アメニティの薄いタオルを 「私はこれを持って帰って、ふきんや台ふきんに使うの」
と いい、そこから、手作りの台ふきんの話になりました。
私も「もちろん 二枚に切って、端をほどいて、裁ち目を挟み、
ミシンかけして台ふきんつくっているわよ…しかも2枚になるし」
と 何気に言ったら、その方法にえらく感心してくれて。
自分で当り前のようにしていることが、よそ眼は目新しいことは ままあるけれど、
まさか こんなことがと思ってしまいました。
私も このタイプの台ふきんを使い始める前は、頂き物のハンドタオルなどを台ふきんにしていたのですが、
色付きだと 漂白もままならず、形もバラバラで使い勝手に不満があったのです。
自宅用のタオルにするには 薄くて物足りない
この使い捨てタイプ?のタオルを二つ折にした状態は、
手洗いしやすいし、絞りやすいし、
漂白すれば 白さが戻るし、使い始めてやめられなくなりました。
そこで 今回、その温泉アメニティタオルのリフォーム方法を 写真に収めてみました。
自分では あまりにも 簡単で、記録するほどのことでもないと思いつつも、
多分 プーサンもその行程は 想像もせぬまま、
引出しから 次々と洗い上がりの台ふきんを取り出しては使っていると思うのです。
① タオルを二枚に切り離します。
② 両端のミシンで始末してある部分を2㎝ほどほどきます。
リッパーが便利です。
③ あとの残りの糸は、引っ張ってほどきます。 頑丈な糸だし、ミシン目は粗いし、とても簡単にほどけます。
④ ほどいた端っこをひらき、裁ち目(ハサミで切ったほつれる部分)をのせます。
⑤ ほどいた部分をかぶせて、裁ち目を挟みこみます。
⑥ 粗いミシン目で 四角→四角に3周ほどして 出来上がり。
もちろん最初と最後はしっかり返し縫いをします。
今回は もう一人の友人の置き忘れもまとめて、ミシンがけ。
ほどいてミシンをかけて仕上げるまで、ミシンかけの経験のある人なら、30分は かかりません。
台所の引き出しに2枚の台ふきんを収めました。
私は このように ちょっと面倒でも 温泉で出されたアメニティのタオルは持ち帰り派です。(ほとんどの場合)
すぐに 台ふきんに 仕立てるわけではありませんが、
数がたまったり、ストックが寂しくなったり、粗品のタオルをいただいたりしたときに、ちょこちょこと作っています。
出来あがった台ふきんは お嫁ちゃんが持って行ったり、妹や実家への荷物の隙間にパッキング材代わりに入れたりして、行先でもしっかり奉公してもらっているようです。