トム・ハンクスは、私と同世代、一つ年下のアメリカの俳優

「フィラデルフィア」で、この俳優は何かで見たよなぁと気になりました

しばらくして、「スプラッシュ」という映画だったと思い出したのですが

大物になる俳優は、やはり若い頃から引き込まれる演技をすると思ったものです
トム・ハンクスが出る映画の8割は満足の作品

今日見た「オットーという男」の紹介は



タイピングが面倒なので、スクリーンショットしてしまいましたが

仕事をやめた孤独なシニアが、お向かいに引っ越ししてきた一家としょうがなしに関わるうちに、変わっていくお話

内容はドラマとして特にスペシャル感はないけど、トム・ハンクスだから素晴らしい

不器用な性格とか、繊細な性格とか、癖のある性格とか、マァどんな人にもなれる役者さんです

今日もストーリーに引き込まれていきました

映画のジャンルはコメディになっていますが、ゲラゲラバカ笑いするようなお話じゃない

後味の良い映画でした

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

今朝は強風で朝の散歩は中止

少し用をたしに歩いただけのベス🐕‍🦺

午後から晴れて、3時前から散歩に出たら、やはり暑かった

後半は暑さが辛そうでした

そろそろクールバンダナの出番かも

夕飯の準備をしていると、珍しくトトさんが、きゅうりの出来がいいから写真撮ったら‼️と外から声かけ





こんなに順調なのは久しぶり

嬉しい生育もありますが、とうもろこしは早速アナグマにかじられたとか

昨日からの強風で植えた苗がダメになったとか

残念な野菜の方が多い我が家です

スマホで撮ったきゅうりですが

トトさんの育てている野菜を自慢したい相手は、プーさんと孫だけ(笑)

たまにかかってくるビデオ通話で、証拠を見せたいのかも

どちらも絶対に、じぃじすご〜い‼️と言ってくれますから

夕食はフィレカツとカボチャの煮物など



我が家の家族はみんなとんかつ大好き

今は2人暮らしなので、揚げる数も10個ほどですが、4人の時は大変でした

2人分ぐらいが、ちょうどいい

大量に揚げていた頃が懐かしいけど、もう十分😅

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Netflixで映画2本、今年の冬至は、柚子風呂だけ

2023-12-23 | 映画 ドラマ



一昨日から市の防災無線は積雪注意喚起ばかり

でも、今のところ肩透かし

昨日は小雪がたまに舞う態度でした

朝散歩に出たものの、雪があまりにも降ってくるので、Uターン

その後ベス🐕‍🦺があまりにも出たがるので、再挑戦

朝のほんの短い時間だけどだったようで、ほぼいつも通りの散歩 

トトさんとやはりベス🐕‍🦺の感じる天気予報が当たっているねと

それでも気温は低いので午後は、久しぶりにNetflixで映画2本見てのんびり

1本は、ジャスト ア メリー クリスマス

ノルウェー人の女性がインド人の恋人(フィアンセ)を連れて故郷へ

文化や伝統が異なることで起きるドタバタというか、ぶつかり合い

最後はハッピーエンド

日本ではフライドチキンやローストチキンが一般的なイブの食事ですが、ノルウェーはミートボールだそう

IKEAのミートボールを思い出しました

インドでもクリスマスを祝うようですが、食事やパーティがメイン

宗教色はなく、なんだか日本のクリスマスと同じ

イブイブに水風呂(凍った池)に入ったり、スキーでハイキング(クロスカントリーみたい)して、雪原で火を起こしてバーベキューなんて場面も

所変われば、クリスマスの過ごし方も色々だと再認識です

軽いコメディですが、子供とも安心して見れる楽しい映画かも

2本目は、今月上映が始まったばかりの、終わらない週末

ジュリア ロバーツ、イーサン ホーク、マハーシャラ アリ、ケビン ベーコンなど豪華キャスト

ちょっとしたパニック映画ですが、原作があるのだとか

テレビもパソコンもスマホもある日突然使えなくなり、どうやら衛星が乗っ取られたのが原因

石油タンカーが座礁したり、飛行機が墜落、自動運転車のステラが次々にクラッシュしたり

カメラワーク?が上手くて、テレビの画面でも迫力がありました

で、犯人や原因は最後までわからず

なんだか訳のわからない映画だったのですが、ジュリア ロバーツ(母親役)の娘が一番不気味

高度なネットワーク環境で暮らす現代人への警告のようなお話だけど、怖くないのです

何故だろうと思うに、今の地球上は複数の地域が戦場となり、自然災害があちこちで起きていて、現実の世界もかなりまずい状況にあるからかも

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

私が映画見ている時は、絶対に邪魔しないトトさん

夕食も見終わってから、作ればいいよというので、遅いスタート

昨日は冬至でしたが、餃子でお腹いっぱいになりたい❣️というリクエストに応えて(笑)


