3月は、最近の自分には珍しく着物を着る事が多かった月でした
○ お茶の稽古
昨年自分の元に戻ってきた自分で仕立てた最初の一枚の紅花染めの紬
帯は袋帯、帯揚げと帯締めは帯の中の一色の山吹色
○ お茶の稽古
一年半ほど前に仕立て直した結城紬
色は紺色で、シダと草花が織り出してある着物
帯は、亡き母の名古屋帯
○ 母の命日にお寺へ
何回も書いている事ですが、田舎の小さなお寺だし、朝の合同供養なので、カジュアルな着物に色喪の綴れ帯
色喪の帯は塩瀬の名古屋帯とこの綴れ八寸の2本を持っていて、交互に締めています
帯締めと帯揚げはグレー味の藤色
○ 今年の3月は、義理の従兄弟が亡くなり、夫婦でお別れ会というお通夜がありました
冠婚葬祭は着物と決めて十数年
親戚の通夜に着る着物など、世間でのルールもあってない様なこの時代
弔意が込められれば、失礼にはならないだろうと選んだのは色無地一つ紋に、黒喪帯に帯締めと帯揚げも黒で
色無地は、垂れものが最高の格だとわかっているものの、そこは少しカジュアル化して結城紬を染めた着物
お別れ会の会場は200名ほどの弔問客
もちろん、着物はわたしひとり
他は喪主や家族、弔問客も黒のフォーマルでした
今ではお通夜も告別式と同じ装いになってしまいましたねぇ
○ 東京から中学時代のクラスメートが帰省してくると連絡があり、急きょ集まったミニクラス会
土砂降りの中 車で出かけたので、ウールの着物に博多の四寸袋帯(小袋)を角出し風に結んで
長襦袢の半衿はクリームイエロー
場所は居酒屋でしたし、このカジュアルさが合っていました
○ お茶の稽古
母が遺した紬地に小紋柄を染めた反物を洗い張りして仕立てた着物
まるで桜の花の様な柄なので、この季節に着ています
帯は、トトさんの母様からのお下がりで九寸名古屋帯
○ お茶の稽古
白地にクローバーの様な柄が織り出された結城紬
帯は木屋太の袋帯
木屋太の帯は糸味が良くて柔らかくて締めやすく、好きな帯です
帯揚げと帯締めはさくらの季節なので淡いピンク