息子のところのチビチャンも とうとうお姉さんになり しばらく 我が家で暮らすことに。
赤ちゃんの誕生は チビチャンも楽しみにしていましたが 実際に対面すると やはり とまどいも大きいようです。
4歳半という年齢は 自分の置かれている立場を十分にきき分けなければならないとわかっているものの 心の中は揺れています。
楽しく食事をし 幼稚園も行き、我が家でテレビを見たり パソコンをしたり じぃじやばぁばや プーサンを一人占めしていても
埋められないものがあるのが十分にわかり 痛々しい限りです。
気持ちよく寝入ったと思っていても 急に泣き出したり(夢見ている?) 夢見状態で自分の顔をたたいたりして 何か叫んだりします。
そんな中で 一昨日は ハイな気分で ご機嫌な夜を過ごしました。
夕方 母親の面会に行くと 会社から帰宅途中の父親とも合流でき しばし 面談室で三人の時間を過ごせたことが 一番だったよう。
加えて 面会前に コストコまで 足をのばし おもちゃとパジャマやガウンや服数点を購入していました。
両親に甘え 欲しかったおもちゃもゲットでき さらに 帰宅すると プーサンまでも高島屋で子供服を買って帰ってきていました。
チビチャンは 食事前にファッションショーをして お風呂上がりにも 新しいパジャマを着て 写真をとってほしいとリクエストです。
最高の笑顔で数枚の写真が撮れましたが、 この笑顔は 満ち足りた時間をしばし持てた満足感なのか
私たちに気を使ってのサービススマイルなのか。
私も二歳下の妹のいる長女です。
妹は中学生になっても 高校生になっても 母べったりの子で 母にまとわりついていました。
大きくなってからは 母の後ろに回り 背中から抱きついていました。
母は いつも妹のもの。
たまに妬んで母に その気持ちを口にすると 母は
「あなたは2年早く生まれてきて 2年間たっぷり一人占めしたでしょ。
どんなに可愛がっても下の子は あなたより2年分少なくしか おかあさんと一緒にはいられないんだから」
というような事を言っていました。
亡くなった母は どちらか一方を可愛がるようなことをしたり 口にしたりは決してしませんでしたが、
妹は 自分のほうが可愛がられたと 今でも言い切ります。
そして 「お姉さんは 田舎に行っても 楽しそうで 全然ママを恋しがっていなかった」 とも つい先月も言っていました。
祖父母や おばさん達と仲良くするのは 母を下の子にとられた長子の 処世術なのかもしれません。