私はこんなに食べられないので、3個はトトさんへ

10日ほど前に注文した徳島の鳴門ワカメがやっと届いたので、きゅうりとワカメと中華クラゲの酢の物

ワカメたっぷりの味噌汁


鳴門市の山畠海産の鳴門ワカメはもう40年以上注文しています

山畠海産も世代交代してオンラインでも販売

我が家は細かな注文が出来るので、面倒でも電話です

いつもは乾燥糸ワカメを注文していますが、今回は生ワカメも試し買い

来年4月から新物に変わるので、今回は少なめのつなぎ程度

トトさんは少し高血圧で10年近く薬が処方されていました

不思議なことに、今は平常で薬は卒業

ワカメ食べると血圧が高くならない、とトトさんは信じていて、我が家のワカメ消費量は他所より多めかも

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

昨日は冬至でしたが、カボチャは省略
柚子は半切りにして晒しの袋に入れて、柚子風呂

柚子風呂だけは毎年外せない我が家です




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ドキュメンタリー映画「ちゃわんやのはなし」

2023-12-15 | 映画 ドラマ



(ガーデンズシネマのウェブサイトの画像拝借しています)

今日は鹿児島市へ

以前三越が入っていたデパートはマルヤガーデンズと経営者が変わり、最上階に小さな小さな映画上映施設があります

それをガーデンズシネマといい、座席数はわずか39席

このミニシアターで2週間限定の全国先駆けての先行上映となった「ちゃわんやのはなし」を観てきました

今月3日に島津別邸跡地仙巌園であった茶筅供養と茶会

その茶会で正客だったのが沈壽官さんでした

「私事ですが、ちゃわんやのはなしという映画に出演しています。私の他にも陶工が出演しています。ドキュメンタリーですが、よろしかったら観てください」

そんなお話をされて、この映画をご紹介くださいました

ミニミニシアターなので、チケットが完売になるともう観れません。

1日1回だけの上映で、他の日は上映時間が違って、鹿児島市外から出てくるには条件が合うのは週一回だけ

1時間近く早めに到着、ガーデンズシネマの入り口でチケットを購入すると、20番の番号札を渡されました

早く着いて良かった❗️と、安堵

少しだけ買い物をして、指定された20分前に入り口付近へ

①番から番号を呼ばれて、札を回収されて場内へ

座席は自由席でした

映画が始まりました

最初から薩摩焼きが映し出され、沈壽官さんも登場

学芸員や哲学者なども出演しています

ここで司馬遼太郎氏と沈壽官さんの深い交流が紹介されました

司馬遼太郎の「故郷忘じがたく候」のお話

本のタイトルは知っていましたが、読んだことはありません

400年前に朝鮮出兵して、秀吉が亡くなり半島へ行っていた戦国武将は撤兵します

その時に連れ帰ったのが、朝鮮人の陶工たちで、島津勢が連れ帰ったのが、薩摩焼きの始まりです

連れてこられた当初は海岸近くで暮らしていたそうですが、島津藩の当主の計らいで、苗代川(今は美山と呼ばれています)に移り住み、そこで朝鮮の文化を守り、祖国の名前を名乗ることを許されて、島津藩のために焼き物を焼き始めた

この程度のことは、美山に何回か行ったこともあり、沈壽官窯も見学したことがあるので知っていました

私の親は、考え方がとてもニュートラルでした
私たち姉妹の育て方も、それが反映されていて、民族や地域などによる偏見が世の中にはある事も教えられずに育ってしまいました

