これってやはり化石? 私のライフスタイル!

ひともすなるブログなるものを、われもしてみむとてするなり

12月に着た着物・・・2019年

2020-12-15 | 12月 着物
大寒波は、東日本ほど酷くはないものの、鹿児島も冷え込んでいます

昼間にベス🐕‍🦺の散歩に歩いた以外は、家でお篭り

昨年の12月は、どんな着物を着ていたのかなと、デジカメのSDカードを久しぶりにパソコンに読み込んでみました
 
昨年の今頃は、コロナの心配もなく、お茶の稽古以外でも、着物着て友人とランチしたり、茶筅供養に出かけたりしていました
 
今年は淡交会の研究会やお茶会などの行事も一切なくなりました
 
3月に、島津藩別邸跡の玉里庭園のお茶会に出かけたのが、最後になりました
 
いづれまた、昨年までのようなお茶会なども出来る様になるのでしょうが、お濃茶の飲み回しは無くなるのではないでしょうか
 
お茶には、お薄(おうす)と呼ばれるお茶と、お濃茶(おこいちゃ)と呼ばれるねっとりと抹茶を練り上げたお茶があります
 
お茶濃茶は、席中の3人から4人ほどで、一碗を回し飲みします
 
こればかりは、流石に無理でしょう
 
SDカードの中には、5回ほど着物を着た記録が残っていました
 
○  1回目 結城紬に名古屋帯(帯はトトの母様から昨年譲り受けたもの)
 




○ 1回目の着物に合わせた道中着は、麻の葉柄の袷の着物を洗い張りしてコートに仕立て直したものです



○ 鹿児島市磯庭園の中で行われた茶筅供養に初参加
 
膨れ織の地模様の色無地に博多八寸帯
 
 
後姿を見ると、着物の背中心は合っているけど、お太鼓の中心が左に寄っています😅



○ 👆の着物には、車を運転して出かけているので、対丈の単のコートを着ていました
 
母の色大島の袷を洗い張りして、対丈のコートに仕立て直したものです
 
○ 3回目は、機械織の大島紬の袷に、紬地に染めてある名古屋帯
 
着物は母が反物のまま残してあった物で、仕立てる前に反物の状態で洗い張りをお願いしました
 
帯は、結婚する時、伯母(母の姉)から、着物と帯とセットでいただいた物
 
初めて締めたのは、結婚して20年以上が経過していました
 
この日もお茶の稽古
 




○ 👆の着物には、袷の道中着を重ねて


○ 4回目は、3回目と同じ着物に、真綿八寸帯を締めています
 
この帯は、どうやら捨松の帯のようです
 
昨年の9月に、トト様の伯母から譲り受けた2本の帯の中の一つ
 
地元のデパートの呉服売り場で買ったと言っていました(随分高かったことでしょう❗️)
 
一年前の事ですが、この日は伯母叔母達の所へ、暮れの挨拶に行ったようです
だから、譲り受けた帯を締めていたのでしょう


○ 最後は2019年最後のお茶の稽古で

この日の数日前に、ヘアカットしてもらったら 短く切られすぎて、ご機嫌斜めの頃です

本気でウィッグ買って被りたいと思っていた頃です(笑)
 
墨流し模様を出した縮緬の染めの着物に、八寸帯

八寸帯ですが、洒落帯ではなく、正倉院模様のような柄が細かく織り出されて、セミフォーマル対応の物です
 
私はネットのヤフオクで巻き物で機屋のラベル付きで買いました

友人は、なんと同じものを、横浜の着物のリサイクル市でゲット(こちらも未使用でたとう紙に仕立て上がって収めてありました)

既製品の洋服は、あまり執着心もなく処分しています
 
でも、着物は、自分のところにきた時の事や、買った時の気持ちなど、不思議と覚えています
 
着物好きの皆さんも、きっと同じではないでしょうか


 


 
 
 
 
 




 




 
 
 
 


 
 




 
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元気をもらった1日・・・着物着て、凹んだ気持ちも立ち直って

