これってやはり化石? 私のライフスタイル!

ひともすなるブログなるものを、われもしてみむとてするなり

フラットロックを使って パンツの裾あげ … やっぱりカバーステッチは便利!

2013-01-28 | とっても日常
プーさんに これまた12月から頼まれていた カジュアルウエアのパンツの裾あげをやっと済ませました

今回は ニット素材だったので 久々にフラットロックでカバーステッチで仕上げました

3本針 4本糸で頑丈にしてみました

表側には3本のミシン目が出ます



そして 裏側はちょっと複雑です



目飛びも起きずに 綺麗にできました

ミシンの軽快な音を聞いていると 何か作ってみたくなりますが まだまだ自分の好きな服作りを始める前に 頼まれたことをしなければなりません(ふぅー!)


次は なんと孫ちゃん1のペットの服作りです

ミニチュアダックスフンドですが トイロボットです

今週中には 作りたいけど 計画したことの半分もやれなくなっているこの頃です 


ノロウィルスは 私の体を丸四日 翻弄していました

トトやプーさんに うつらなかったことは幸いでした

トトの骨折手術のあとのリハビリと回復は かなり順調なようです

整形外科の先生や 理学療養士の方もびっくりしているそうです

病院から帰ってくると ご機嫌で 今週末の孫ちゃん二人の訪問を楽しみにして話題にするトトです

えーっと だから 私も頑張って 約束の服作りをしておかなければ と 焦っています 



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ノロウィルスにやられた! … コントロールできないお腹に振り回される

2013-01-25 | とっても日常
22日 夕食後から 胃につかえを感じ始めたのが始まりでした

夕食は どちらかというとあっさり系 ブリの鍋照り焼き 山芋と辛子明太子の和物 ブロッコリーと卵・ハムのサラダ 里芋・豆腐・わかめの味噌汁

プーさんの帰りを待ちながら ソファでごろーんとしていて プーさん帰宅後も食事のサービスもしてあげず そのままうつらうつら 

途中何回も目が覚めるものの 胸のつかえが取れず このつかえが取れたら きちんと寝ましょうと考えながら 夜が明けてしまいました

9時過ぎに 吐き気が強くなり 嘔吐しましたが 出てきたものは 黄色い胃液のみで 食べ物は一切見当たらず

同じようなことを数回繰り返し 胸のつかえもなくなり 午後やっと布団に入って眠る気分になれました

ところが 3時すぎに ? な感触を背中に感じて トイレに駆け込むと 大量に汚していました

それから下痢との格闘です

間に合わないというより 感覚がないのです 汚してから気がつくことを数回繰り返し 『 これは ノロウィルスにやられたかなぁ 』 と トトに電話しました

トト曰く 『 前の日に食べた生牡蠣が原因だろうね 』


仕事から帰ってきたトトは 私にアクエリアスを渡すと すぐにトイレの掃除 ( もちろん 私も便器とかは アルコールで拭く程度のことはしていましたが ) 普通の汚れ物の洗濯をし、トイレ・洗面所・台所のマット類まで洗濯し始めました

先週末手術後の抜糸をして 月曜日からリハビリを始めて 回復は順調そうだったものの まだまだ痛みはあるし 左腕をかばっています

でも 掃除となったら 臨戦態勢に入れるのか そのやることの早いこと 早いこと


トトが買ってきた夕食は 寿司でした ( プーさんと二人分 )

水曜日の夜は 背中が痛くて眠れなかったものの 腸は暴走することなく 夜があけました


症状が出て 二日目の昨日 午前中は起き上がると フラフラします

食べてないからだと思い パンとヨーグルトとアクエリアスを摂りました


夕方 トトから電話があり 体調を聞かれて 『 吐き気もないし 下痢もしていない 』 と 言うと 喜んでくれましたが トトはお腹がゆるくなっているというので 感染させた?