特に父はそれがはっきりしていました

父方の祖母は、私が幼い頃に昔話をする時に、「ばあちゃんの家は氏族だったから・・・」と何回か口にしていて、小学低学年でシゾクという言葉を覚えたのです

父にその話をすると、江戸時代の名残を言うなんてねぇ(笑)と、まるで馬鹿にしているような感じでした

高校卒業して、東京に出て初めて知った言葉と現実
両親に、鹿児島にもそういう集落があるのかと聞くと、初めて教えてくれました

でも、鹿児島にもある

教えてくれたのは、それだけ

家の裏にアパートが出来て、数年間朝鮮人夫婦が住んでいましたが、普通にご近所さんとしての会話もありました

どんな人でも、出自を気にして交わり方を区別するような親では無かったと思います

そういう育ち方をしたある意味ノーテンキな私と違うのが、ルーツが朝鮮半島にあるとはっきりわかっている沈壽官さんなのです

沈壽官家の人々が代々望郷の念にかられていた・・・映画の中に出てきます
その想いは13代、14代、当代と続いていて、念願叶い朝鮮の故郷の土を踏みます

当代沈壽官さんは早稲田大学を卒業し、イタリアの国立美術陶芸学校も卒業し、父の意向で韓国の陶芸大学の大学院へ入学することになります

その面接の時に、ここ(大学院)で400年の日本の垢を落としなさい、と言われて

その言葉が引っかかり、学び始めたものも大学院を飛び出してしまい、日本にも帰ることは出来ず、キムチや醤油などを保存する大きな瓶を作る工場で修行した

そんなエピソードが、韓国の修行した工場の親子なども出てきて話がありました

日本人であるということは、何なのか
民族とは何なのか

沈壽官さんの苦悩を受け止めてくれたのが、司馬遼太郎さん

映画は、有名な陶工の芸術的苦悩や模索などのドキュメンタリーだろうと、思い込んでいたのです

が、違いました

ここで取り上げたのは、映画の一部

内容はもう少し多岐にわたります

来年から全国で上映されていくそうです

私は、司馬遼太郎の「故郷忘じがたく候」を読んでみたくなりました


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Netflix 「忘れられし愛」・・・久しぶりに堪能

2023-10-09 | 映画 ドラマ
昨日の夜は、熱く熱くなって見いったラグビーワールドカップ、日本対アルゼンチン戦

いいところまでいったのに、残念で残念で

タックルがねぇ、最後のスタミナがねぇ

残念だったねぇと、私が見ていたことを知っている東京在住の友人から今朝メールが入っていました

チームメンバーの一人が、高校生の時の教え子だと

我が子より若い人達が活躍するぐらい、自分が年取っていることを、変なところで実感した朝でした

さて、次応援したい試合はまた1週間先

なんだか間延びして 気が抜けてしまいそう

でもそのぐらいインターバルを設けて、体と体のぶつかりあいの後の回復を待つのでしょう

お楽しみのテレビもない今日の夜、久しぶりにNetflixをつけたら

何となく惹かれる映画が出てきて、見入ってしまいました

Netflixプレゼンツのポーランド映画

忘れられし愛


時代は19世紀後半辺りでしょうか

当時の緩やかな時間の流れが伝わるようなフィルムワーク

本が原作の映画で、ジャンルはヒューマンドラマになっています

一冊の厚い文学に読み耽ってしまったようなそんな錯覚をしそうな内容の映画でした

次々に嫌なことの起こる最近の世界の情勢に気持ちが滅入ってしまいます

今日見た映画は、人が善良である事や社会的正義がしっかりとある事の安心感のようなものがひしひしと伝わってくる

私にはとても素敵ないい映画でした

☆  で評価するなら、☆  ☆  ☆  ☆  かな



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生きるLivng・・・黒澤明映画のリメイクを日比谷で観る

2023-05-23 | 映画 ドラマ



夕方のビデオ通話で映り出されたベス🐕‍🦺

姿は見えないのに、私の声がするので、遠吠えするし、探すし

変わりなく過ごしていてほっとするけど、胸が締め付けられる思いも

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

昨日は日比谷シャンテで映画

観たかったのは「生きる」(イギリス映画)です

今はあまり小説を読まなくなっていますが、どっぷり読み耽った時期もありました

好きな作家にカズオイシグロがいます

日本生まれの日本人だけど(外観は)、イギリス人(ノーベル文学賞やブッカー賞をとった作家)