2020-12-14 | 12月 着物



昨日はトトの母様の所や叔母伯母様たちのところへ、暮れの挨拶に出かけました

羽田空港から鹿児島に帰ったのは 1日でしたが、自主隔離終わりでもいいかなと判断しての事

iPhoneのトラブルでかなり落ち込んでしまった気持ちを立ち直らせたくて、着物着る事に

昨日の朝はかなり冷え込んで、一面霜が降りて銀世界
その中を軽く散歩して(5kmちょっと)帰宅

着物に着替えました

冷え込んだ体がどんどん温かくなります
着物の保温効果は、絶大❗️

お茶の稽古以外で着物を着たのは、4月の父の命日にお寺に行った時以来でした

すぐに箪笥から出せたのは、先月も着た麻の葉柄の染め大島

麻の葉柄は、一番好きな和柄です

移動中の車の中や母様の所でも上っ張りを脱ぐ事もなかろうと、帯は博多の四寸帯を割り角出しに結んで

この帯は6月にトトの母様から譲り受けた物




私の好きな元気の出る赤😄

この長襦袢も決して人の目に触れることはないものですが、長襦袢を選ぶ楽しさは着物を着る人だけが知っている

二部式の水屋着を重ねました



この水屋着は、シルックのような化繊なので、洗濯機で洗えます

袖口がゴムになっているので、ベス🐕‍🦺に手や腕を舐められても、着物の袖を汚す事もありませんでした

母様には、帯をチラ見せして 使わせてもらっている事を報告

伯母たちのところへ顔を出すときは、車を降りてから、水屋着を対丈の単のコートに変えました

伯母も叔母も、何故か私が着物着て会いにいくと喜びます

マスクしたまま、短時間のおしゃべりをして、近いうちにまた伺う事を約束して後にしました

毎年我が家が届けるオリーブオイルを今回は持って行けませんでした
まだ生産地から届いていないらしく、販売がストップしたままなのです 

だからもう一度出直してくる必要があるのです

昨日会った伯母は96歳、叔母は85歳ぐらいかな
2人とも一人暮らしです

もう一人米寿ぐらいの叔母もいます

3人は鹿児島市の繁華街の中のマンション暮らしで、色々と助け合っています

96歳の伯母は、足は不自由で杖や歩行器を必要としているものの、頭はとってもクリア

9月からロンドンで暮らしている我が家の息子一家の事も聞いたらしく、伯母から話し出します

もちろん、プーさんの事も話題にします

トトさんとベス🐕‍🦺は、玄関の外で待っていたのですが、帰り際に杖をつきながら外まで出てきました

私は伯母の甥っ子の嫁の立場で、楽しくおしゃべりはする間柄ですが、(白髪になった)トトさんでも甥っ子はやはり血の繋がりがあるから、会えると嬉しいのは当然

以前はちょこちょこ顔を出していましたが、今年はコロナ禍で訪問を控えていました

伯母叔母たちが、頑張って一人暮らしをしていて 施設のお世話になっていないから、会える

もう一人の叔母は、9月に自宅のベッドから落ちて背骨を骨折

3ヶ月の治療とリハビリを終えて、先週退院してきたばかりです

リハビリには、一人でバスに乗り、好きな温泉銭湯とかに行くためのものもあったそうです

前日は早速温泉銭湯に行ってきたとか

退院したので、以前のように食事の支度まで出来る様になったそうです

トトの母様の姉妹はスーパー婆様ばかり揃っています

愚痴らない、泣き言は言わない、自立している、世の中の出来事に関心が高く好奇心いっぱい

伯母はノートパソコンを持っていて、毎日株の値動きを見ています(まだ株の売買しているのかな? 売買は証券会社に電話してますが)

叔母もノートパソコンを持っていて、ネットサーフィンを楽しむ人

人からお世話されるより、人に何かしてあげたいと思うタイプ

そして人様の胃袋を可愛がるのが好き😗😊

これらは、トトの母様も一緒です

昨日も、私にあれこれ指示して、お歳暮で届いたさまざまな果物を袋に入れさせて、それを持たされました😁

その後、トトさんとベスは公園を散歩

私は、繁華街に出たついでなので デパ地下で買い物したり雑用を済ませ、帰宅は5時過ぎでした

丸一日着物を着ていたので 気分よく、さらにスーパー婆様たちに会って、刺激をもらい、凹んだ気持ちもすっ飛ばすことが出来ました

春以来、好きな着物を着る事を我慢していました

私はマイペースな人間で、人様の口とかは気にしないタイプ

それでも何となく着物を着る事が躊躇われていました

この気持ちを、同じく着物にハマり長年勤めた公務員を少し早く辞めて、呉服屋のパート店員になった友人に話した事があります

友人も私と同じような様子でした

でも、もう気にしない

着物ライフには一番いい季節になっているのだから、着物解禁です😄













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12月に着た着物の覚え書き ‥‥ 12月最後に着た着物

2016-02-10 | 12月 着物
年が明けて 1月もさっと過ぎて 早2月も中旬になろうとしていますが、やっとカメラのSDカードの整理を始めました

で、12月最後に着た着物の画像が残っていました

20日過ぎに 鹿児島へ帰省するときに着た着物と帯

ずいぶん前にヤフオクでゲットした名古屋帯で、練習で締めてもうまく収まらず出番のなかった帯を ふと思い出して締めました

練習といっても 締めてみるとどんな感じになるのかなぁと その程度のことが知りたくて数回締めてみるだけなのですが、当時は名古屋帯でお太鼓をするのが苦手でした

名古屋帯なら角だし風ばかり 袋帯が一番簡単に締められて お太鼓結びなどほとんどやったこともないころに出会った帯です

ところが、この帯、角だし風に結ぶと柄がきちんと出ない、お太鼓に結ぶと 腹に柄がこない

それで 諦めてうっちゃっておいた帯です

朝6時半ぐらいに ホットカーラーで巻いてカールをつけた髪を軽くまとめて、着物を着始めるのは7時過ぎになります

コートを着るから 柄のことは考えないで締めようとはなから決め込んで、締めました

後の柄はきちんと合わせられたのに、やはり腹の部分は正面どころか 脇にありました ( 唐辛子が織り出された意匠 )

