トトの母様の所に行ったのは、11月10日の事
着物日和だったし、繁華街で買い物も頼まれていたので、着物を着ていた
お昼を一緒に食べて、世間話をして、その後私の着物好きの話になった
昔仕立ててもらった長襦袢が寸法違いで身幅の狭いものがある。2、3回しか着てないから、着たらどうかと言う
長襦袢の消耗は激しいから、有り難く頂いた
ついでに、タンスの中から、単の着物から二部式に仕立てた着物と、亡き父に仕立てたものの一度も袖を通さなかったという紬の袷も出してくれた
予定外の着物が増えたので、早速片付けにかかる
まずは二部式着物
十日町紬のようだ
上っ張りを作ることにした
ベルトと紐を外して、なるべく解かずに使いたいと色々思案したが、思うようにいかない
結局全部解いた
アイロンをかけて、仕立て直す
えり肩開きは カーブをつけて切り込んであったので、接着芯で補修
新たな襟付け線を入れた
衿つけもつけ込み寸法を変えたので、衿丈も足りない
下前で継ぐ
袖のカーブはロックミシン
耳に癖とりのためにハサミが入れてあったので、解いた背伏せで包んだ
丈が足りないので、折り返しの部分は見返しを別につけた
何だかんだで結構面倒な仕事になったが、完成
上っ張りはロックミシン以外は全て手縫い
モンペは、マチを数多く継ぎ足したくなく、マチ幅は、衽幅から縫い代を取った残り寸法で我慢
16センチに少し足りないほど
紐も全く取れずに、別の服地の残りで間に合わせた
モンペは、全てミシンで縫った
着物の上から着てみると、やはり股下が高い上にマチが狭くて ちょっと残念な形になっている
下の着物を対丈にすると、ちょうど良さそうだが、対丈着物は持ってない
洋服の上からだと、結構様になっている
でも、洋服の上から着る意味ある?
次回母様の所に行く時、着て行って、感想を聞いてみよう