今回みた映画は、黒澤明映画のリメイクで、カズオイシグロが脚本担当

残念ながら、私は黒澤明映画の方は見ていません

リメイク版は戦後の日本からイギリスに変わり、主人公は英国紳士

第2次世界大戦後のイギリス・ロンドンが舞台になっていて、市役所の役人として仕事一筋で生きてきた男性が主人公

ガンになり余命半年ほどと宣告されたことで、自らの人生を見つめ直し始めます

遊び方もお金の使い方も知らなかった主人公は、夜の街に出かけて色々と楽しもうとするのですが、上手くいかない

気持ちも晴れない

やっと見つけたやりたかった事は、誰かのために何かをするという事だった

主人公は残された時間の中で、無関心な周りの人々を巻き込んで、市役所に持ち込まれたとある陳情を形にしていく

監督はオリヴァー・ハーマナスで、主演はビル・ナイ

カズオイシグロは主人公を最初からビル・ナイと決めて、脚本を書いたとそうです

好きな作家が、私の好きな俳優を使って作った映画

観るチャンスが出来て嬉しい幸せな日でした


もう、黒澤明映画の「生きる」もめちゃくちゃ観たくなっています

こちらはAmazonプライムで観ることが出来るようです
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映画「土を喰らう十二ケ月」・・・ドキュメンタリーのように日本の四季が紡がれた映画

2022-11-29 | 映画 ドラマ



先週の上京中、銀座で一本の映画を観ました

水上勉さんの「土を喰ふ日々」が原作の映画

むかーし水上勉の本を読んり、エッセイを読んだりしたなぁ❗️程度の記憶があるだけ

しかも原作は読んでおらずも、タイトルからして、映画の大体の内容は掴めていました

水上勉は、幼少の頃 禅寺に預けられています

この時の体験は、エッセイで数回読んだ記憶が残っていました

そして、映画はこの禅寺での食の体験が原点になっていて、かなり丁寧に描かれていました

主役を演じるのはジュリー

人里離れた古民家で、妻の遺骨と妻が可愛がっていた老犬と暮らしているけど、たまに若い編集者がやってきます

役は松たか子

この女性の振る舞いが、観ていて癇に障りました(笑)

例えば、ズカズカと家に上がり込み、コートを着たままで貪るような食事の仕方

ずっとコートを脱がないのが、気になりました

他にもちょこちょこと・・・

多分都会と山里との対比として描いてあるのかもしれないけど、この女性が運転中に流れる音楽も違和感が

食に関しては、里芋を洗う場面、ほうれん草やセリなどを洗う場面などは、見事に一昔前の暮らしが再現されていて、懐かしい

里芋を洗う場面は、私も祖父がやっていたのを覚えています

胡麻を育てて収穫して、その胡麻で胡麻豆腐を作るシーンも

食を取り上げた映画ですが、後半は命がテーマに置き換わります

妻の母親が亡くなって葬式を執り行ったり、池に散骨したり、自分の骨壷を焼いてみたり

この辺がコミカルに描かれていたけど、人間ってこういう事もあるんだよなぁ

と、素直に思える描き方でした

ジュリーは見事に演じていましたが、少し出っ張ったお腹が気になったりも(笑)

色々突っ込みたくなるのは、それほど熱い想いで映画館に足を運んだからとしておきます

洋画をよく観る私は、「日日是好日」以来の劇場で観た映画でした

私的には☆が  ☆  ☆  ☆  ☆ 


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ル・シネマで観た「彼女のいない部屋」

2022-09-27 | 映画 ドラマ



9日からの上京中の4日目、渋谷に出ました

IKEAに欲しいものがあったので、朝イチの上映をオンライン決済でチケット購入

渋谷が大きく変わったことはニュースなどで知っていました

湘南新宿ライン(JR)の渋谷駅が大きく移動して利便性が上がっていることに感激

私が神奈川県民だった頃、湘南新宿ラインの渋谷駅は、詐欺だ😡と、家族間で言っていました

ハチ公前広場にすぐアクセスできるように移動していで

山手線のホームが湘南新宿ラインの上に移動していたような

大都会の変化の速さは、ダイナミックです

文化村のル・シネマも久しぶり

観客は10人足らず

静かにゆっくり鑑賞でき大満足

☆  ☆  ☆  ☆  ☆




「彼女のいない部屋』は、彼女に何が起きたか、映画を見る前の人には明らかにしないでください、とあります

映画の内容もわからないまま、チケットを購入し劇場に入る この期待感

当たりとなるかハズレとなるか

私には大当たりでした

映画はミステリーでもホラーでもなく、家出をした女性の物語(家族を置いて)に思える始まり

夫がしゃべり、娘はピアノを弾き、息子は駄々をこねる

家出した彼女は海を見たり、雪山に行ったり、旅先で働いたりしている

ずっと残してきた家族のことが気になるけど、家族の元には帰らない

春が来れば

これがキーワード

最後まで彼女の家を出た理由がわからないわけではなく、もしかして?

