予報では今日から1週間は雨模様
早くも菜種梅雨の気配
庭で次々に咲いている椿
雨が続いてそのまま散らすだけではもったいない
そこで昨日は蕾を3種類数本切って、リビングやキッチン、トイレに
すると、あっという間に開いてきて、固い蕾もどんどん膨らんできて、まるでスローモーションビデオを見ているかのよう(何だか古い表現(笑)
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デジカメの中の着物着画の写真をスマホにやっと取り込みました
といっても、9日から14日までの上京中に着た分だけ
今回は防寒のために十日町紬を着て、大島紬と博多帯を持って
大島紬も博多織の帯も、軽いのが選んだ理由です
○ 9日、上京の日
瓢織り出しの十日町紬に博多織小袋を割り角出し風に結んで
半衿は白、帯揚げの中にガーゼを包んだ物をくるみ、結んでいます
この帯揚げがあると、後ろの帯結び部分が下にずれにくくなります
博多織小袋は、手織りでとても柔らかく締めやすい
レッグウォーマーをして、袷の7分丈のコートに革手袋、カシミヤのショール
○ 10日、鎌倉、鶴岡八幡宮巴会(お茶会)
大島紬に博多織の八寸帯
半衿は白、帯揚げと帯締めは着物の紺色と同じ
夕方、帯を半幅に交換してして、宇都宮へ(着画無しでしたが、夕食時の写真がありました)
○ 11日、前日と同じ着物、帯で川崎へ戻りました
○ 12日、上野、東京博物館「本阿弥光悦の宇宙」展へ
長襦袢の半衿を白からクリーム色へ交換して
上野の公園は風が冷たくて、レッグウォーマーしていなかったことを後悔
でも、館内は暑いくらいでした
会場を出たあと、建物の間からスカイツリーが見えていたので、記念撮影(笑)
肩から掛けているのは、手製のスマホキャリー
スマホケースにクレカを入れて、スマホケースのポケットにウエットティッシュと小袋に飴を入れて
必要最低限をバッグの中を探したり開けたりしないで済むので、とても楽
○ 13日、三軒茶屋から竹橋、東京駅、池上とウロウロ
着物の八掛けのフキの擦り切れを応急処置した十日町紬に博多半幅帯
初日とは半衿の色が変わっています
○ 14日、鹿児島へ
十日町紬は応急処置をしてあるとはいえ、やはり裾の傷みが気になり、大島紬を着て
しかも何を血迷った⁉️か、名古屋帯を締めてしまいました
12日と違うのは、帯揚げの色を変えて、ピンク系の藤色にした事
そんなに大きな違いはないのですが、こちらの色の方が、コーディネートとしてはいいように思えました
横向きだとお太鼓から覗く帯揚げの色の違いがわかります
ただ、名古屋帯で帰りの飛行機に乗ったのは、大失敗
2時間同じ姿勢は辛かった
それに比べて、やはり半幅帯は楽です
もう20年ほど前の事
初めて着物で飛行機に乗った時に、キャビンアテンダントの方が、膝掛けを丸めて背中と椅子の間に挟んでくれました
クッション代わりですが、楽になりますよ、と言いながら
お太鼓部分より下の位置です
以来、車の中でもクッションを背中の下部分に当てるようにしています
ショールはスーツケースに入れて預けたこと、満席だったのでCAさんは忙しそうで、膝掛けのリクエストもせずにいたら、辛かった😥
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以上が、2枚の着物と2本の帯を着回した6日間の記録
街着の時は、パールのピアスつけたり、指輪したりも
帯留めも持参したらもっと遊び心で楽しめたのに、やはり準備不足でした
昔はもっとワクワクなるような着物ライフだったなぁと、マンネリ化していることを反省
今回着た大島紬は、昨年暮れにトトさんの伯母の形見です
1月に寸法直し
プーさんに形見に着物をもらった話をしたら、ゴミもらったんじゃなくて⁉️なんて言われたのです(着物は古くもなく、あまり着た跡もない上物)
確かに、袖を通さずに仕舞い込んでしまったら、ゴミ(着物着ないプーさんにとっては)
どんどん着て、着たおして、それが伯母への供養にもなると思いながら、あちこち歩き回った事でした