なのに なんと冷凍のエビグラタンと冷凍のエビドリアを買っての帰宅です

さすがに あれだけ痛めつけられた我が胃腸に エビドリアなんて 無茶だろうと思ったものの 炊飯器でおかゆを炊く気力もなく トトに進められるままに ひと皿チーンするという夕食をとったのですが

やはり まずかった

昨夜はほぼ1時間おきにトイレに駆け込むことを繰り返してしまいました


やはりお粥を炊くべきでした

妹が正月明けに同じ症状で べそをかいた電話をしてきたとき 炊飯器でもおかゆは作れるから 作ってもらいなさいと アドバイスし 水分をたっぷりとって 消化の悪いものは食べないようにと 厳しく言っていたのに
我が身に起こると なぜか 面倒だったのです

もちろん トトにだって プーさんにだって おかゆ炊いてと頼めば 作ってくれるのですが なぜか今回は そのことさえ頭をよぎらなかったのです


三日目にして ようやく半カップのお米を炊飯器にセットして お粥を炊きました

気分はもういいし 美味しくお粥を食べることができたのですが、これで また腸が暴走したら 今度こそ水分だけ補給の絶食になりそうです( トホホ  )



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ミシンを使って パンツの裾上げ …ウォーキングフットがあれば 綺麗なミシン目で縫えます

2013-01-21 | とっても日常
今年初めての針仕事は 水屋着作りで それが昨日やっと完成しました

そこで 今日は重い腰をあげて 主婦のお仕事です

昨年12月に買ったユニクロの暖パンの中の1枚 トト用の防風チノパンツは  『 裾が長いから 急がなくていいから 裾上げしておいて 』と言われていました


我が家の住人は 裾上げにお金を出すという発想はサラサラなく 裾上げは私の仕事です

洋服のお直しという作業が 苦手な私は いつも家族から再三のプッシュをされていて やっと重い腰を上げています


今回の裾上げ素材は 表は綿100% 裏はポリエステル100%の 二重織りのようなこの素材 ちょっと手ごわいものでした


まずは 糸選びです



シャッペスパンの30番糸と 14番のミシン針と 押さえは ウォーキングフットに交換しました



そして 切り取った裾部分で 試し縫い

脇の縫い代は片返しになっているので 裾上げの折り返しの部分は 三つ折りにすると9枚の布が重なっていることになります

何回か 上糸の糸調子を強めて(ボビンケースの調節をせずに 上糸の糸調子だけで調整) 9枚重なり部分も数回縫ってみました




うまく試し縫いが出来たので 裾2本をさっと縫いました

裾2本に ミシンをかけるのは5分とかからないけど 準備には小一時間かかります ( 裾をほどいて 余分をカットして 裾上げして ミシンの準備など )

この小一時間がどうも嫌 で 後手後手にする私です

このあと プーさんのパンツの裾上げも頼まれています

トトのチノパンツは 裾ラインがストレートだったので 簡単でしたが プーさんのパンツは若干裾が広めのようです

裾線を決めたあと 上げた部分の脇線を内側に縫い込んだりしたあと 手縫いでまつっていく作業となりそうです

 こちらは ヌーベル用で 直線専用ミシン用のアタッチメントです

今回は こちらを使っていますが コンピューターミシン用もあります

同じように綺麗なミシン目で縫えます

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素焼きのり … 乾燥あおさより はるかに美味しい

2013-01-20 | 買い物
近くのスーパーで見つけて 買ったものです

400円弱ぐらいです

焼き海苔となっていますが 原料は あおさのようです

あおさは すまし汁で 必ず豆腐と一緒というのが 小さい頃からの定番でした

味噌汁で食べたのは 千葉は房総に旅したときが 初めてでした

以来 たまーに あおさのみそ汁を作るようになりました


この素焼きのりは だし汁に味噌と豆腐を入れて 火を止め お椀にひと握りの素焼きのりを入れて 味噌汁を注ぐだけにしています

三つ葉や青ネギを散らしたり 柚の皮少々を入れたりして そのときの冷蔵庫の中身を入れて 目先を変えています

乾燥あおさのように 水でもみ洗いをする手間も要らず ほとんど インスタント味噌汁の感覚の手軽さで びっくりするほど 美味しい味噌汁が出来上がります


味噌汁一品作るのが億劫な時に さっと出来て しかも美味しい 私の一押しの おすすめレシピです 





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アームストラップ … 退院間近なトトさんのお買い物リクエスト

2013-01-14 | 買い物
左上腕を真っ二つに骨折して 7日に手術したトトは 最初は恐ろしく痛がって 不機嫌でしたが、 やはり日にちが薬で 日毎に痛みも和らいできました