と思わせる場面がいくつも出てきて

私は物語の半分ほどきたところで、予測でき、結果は当たっていました

彼女を強く抱きしめてあげたい

観終わった後の感想です

それにしても、彼女を主演したヴィッキー・グリープスというルクセンブルクの女優さん

素晴らしい演技(演技だということをずっと忘れていました)でした

観てないけど、「ファントム・スレッド」に出ているそうです

アマゾンプライムで400円で観れるようです

晩秋の頃の夜に観たいな、と リストに入れました

やはり映画は映画館で観る逃した一番

これからは昔みたいにもう少し頻繁に映画館通いしなきゃと思った映画でした

その後、BUNKAMURA 隣りの東急本店内の丸善で読みたいと思っていた本を探して

ありました!「悪党たちの大英帝国」

中をめくってみて、少し好みが違うかなと、購入には至らず

それでも本屋さんの 本で埋め尽くされた本棚の谷間を歩くのは、なかなかいいものです

買いたい本があったけど、重たいから、今回はパス

その後、IKEAに向かいました

目指すはゴブレット

12個あったIKEAのゴブレットがついに1個に

使い勝手がいいので、また買い足すつもりでしたが、残念ながら廃盤になったようです

久々に、IKEAレストランでランチして、少し食材買って帰宅した一日でした



サーモンマリネのサラダ、メダリオン、チーズケーキ、黒っぽい飲み物はビール🍺ではありません😅

暑かったので、アイスコーヒー

久しぶりに食べたメダリオン、トトさんも好きなので、近いうちに作ってあげようかと思いながら食べたのに

まだ作っていませんが

実はその後、等々力渓谷を散歩して帰るつもりでしたが、暑さにバテて直帰

昔と違い、体力を使い果たすのが怖くなっているなぁと思ったことでした




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Netflix映画 あの頃輝いていたけれど

2022-09-24 | 映画 ドラマ
いたけれど



最近のNetflixはつまらないな〜と思っていたのですが、今日は久々のマイヒット

昔有名だったミュージックグループのボーカリストの20年後の物語

ただ、翻訳の「あの頃は輝いていたけれど」には、映画を見ながら違和感がありました

原作名は、「I used to be famous」

とっつきやすいタイトルだとは思うけど、used to be の後に famous がくると、今は落ちぶれていて・・・と理解して、なかなかマイナスのイメージ

確かに主人公の元アイドルは落ちぶれて、もう一度這いあがろうとしています

でも、失ったものは昔の人気ボーカリストという立場だけではなく、深い苦悩が隠されていて

自閉症の若いアマチュアドラマーと出会い、もう一度あの頃の自分になりたいと、作戦を練り出します

しかしプロの世界は厳しく、アマチュアで感情のコントロールの難しい若いドラマーと組むことは許されず

そんな中で、失ったものは、有名なバンドのボーカルという自分ではなく、大事な人間関係だったと気づき・・・

昔の有名だった頃の自分より、新しく出会った人達と共生する生き方を選ぶのです(と、私は解釈)

その辺は最後まで描かれていませんが、見ていて後味のとてもいい映画でした

イギリス映画です

☆  ☆  ☆  ☆  ☆

今夜は餃子

昼前から夕方まで鹿児島市に出かけていました

留守番のトトさん、またまた暴食したようで、お腹が空かないと言います


いつもならスキレットで銘々に12個焼いた餃子を完食どころか、私の分まで手を出すのに

今日は2人で12個焼いて、3個残りました

トトさんは3個しか食べられないほど、お腹の中は😱😱😱


1束のニラを半分は餃子に使い、残りはニラ玉に

私はこれに昨日の栗ご飯など

しかしこの頃、暴飲暴食を繰り返すトトさん

認知症の始まり😰? なんてことないのか、少し不安です






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