これってやはり化石? 私のライフスタイル!

ひともすなるブログなるものを、われもしてみむとてするなり

父のループタイから 帯どめとブレスレット ・・・・  お嫁ちゃんの粋な計らい

2017-02-18 | 身の回りの小物 手作り
今年の四月は 父の七回忌である

そろそろ準備を始めているが、孫ちゃんが遊びに来るときに ママからの預かりものを持ってきた

『 父が使っていた?ループタイから 帯どめを作りました。 ところが着物のことを何も知らないので、帯どめに合わせて買ったはずの帯締めが使えなくて。帯締めが使えるような帯どめもビーズで作りました 』と メールも届いた。


帯どめ用に交換された部分



ビーズの帯どめ



父が亡くなったとき、革ジャンとか身の回りのもの数点を息子が受け取った

その中にループタイも入っていたのだろう

そんな物を誰もかれもすっかり忘れていたのだが、お嫁ちゃんが片づけ物をしていて 見つけ出したらしい

そして それで私へ帯どめを作ろうと思い立ってくれたのだという

思いがけないところから、父の形見を身に着けられるよになった喜びと感謝のメールを送ったら、

『 ループも何か使えるようにして 渡します 』 と、さらにメールがあり、後日 シルクのループを使ってデザイン違いのプレスレッドが2点と 合わせて使えるように、ピアスも作られて届いた



ブレスレットを一つは 妹にあげたいと、許可をもらいたくメールを送ったら、それでは、ピアスも追加で作りますと

再度届けられたピアスとブレスレットを妹に送り 妹も感激

今年の七回忌は甥っ子も息子一家も揃って出てくれるという

いろんなことに感謝である



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お気に入りの帯枕 ・・・・ 市販はされていないのだけど

2017-02-17 | 買い物
私が普段使っている帯枕は トトの母様からもらったものの改良型です

中身は木を刻んだチップ材 巷ではウッドパッキングと呼ばれているようです

帯のお太鼓の中で滑らず しっかり固定されて 軽くて使いやすい

その帯枕の背中に当たる部分の芯だけ外して使っています

芯がないので、長年使っているうちに へたってきて、しかも帯揚げを平ゴムで留めて使用していたために、帯の山が少々へこんでしまいました

同じものを探しても見つからず、デパートの呉服売り場でお勧めと言われて買いなおしたのは ウレタン製の帯枕でした

お勧めされたのですが、使ってみると 使い心地があまりよくないのです

それで母様に 使っていたものでいいので 同じ帯枕が欲しいと 頼んでみました

すると、着付けを習いに来た美容師さんにプレゼントしている残りがあるということで、真新しいものをもらうことが出来ました

母様に 探してみたけど、市販されていないようだと話すと、材料屋が扱ってる業界専用のものだと説明してくれました

いいものだから、呉服屋やデパートでも売ればいいのに という 私の言葉に

それは そういうわけにいかないよの ( フフフ ) だそうです


着付けをしてもらえる美容室では 買えるのかもしれません


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染め大島の仕立て直し ・・・・  1 / 2017

2017-02-12 | 着物
今年はマメに仕立て直しをしていこうと思っていますが、何枚 出来上がらせることが出来るやら

ということで、 タイトルに ナンバリングを入れることにしてみました

最初の一枚は 染めの大島紬です

ろうけつ染めと説明にあったと思います



着物を日常的に着ようと思い立った十年ちょっと前は、 自分が持っている柔らか物以外の着物は 赤い横段の大島紬と父に仕立ててもらった大島紬

あとは 母からのお下がりの大島紬程度だけ。

ウールやシルクウールは数枚 自分で仕立てたものがありました

ネットで娘の振袖の生地を求めて仕立ててもらったという友人が 予算で三枚の振袖が作れたと教えてくれたのもそのころです

そういう世界があると知って ネットで初めて手を出して買った着物が この染めの大島紬だと思います

私は昔から 麻の葉柄の連続する幾何学模様が好きでした

よって 選ぶ基準にしたのが 麻の葉柄でした

そしてその時 麻の葉柄の紬を 自分の着物の中心に添えて増やしていこうと 変なことを思いついてしまいました


裄と身丈がだいたい合っていれば 大丈夫だろうと思って選んだのですが、やはり着辛くて 最初の頃は着ていたものの 自分で仕立てるようになるとタンスの中に仕舞い込んでしまいました

