大寒波は、東日本ほど酷くはないものの、鹿児島も冷え込んでいます
昼間にベス🐕🦺の散歩に歩いた以外は、家でお篭り
昨年の12月は、どんな着物を着ていたのかなと、デジカメのSDカードを久しぶりにパソコンに読み込んでみました
昨年の今頃は、コロナの心配もなく、お茶の稽古以外でも、着物着て友人とランチしたり、茶筅供養に出かけたりしていました
今年は淡交会の研究会やお茶会などの行事も一切なくなりました
3月に、島津藩別邸跡の玉里庭園のお茶会に出かけたのが、最後になりました
いづれまた、昨年までのようなお茶会なども出来る様になるのでしょうが、お濃茶の飲み回しは無くなるのではないでしょうか
お茶には、お薄(おうす)と呼ばれるお茶と、お濃茶(おこいちゃ)と呼ばれるねっとりと抹茶を練り上げたお茶があります
お茶濃茶は、席中の3人から4人ほどで、一碗を回し飲みします
こればかりは、流石に無理でしょう
SDカードの中には、5回ほど着物を着た記録が残っていました
○ 1回目 結城紬に名古屋帯(帯はトトの母様から昨年譲り受けたもの)
○ 1回目の着物に合わせた道中着は、麻の葉柄の袷の着物を洗い張りしてコートに仕立て直したものです
○ 鹿児島市磯庭園の中で行われた茶筅供養に初参加
膨れ織の地模様の色無地に博多八寸帯
後姿を見ると、着物の背中心は合っているけど、お太鼓の中心が左に寄っています😅
○ 👆の着物には、車を運転して出かけているので、対丈の単のコートを着ていました
母の色大島の袷を洗い張りして、対丈のコートに仕立て直したものです
○ 3回目は、機械織の大島紬の袷に、紬地に染めてある名古屋帯
着物は母が反物のまま残してあった物で、仕立てる前に反物の状態で洗い張りをお願いしました
帯は、結婚する時、伯母(母の姉)から、着物と帯とセットでいただいた物
初めて締めたのは、結婚して20年以上が経過していました
この日もお茶の稽古
○ 👆の着物には、袷の道中着を重ねて
○ 4回目は、3回目と同じ着物に、真綿八寸帯を締めています
この帯は、どうやら捨松の帯のようです
昨年の9月に、トト様の伯母から譲り受けた2本の帯の中の一つ
地元のデパートの呉服売り場で買ったと言っていました(随分高かったことでしょう❗️)
一年前の事ですが、この日は伯母叔母達の所へ、暮れの挨拶に行ったようです
だから、譲り受けた帯を締めていたのでしょう
○ 最後は2019年最後のお茶の稽古で
この日の数日前に、ヘアカットしてもらったら 短く切られすぎて、ご機嫌斜めの頃です
本気でウィッグ買って被りたいと思っていた頃です(笑)
墨流し模様を出した縮緬の染めの着物に、八寸帯
八寸帯ですが、洒落帯ではなく、正倉院模様のような柄が細かく織り出されて、セミフォーマル対応の物です
私はネットのヤフオクで巻き物で機屋のラベル付きで買いました
友人は、なんと同じものを、横浜の着物のリサイクル市でゲット(こちらも未使用でたとう紙に仕立て上がって収めてありました)
既製品の洋服は、あまり執着心もなく処分しています
でも、着物は、自分のところにきた時の事や、買った時の気持ちなど、不思議と覚えています
着物好きの皆さんも、きっと同じではないでしょうか