術後二週間目に抜糸があり 退院する というのが 一般的な患者の術後の経過らしいのですが、 一週間目に退院して 戻ってきます

リハビリや抜糸は 神奈川の自宅の近くの整形外科でお願いすることになっています

肘から下は直角ぐらいに曲げていて 三角巾で吊ったあと ブレストバンドで体にぴったりと固定してあるのですが、痛くて伸ばせなかった肘も少しは動かせるようになってきたとか。

それにしても 常時三角巾で首から吊っているのが 辛いのようです

骨折の痛みやオペ後の痛みとは違う面で不自由や不満が出てきたということは ほんとに快方に向かってきているんだろうと またまた前向きに受け取る私です

そんなトトから 昨日電話で お買い物リクエストがありました

ひとつはアームストラップ というもので もう一つは防水フィルムです

アームストラップ ブルー フリ-
三角巾より 使い勝手がいいらしい
ダイヤ工業


いつも利用するマツモトキヨシに 早速行ってきました

店員さんはご存知でしたが 取り扱いしていないそうで、 アマゾンで注文することになりました

お値段は 525円 配送料無料で 配達してもらえるようです

クチコミの評判も まぁいいようです

でも 私としては 街中や乗り物の中で 三角巾で腕を吊っている人を見たら  『 あぁ骨折したのね サポートしてあげたり ぶつかったりしないように気をつけなきゃね 』と ちょっと用心してあげると思うのですが、 この見慣れないアームストラップで腕を吊っている人を見かけたら 三角巾と同じことしているとはわからず とっさの時の対応に戸惑うかなぁ というのが ちょっと気になるところです

( もちろん これからは  『 三角巾の代わりに使っているのね 腕怪我しているのね 』 と 知識が増えたので 対応も違ってくるのですが )

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トトさん手術成功する … いきは よいよい  帰りは○○○

2013-01-10 | とっても日常
7日午後 トトは折れた左腕に金属を入れて固定する手術をした

手術前は いたって気分良好で 『 パパの意識がもどったら すぐに空港へ行って 最終便にトライしなさい 』 と そんなことばかり言っていた

そして 自分で点滴スタンドを押しながら オペ室へ

私だって 『 単純に折れた骨を合わせて 金属で固定するだけだものね。 折れた部分を大きく切開するわけでは ないし。 予定より早く終わるかなぁ 』 と 軽く考えていた

整形外科医も とても簡単な手術だと 説明していたし なーんにも心配していなかった


全身麻酔と人工呼吸の準備が終わったら 手術の様子を見れるモニターのある部屋にご案内します と言われ 一人 大きな多目的ホールで待つことに

予定より15分以上遅く 手術が始まりましたと モニターのある部屋に連れて行かれた

手術の様子を見学するのは 二回目

一回目は45年前の 妹の盲腸の手術

オペの風景だけが わかり 細かいところはもちろん見えなかった

ところが 今回は目を細めたくなるほど モニター画面にリアルに映し出されている

とても正視し続ける気にはならず 持ち込んだ本を読んだり モニター画面を薄目で見たりを繰り返す

手術の方法は まず肩の筋肉を5センチほど切開し そこから金属を肘関節近くまで入れて 途中ボルトで三箇所固定する と 聞いていた

私がモニターを見始めたときは 既に肩が切開されて ガーゼで血を拭き上がら 中をこじ開けるようなことをしていた

イメージとしては ちょっと大きくなって歯神経まで達したような虫歯を いじっている感じである

大きなフォークのようなもので 切開部分を開いたり ほじったり 

 ( 気の弱いかたは 気分が悪くなるので クリックは しないで )

これは 手術が終わったあとの痛みがキツそうだなぁと 見ていて トトがほんとにかわいそうになる

パイプのようなものを切開部分に差込み その中に金属の棒を入れていく

強引に押し込んでいくのが モニターを通してもわかってくる

次は 腕にまあるい穴をあける

血を拭いたあと 指を中に入れて 骨を探しているようにも見える

まるで 物体をいじっている感じである

ボルトが入っていった

そして 肩から縫合が始まる

筋肉を縫合して 次に皮膚を縫合する

そして ボルトを入れるためにあけた穴の縫合になる

ボルトは三箇所打ち込むとの 説明があったが 一つ目の縫合が終わったら スタッフが来て モニタールーム退出となった

それから30分ほどして 担当の先生から オペ後の説明があった

レントゲンを見ながら 説明を聞く

やはり肩から肘近くまで 金属棒が入り 肩下を大きなボルトで固定 折れた下の方は 小さめのボルトが二箇所で止めてある

『 めったにないことですが 折れた骨の近くには神経があって それを挟み込んで継いでしまうと 手先や指に神経障害が起きるので その点だけが要注意です 』 と術前の説明があったが その心配もなく 『 オペは成功し トトは意識がもどったので もう少ししたら対面です 』 と言われ ホッとする