それを 洗い張りに出したのが2年ほどまえです

表の生地と裾回しを洗ってもらって 胴裏は新しいものに変えました

裾回しの色にも 自分は惹かれたのだろうと思います

ところが、この裾回しは両駒の紬用八掛けではなくて チェニーパレスと呼ばれるタイプのもの

仕立て直ししながら 少々後悔してしまいました

大島紬はシャリ感の強い生地なので、表の生地にぴたっと吸い付くように添わせるには 両駒の紬八掛けに勝るものはない と 母から教わっていました

その吸い付き感が全くない

でも両駒撚でないので、裾の傷みはぐっと少ないだろうと思っています

着物はほとんど汚してもいない、表地は傷んでもいないのに、裾が擦り切れ始めた紬が 数枚あり、頭の痛いところです

この裾の擦り切れをどうにかするのが、今年の課題です 

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2017年1月に着た着物

2017-02-02 | 1月 着物
着物が好きということに 変わりなないのに、先月は着物を着なかった

例年この季節は ウールの着物を着て過ごすが、 まだ一度も着ていない

理由は 着物暮らしの優先順位を下げてしまっているから

2月はたくさん着ましょ!

以下は 必要に迫られて着た3回の着物の忘備録

1回目 お茶のお稽古先の初釜

    正客という役回りで、膨れ織りの一つ紋に袋帯

    亡き母は しきたりということをずいぶん気にかけて 私に教え込んだけれど 、その一つ に正月というか新年は 新しい下着に新しい着物を準備しておいて身に着けるものだということがあった

    大晦日の夜は 新しいものを一式枕元に準備して 新年を迎えるのが常だったらしい

    まぁ 昔のことだから そうそう新年以外に新しい着物を準備するなんてことは庶民にはなかったのだろうけど

    新年を迎えると 思い出す

    そんなことが出来る時代はとっくの昔になくなってしまった今の日本だし、自分とて然り

    でもそんな母の教えが頭の片隅に残っていて せめて着物の小物は新しいものにしたいと思っている

    それでも 求めた帯揚げと帯締めは正月明けの初商いで買ったもの お値打ち価格の品である

    半襟も新しい正絹をかけた

    袋帯はトトの母様からのお下がりで とてもいい帯だけど、腹の柄を合わせようとすると 異常に手が余る

    よって ぐいぐいとお太鼓の先に余分な手先を押し込んで仕上げているが、 手先を切ってしようと思案中

     

2回目 お茶の稽古

    とても寒い一日で 真綿紬に名古屋帯

    この名古屋帯は 亡き母の物で 数年前に長持から見つけ出して 締めている

    漆箔の帯だが、柔らかくて よく締まり 体にそって 締めやすい

    真台子を使った貴人点の濃茶と 総荘りで薄茶 後炭手前

 


3回目 川崎支部淡交会の 初茶会

    社中の初釜の時と同じ着物と帯

    新聞にも出ていたが、裏千家の初茶会は総理大臣を始め歴代の総理大臣が招待されて参加している

    川崎支部も もちろんご招待者があり 正客

    それは構わないというか、いいのだけど 一席目に入った正客は まったく茶の心得のない人だった

    よって 茶会が茶会となっていない 

    まだまだ駆け出しの私みたいな者にとっては 場数を踏んでお稽古を兼ねた茶会なのに 実につまらない

    8500円のチケット代に 果たして見合っているのかなぁと せこいことを考えてしまった

    こういうことを考えてしまうところが まだまだ 修行が足りないのだろうけど

 

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