でも もう気にせずに コートを羽織って家を出ました



そして1週間後の戻るとき

ふと 帯の巻き方を反対にしてみたら! と 思いつきました

そうすると、ぴったりと腹の部分の柄が体正面に出たのです

ここでやっと 関東巻き? 関西巻き? の どっちかに織り上げてあるとわかったのです

ポイント柄は 洒落帯に多く 柄だしが難しいのですが、きちんと決まったときは最高に気持ちいいものです

残念ながら 戻るときの画像はなし

ペパーミントグリーンの地色の帯なので 春先によさそうな色合いです

もう少し暖かくなったら 大島紬と合わせて締めてみたいと思っています


私は帯は 時計回り 半時計回り どちらでも締めていたのに 最近は反時計回りばっかりで、逆に締めてみると柄がきちんと出るということをすっかり忘れていました

以後 柄出しに困ったときは とりあえず反対に巻いてみることにしなければと 思った日でした
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12月の着物の覚え書き

2015-12-20 | 12月 着物
今日 アップロードしなければ もう今月中は無理に思える カウントダウンに入った私の12月

取り急ぎ メモ程度に記録して 時間があれば 加筆していきたい ( たぶん なさそう 


12月2日 お茶の稽古

真の行台子の稽古 先生のご好意で前回と続けて みていただく

少しずつだが、このお稽古も流れがわかるようになった (帛紗さばきで相変わらず混乱するものの)

 


奥純の結城に博多の単


12月3日 六本木から日本橋

六本木 泉屋博古で 大正から昭和にかけての銘仙を展示してあり 着物好きが集まる

ランチはなしで あまん東京のアフタヌーンティを体験してみたい友人のセッティングにのっかる

銘仙は 亡き母があまり好きではなく 残念ながらその印象が強かったが、銘仙も凝ったものは本当に素晴らしかった

リサイクル着物でも 銘仙で私サイズを探すのは難しいので 自分で一枚持つことはたぶんないのだろう

昼前に家を出るときは 大雨で長いこうもり傘と雨ゴートにカレンブロッソ で 雨対策

3時半あまんにつく頃は 雨が上がっていたが ラウンジでいただくアフタヌーンティとは言っても、傘さえ預かってもらえない

このサービス内容に あまん東京のポイントうーんと下がった

コートも雨傘も預かってくれるホテルが 東京にもたくさんある

ロンネフェルトの紅茶を ウォーマーでずっと温め続けているのも 私好みではなかった ( 香りより 渋みがだんだん勝ってきて )

でもでも 5人が集まってのおしゃべりは 最高に楽しかった

 


十日町紬に源氏香織り出しの袋帯 


私が一番好きな民芸紬 十日町紬もピンキリあるが、私の中でピンの部類

この帯を二重太鼓に結ぶのは 初めてだったが、長すぎて 締めにくい 

帰宅して しまうとき 長さを計って 切ることにした 

その記事は また別の時に 書き留めたい


12月6日 六義園の紅葉のライトアップを見に出かける

日中は暖かいが 夕方から冷え込むので 袷の道中着に マフラー 手袋



 


ひさごを織り出した紬に 椿ポイント柄の名古屋帯


12月7日 お茶の稽古

初釜の打ち合わせと 盆点をみてもらう

利休忌の 炭手前の話と 炭手前


 


更紗柄の袷に 二重太鼓のつけ帯 


12月14日 リリィさんと 銀座ブラブラ

銀座アンティークモール 初体験


 


着物は奥純の結城紬に 渡文の手織り真綿 いつ締めても手織りの柔らかさと締めやすさがうれしい一本


大きな衿付きの防寒コートを縫い始めるリリィさんに同じようなコートを持っているので 着ていく




12月15日 眼科の年一回の緑内障の検査と 丸屋履物へ

 


結城紬に博多の小袋 道中着とストールで


丸屋履物屋さんは7月以来 二度目 他所ですげた草履が歩きにくいので すげなおしてもらう



12月18日 静嘉堂文庫 リニューアル後の展示会へ 書道家の友人と

酒井抱一の掛物2点が 特に好み

酒井抱一の絵の色紙を 一枚購入 

ハガキのような気楽さで 家に一枚かけてみたい

藤田美術館所蔵の曜変天目を見たあとだと、静嘉堂文庫の曜変天目(稲葉天目)は 展示の仕方にもよるのだろうけど、藤田美術館の茶碗のほうが好みだった


 
 

麻の葉模様織り出しの 結城紬(駒結城)に 真綿の八寸


北風ビュンビュンで 多摩川は近いし、長手袋にストールに防寒コートの重装備

静嘉堂文庫からは 民家園方面へ降りて二子玉まで歩く


12月19日 お茶の稽古

且座と平花月

おそばをいただいて 今年のお茶の稽古 終わる


 


前回のお稽古と 同じ着物と12月初めのお稽古で締めた博多八寸帯


一応 お茶稽古の〆として、朝 半襟を白の塩瀬にかけなおした長襦袢にする



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