ストレッチャーでオペ室を出てきたトトさんは 顔が青ざめて 恐怖の顔していた

すぐに病室に入れられたが 私は 外で待っていてくださいと言われる

そこから すごいうめき声が始まった

痛いと大声を出しているのではない うぅーっ あぁーっ と 大声で呻くのである

各病室から 患者さんや見舞い客が 顔を次々に出してくる 

何事が起きたのだろうと 聞いた方が恐怖を覚えるような声なのだから



なのに 病室から 大声で ママ ママと 私を呼ぶ声で 看護婦さんに部屋に入れられた

大きな目を剥きながら 『 大丈夫だから 帰んなさい 』 と 言うではないか

私は予定を変更し 一晩病院で付き添うことにしたとだけ 説明し 再び廊下に出た


相変わらず大声のうめき声は 続き 担当医が来て 痛み止めの指示をしてくれた

そして 私に  『 腕のオペには 脊髄麻酔は効果がないので 使っていません。 だから全身麻酔から覚めた途端に 筋肉を切った痛みや 骨折した時の痛みが蘇って痛いのです 』 と説明があった


トトの呻き声は 麻酔が効いてくるまで 1時間以上続いた

そのあとは ウトウト そして 時間切れで 呻き出すということを朝まで 二回繰り返した

付き添いは要らないと言っていた割には 一晩中 色々と不機嫌そうに私に オーダーをかけるトトさんだった

そして 私としては理不尽とも思える(ちょっと大げさ?)トトのオーダーに 一言も逆らわずに応える 良き妻を演じてしまった


病院で一晩過ごし 8日夕方には神奈川に戻ってこられた

手術と手術後の話をプーさんにすると 

『わかる わかる パパってそんな感じだよねぇ 』 と よく 理解してくれた

しかし

『ママだって そんな感じだったよ。 暑いから 靴下脱がせて っていうから 脱がせると 5分後には 寒いから 履かせてよ とか 色々あったよ 』 と 言われてしまった


さて 一週間後には退院して 戻ってきて こちらの病院でリハビリが 始まる

肩のリハビリは 三週間後だという

またまた 痛くて 怒りっぽくなったり 不機嫌になったりするんでしょうねぇ と 無事に手術が終わると次の心配をしてしまう私である









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おひとり様の独り言 … いろんな正月があるものね ( トトさん 骨折する )

2013-01-06 | いずれは終の棲家
おひとり様の夕食って やはり侘しい 

残り物一杯の冷蔵庫 ( 作りすぎてしまった筑前煮 取り寄せた牡蠣も生では躊躇われてソテー ポタージュを作ったとき残ったベーコンとほうれん草とエリンギのソテー 紫花豆の煮もの 戻しすぎた数の子 )
楽しいことの多かった年末が一転したのは 29日の朝のこと

例えば 
クリック

プーさんが昔着た ななとこの祝着を ひぃばぁばに着せてもらった孫ちゃん1

( 鹿児島では 七草祝いをななとこいわいとよび お祓いをする )

クリック

ばぁばやじぃじと同じような服が着たいというので 子供用ツナギを買ってあげた
3人で 春に咲く球根を植えたり 苗木を植えたり

午後にはプーさんもやってくるはずで 楽しいこと一杯始まるはずだった

しかし インフルエンザに罹った妹が 帰省をキャンセルしたのが 一転のプロローグ?

28日 妹は帰鹿しなかった

ガーデニングのセンスのいい妹は 広い庭木の剪定を楽しみにしていたので その仕事は プーさんにバトンタッチさせる心づもりを トトに読まれてしまった(らしい)

トトさん 朝も早くから 脚立に乗り プロの庭師に頼み忘れていた少々高めのイヌマキの木の剪定を始めたらしい

私は孫ちゃん1と 室内にいて 剪定が始まったことさえ 知らなかった 

2メートルを超える大きな三脚脚立の上でバランスを崩したトトは 落下?

孫ちゃん1に 『じぃじが ママ ママ!って 呼んでるよ』 と 言われて 勝手口から出ると 顔をゆがめて左腕を痛そうにかばっているトトがいた

『 前日 脚立に乗って 剪定するときは 下で支えるようにと言ったのに 何回呼んでも来なかったので 一人で剪定していたら 落ちた 』 と トトさんが言う ( 私を責めている )

私は 呼ばれていることを知らなかった(聞こえなかった)のだが 痛がっているトトさんにそんなことも言えず…

病院は29日から年末年始休暇であるし 電話で確認してから 車で 整形外科へ行くことになった

歩くことも 車に乗ることも 降りることも 痛がって 痛がって 大変な状態

病院は なぜか混んでいて 整理番号39番

看護婦さんによる問診 レントゲン などが済んで やっと 診察室に呼ばれたのは 着いてから2時間以上が経過していた

ドクターは 一枚のレントゲン画像を見せながら 『 痛いでしょ!  折れています  手術が必要です 』 と 言う

しかし『 年末なので しかも 居住地でないので 居住地の病院への紹介状を書きます。 痛みどめを処方しますし 治療しますから 処置室へ 』と 体よく 追い出されてしまった ( 年末だもの… )

処置室で どんな治療をしてもらえるかと 付いていくと 看護婦さんに 売店から三角巾を買ってきてくださいと言われる

結局 トトさんの処置とは 三角巾で腕を 首から吊るだけという ほんと 素人の応急処置そのもので終わりだった ( 年末だもの … )

痛がって 椅子に座ることも出来ないトトさんを このまま連れて帰るって どうしましょ 

日頃お付き合いはないけど 同級生に医者はたくさんいるらしい

だから まず友人に電話して SOS

友人を通して 大学病院勤務の同級生から 電話をもらい 状況説明すると 『 同じ同級生の整形外科医に相談してみましょう 』 という

そして トトの骨折の状態から判断すると 『 すぐに入院してもらうのが一般的だが 地元でないことと 年末ということで そのような対応になったのでしょう 』と まず 同業者を庇う言葉があったものの

三つのプランを提案してもらった

一番ベストの方法から

1 鹿児島の整形外科 手術対応の病院にすぐに入院して その病院で手術を受ける

2 ひとまず 神奈川に帰り 病院へ行き 入院する そして手術する

3 自宅で年越しをして 病院の年末年始の休みが明けたら 神奈川に帰り 病院に行く
  手術せずに 自然治癒を待つ

ゆっくり考えてください そして1を選ぶなら 対応できる病院を探しましょう と言ってもらえた

どこで安静にするも 手術するのも 一緒だから 確実に 対応できる病院を紹介してもらえる鹿児島で入院したら と 私が言うと トトさんもあっさりと応じてくれた

そして トトさん 入院することになってしまった 

まるで2年前の再来である ( 私は 帰省中の車の中で腸閉塞を起こし 七転八倒の苦しみを味わった )

違うのは 同じく激痛でうめくほどであるものの 命に差しさわりは 今のところないこと


紹介してもらった病院でも 診察室でレントゲン写真を見ながら 説明があった

左上腕の骨の真ん中が 折れていて 隙間がはっきりと見える

さらに もう一枚の画像では 折れた骨は 骨の太さ分ずれていて 折れた骨のそれぞれの上下には骨がない

背筋が寒くなるような 画像である 

明けて4日から通常の看護体制に入るので 麻酔科の医師と担当医と4日に術前説明

7日手術と決まった

手術が骨折から1週間後というのは 骨折すると腫れるので 腫れが引かないと手術は出来ないと 同級生から説明は受けていた

三角巾で吊っているだけでは 不安定で 動くたびに激痛が走るから ブレストバンドで固定するという

ベッドの上でも 痛がっているトトだったが 不安がなくなった様子はわかった

空港から病院へ来てくれたプーさんと 孫ちゃん1と 私は プロに任せて かなりほっとして 病院を後にした

高ーい脚立から 落ちても 単純骨折だけで済んで 良かった

頭を打ったわけでもない 利き腕の右腕でもない 首を骨折したわけでもない

言葉の通じない外国旅行中の怪我でもない

さらにこの酒量の増える年末年始に 二週間以上の入院なんて トト様にとって 人生始まって以来の大型休肝日だわ

と あくまでもポジティブな発想をする 私である
















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